南紀ツアー旅② 熊野本宮大社・那智の大滝参拝

今日のスケジュールは、熊野本宮大社⇒熊野那智大社⇒熊野古道⇒那智勝浦温泉の順で巡る予定になっています。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

朝６：３０Ａｍには、本堂でお勤めが始るので、白爺たちは６時には起床して庭に出ました。
桃山時代に作られた天徳院庭園は、池の中に鶴と亀の島が造られているそうで、周りの紅葉と眺めると天下一品だそうですが、紅葉はまだ少し早いようでした。



本堂では、旅行している人の親族供養をするお経が始まりましたが、白爺たちは食事のあとはすぐに出発すると聞いていたので、近くにある金剛峯寺（こんごうぶじ）を参拝することにしました。　

高野山は、８１６年に弘法大師空海が「真言密教の根本道場」として開いて以来、１２００年以上にわたり脈々と続く信仰の山だそうです。
金剛峯寺はその高野山真言宗4000ヶ所の寺の総本山になっているのだそうです。
金剛(こんごう)峯寺(ぶじ)の名は、本来高野山全体に対する呼称でしたが、豊臣秀吉が母大政所の菩提を弔うために青巌寺を建立したので、後に高野山全体を統括する寺として金剛峯寺と称するようになったと説明書に書かれていました。

火事になったらすぐに消火に当たられるように、軒先にはいつも梯子が掛けられているそうです。
そして、屋根の上には桶が置かれていて、雨水がいつも満杯になっているそうです。
ビルのスプリンクラーのようなものですねー。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

７：０Ａｍから食事になるので、隣にある猿田彦神社の参拝もすることが出来ずに食事を済ませて７：５０Ａｍにはバスの中の人となりました。
途中９：３０Ａｍ頃、龍神街道にあるドライブインに立ち寄りましたが１１時には熊野本宮大社に到着しました。



熊野本宮大社は、熊野三山の一つで、三山の中では一番奥深いところに鎮座しているそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

全国に３８００社ある熊野神社の総本宮だそうで、参道に沿うように続く熊野古道は「蟻の熊野詣」と称されるほどおびただしい人々が歩いた信仰の道だそうです。　



１２３段の階段を登ると正面に神門、左手に拝殿がありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

拝殿の奥には１２の神様を祀る社殿があるそうで、主神は、「家津日御子大神（すさのおのみこと）」が祀られており、交通安全・家庭円満・大漁満足などを祈願するとよく効く　否失礼　ご利益があるそうです。


　　　　　　　　　　　　　　　　

境内には、神武天皇を導いた「やたがらす」が祀られていました。
漢字が出ないのでゴメンなさい。　
烏の足が３本あるのを初めて知りました。
三本足は、熊野三党（宇井・鈴木・榎本）を表しているとも言われているそうです。



熊野本宮を参拝した一行は、ここで二手に分かれました。
一方のグループは瀞峡めぐり、もう一方のグループは湯の峰温泉散策です。
白爺たちは、瀞峡は行っているので湯の峰温泉散策のグループを選びました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

散策の途中で、一袋５個入り１５０円の卵を２袋買って、湧き出ている温泉に浸けてゆで卵を作りました。
店の人は７分浸ければ温泉卵が出来ると言っていたので、その通りに守って出したのですが、割ったら半生卵で殆ど道の上に流してしまいました。
後でガイドさんに聞いたら、「普通のゆで卵を作るには２０分浸けておかなければダメだ」と教えてくれました。

　　　　　　　

ガイドさんに弁当をもらったのですが、食べる場所が見当たらないので、バスの停留所の椅子を寸借して食べました。
恒例の「乞食の宴会だなー」と笑っていたら、グループの仲間（昔の乙女）も反対側のバス停を利用して食べ始め、笑いながら顔を見合わせました。



食事が終わり散策の時間も終わると、またバスに乗って瀞峡めぐりの船着場に向いました。
暫らくすると船が帰ってきたので、それぞり所定のバスに乗り移り、次の那智山観光に出発しました。　　

　　　　　　　　　　　　　

２：５０Ｐｍには那智大滝の前に到着しました。

　　　　　　　　

この後大滝の上にある熊野那智大社まで登るので、滝の見学は早々に引き揚げるようガイドさんから指示がありましたが、何十年ぶりに見る大滝は水量も多くて、本当に荘厳な眺めでした。




ガイドさんに「ハイこれまでよ！」と急かされて、次は「熊野那智大社」を参詣することになりました。

　　　　　　　この様子は次回に・・・