鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

常用親字欄の音読み見出し語をチェックしながら遣っていたこと

2008年07月21日 | 三点セット1 漢検漢字辞典

 常用親字欄の音読み見出し語のチェックは一応最後まで済ませました。●や△も沢山付けました。次のようなことも遣っていました。19-2で出題された【不堪】が載っている不の親字欄で説明します。

1, 複数表記がある場合は、どちらかが簡単かを考える

 【不一・●不乙】(ふいつ) 一イツ(10級・表内音)と乙イツ(3級・表外音)では一の方が簡単です。どちらかが書ければいいのですから、不乙→不一と矢印を書き、不乙は、読めればよく、書けなくてもよい熟語とし、Kに×を付しました。

2, 類義語・対義語が見出し語にあるか探す

 準1級親字欄を読むときにも遣っていました。【不一・不乙】欄に、類(同義語・類義語のこと)として、不悉・不尽が載っていますので、見出し語にあるか探します。不悉は見出し語にないので、×を付けました。 ●【不尽】は、見出し語にあるので、レを付け、意味も読みました。意味欄に、不一とありますので、ここにもレをしました。また、 ●【不二】の意味欄にも、不一とあるのでこれもレをしました。不一=不乙=不尽=不二で、四つの熟語を学習しました。

3, 四字熟語を構成する二字熟語に留意する

 ● 【不壊】(ふえ)欄に、金剛不壊が載っています。金剛不壊は準1級配当で「四字熟語」の見出し語にあります。金剛ふえと問われたら書けそうですが、「ふえ」とだけ出ると、漢字が書けるどうか心許ないものです。載舟覆舟→覆舟19-1Kや鴟目虎吻→鴟目19-3Kの出題例がありますので、四字熟語を構成する二字熟語も書けるようにしたいと思っています。

4, 知っている熟語とセットで理解する

 ● 【不縁】には意味が二つ載っており、その一つに類義語【離縁】が載っています。不縁という熟語は知りませんでしたが、離縁は既知です。離縁<不縁と関連づけます。他にも、

●【不軌】>【謀反】・【反逆】
●【不辜】≒【無辜】
●【不日】(ふじつ)=近日
●【不二】(ふじ)>【唯一】・【無二】(むに)

など一杯出てきます。理解するのが精々で、とても書けそうにはありません。

5, 音読みの読み分けに留意する

 上にも例を出した●【不二】(ふじ)では、二をジと読みます。無二では二をニ(片仮名)と読むのにどうしてなのかなあと思って、二の親字欄を見ますと、ジは表外音です。二をジと読むのは、二の親字欄では

【二乗】にじょうorじじょう
【二心】にしんorじしん

の二つだけで、孰れも「に」でも「じ」でもOKです。従って、「辞典」の見出し語の中で、二を「じ」としか読まないものは、今のところ、不二しか見つかっていません。二の親字欄の下の音読み「ジ」のところに、不二のみ、他は「ニ」もOKと書きました。

 他の辞書を繙くと他にもあるのかもわかりませんが、私は、当面、「辞典」の見出し語だけを潰していこうと思っています。常用漢字の音読みが複数ある場合の読み分けは難しいものです。結局は熟語の読み癖で憶えていくしかないのでしょう。

6, 下付きの漢字の親字欄を参照する

 ● 【不予】は、楽しくないことという意味で、参考として、 「予」は、たのしむ意とあります。予にこんな意味あったかなあと思って、予の親字欄を見ると、④たのしむとあります。予に楽しむという意味があるのは初めて知りました。訓にはありませんので、「予」はたのしむ意のところに、「訓なし、意あり」と書きました。予の意味欄にも線を引きました。

 辞典学習は、色々と新しいことを学べるものです。ただ、読んでいるだけですので、書けるかは別問題です。今、がくぶんの過去問題集を解いていますが、●を付けた熟語が書けないことがあります。例えば、

ごへい(御幣をかつぐ(第15回)

 問題を沢山解いた方が語彙の増強には資するような気もしますが、私は辞典を読むのが好きだから、今後も読み続けていこうと思います。次は、以前から続けている、意味がonlyな訓の1級漢字を探そうと思います。


熟字訓の読みも過去問が9割

2008年07月18日 | 20-1(第46回)

1, 過去問からの出題

熟字訓の読みの出題が過去問から多いことは、ささきしげき様が夙に指摘されていました。「過去問情報」に拠りますと、今回の出題は、

 A 4回目(2問)
善知鳥*(うとう) 7-1Y 11-3Y 16-3Y
浮塵子*(うんか 6-3Y 12-3Y 16-2Y

B 3回目(5問)
信天翁(あほうどり6-2Y 17-2Y
海参(いりこ 6-3Y 18-1Y
香蕈*(しいたけ15-1Y 17-2Y
熨斗*(のし7-2Y 9-1Y
覆盆子*(いちご6-1Y 13-2Y

C 2回目(2問)
大口魚(たら5-2Y
皁莢*(さいかち 8-1Y

で、四字熟語の書き取りと同じく、9割は過去問からの出題です。20-1の場合、合格には、過去問既出語だけで十分でしょう。

2,「征服」には6問しか載っていない。

上記に、*を付したのが、「征服」に載っている問題です。 「征服」<過去問ですから、仕方がないのですが、どうも過去問の内、いくつかは、「征服」に載っていないものを選って出題しているような気がしてなりません。「征服」だけでは、絶対不合格と言って過言ではないでしょう。

 SIMO様のmixiでの報告(IDある方はこちら)によれば、 「征服」の熟字訓は、略7-1~15-2の過去問が載っているということですので、それ以外の過去問が出題されています。

3,「征服」以外の過去問をどうするか

 「征服」に載っている問題以外の4-1~6-3と15-3~19-3はした方がいいと思います。漢検のHPでは、平成16年版以降は、まだ販売していますが高いですよね。お上手としかいいようがありません。全部の過去問集を出すか、せめて「征服」を改訂して、新しい問題も載せてくれるといいのですが、「征服」はもう3年も改訂されていません。名前だけでも代えたら如何と思いますが、過去問集が売れ続ける限りこの状態が続くような気がしてなりません。

 「本試験型」「合格ノート」「問題と解説」などで代替できるといいのですが、特に最近の過去問はあまり載っていません。また、1級・準1級の過去問集を古本で見つけるのは可成り困難です。ガソリンも高いし、お金の節約のためには、4-1~6-3が載っている「捷径」も含め、国会図書館で閲覧複写するのがいいのでしょうね。ただ、時間はかかりそうな気がします。

4, 新出の行器(ほかい)をどうするか

 20-1で最も難問だったと思います。残り9問が過去問で、特にリピーターにとっては簡単でしたから、残り1問はとびきり難しいのを出したのでしょう。SIMO様が仰有るとおり、「ここら辺りまで範囲を広げるのはなかなか難しい」ものです。私は、現段階では、これは出来なくても仕方ないと思っています。


準1級過去問(17-3)を解く

2008年07月15日 | 参考書・問題集

 私が、準1級に合格したのは、13-1ですので、もう7年も前です。あおむし様のお勧めもあり、久し振りに準1級の問題を解いてみることにしました。準1級・1級過去問題集は、平成18年度版まで持っていますので、17-3を解きました。

1, 懐かしい問題

 解きながら、あれ、この問題、見覚えがあるなあと思いました。17-3は、daisaku様 や しのぶん様が本試験を受験され、それぞれブログで結果を公表されていたため、少しは記憶に残っていたようです。17-3の頃は、まだ、拙ブログを立ち上げておらず、お二人のブログを見て、ブログって愉しそうだなと思っておりました。従って、初見の問題ではないため割り引く必要がありますが、176点でした。

2, 間違ったところ

 準1級は、18-1から問題形式が変更になりましたので、17-3は旧式の問題です。書き取りばかり間違いました。

(五)誤字訂正

1 誤答×辺鱗→×返鱗  正答×辺鱗→○片鱗

3 堂々たる腹の碧眼の紳士が演壇に立ち、流暢な日本語で弁じ始めた。 誤答×始→×初   正答 ×腹→○

(七)書き取り 

3 靴べら(篦) ×のところを人にしてしまった。

6 てんびん ×天 ○天秤
 は1級外です。「大漢和」に拠ると、訓は、すごろくばん、ごばん、こしかけ。

11 うらや(ましい) ×羞 ○ (似ていると言えば似ているが・・。)

12 最後つうちょう ×通 ○通牒
  も1外。訓は、ゆかいた、すのこ。

(八)類義語

7 遭遇≒×蓬着 ○逢着

9 道楽≒×飽頭 ○放蕩

(九) 故事諺

1 けがの功名。 ×傷 ○怪我

3 うけに入る。×有訃 ○有卦 訃の音読みは、ケではなく、フ

(十) 文章題

1 あらかじ(め) ×了 ○ (これも似ていると言えば似ているが・・・)

7 性的がんろう物 ×{口元}弄 ○玩(or翫)弄

1級では準1級の漢字はあまり出題されないので、まあいいのですが、間違った熟語は、有卦以外は、それなりに使うものです。1級の学習ばかりしていると、日常的には使わないような熟語を沢山憶えますが、反面よく使う熟語を忘れてしまうようです。時にはまた、準1級の問題も解いてみようと思います。


四字熟語の書き取りは9割が過去問

2008年07月10日 | 20-1(第46回)

1, 8割は、3回目以上の出題

四字熟語問題で、6-1~19-3で2回以上出題されたものは、よいち様のサイトに纏められています。全部で、95個。この内、今回8個が出題されました。これで合格水準に達します。出題率は、8÷95=8%で可成り高率です。この95個(但し、春蚓秋蛇は、「四字熟語」にも「辞典」にも載っていないので出題可能性は低いと思いますが・・)を先ず憶えることが先決でしょう。

2, もう1問は18-3の出題

 過去問に今まで1回出題されたものでは、彫虫てんこく(篆刻)が出題されました。19年度過去問集に載っていますから、多くの方は学習されていたのではないでしょうか。よいち様のサイトの四字熟語+最近の過去問で9割になるのですから、20-1の場合、合格のためには四字熟語はこれで十分でしょう。

3, 新出の学習

新出は、せいせつ(井渫)不食一つです。これについては、SIMO様が仰有るように、「四字熟語」冒頭の、 「四字熟語の由来する主要成句索引」の1級四字熟語を学習するのがいいでしょうね。この点は、以前、あおむし様も実践されていました。 あおむし様によれば、全部で193個です。


準1級・常用から解ける問題

2008年07月09日 | 20-1(第46回)

(21.12.12 まこ(麻姑)搔痒 を点数に追加)

19-3 と同じように、熟字訓を除き、調べてみました。緑字は、1級漢字です。 問題の前の符号と内訳は次のとおりです。

A 狭義の三点セット(7点)
 A-1-1 1級見出し語でも書けるもの(2点)
  A-1-2 「辞典」の見出し語にある1級配当四字熟語について、準1級・常用漢字の方が出題されたもの(2点)
 A-2 過去問からの再出題(3点)

B 狭義から除外した広義の三点セットに含まれるもの(「辞典」の見出し語新出)(5点)

C 三点セット以外(2点)


1,常用漢字の読み(表外音訓) 2点

B(一)28僮僕歓び迎え、稚子門に候()つ18番と同じく、 「帰去来の辞」より)

A-2(十)刈穫(がいかく13-3Y

2.常用漢字の書き取り 4点

A-1-1(二)御前に家臣が大勢しこう(伺候or候)8-2Kしていた。
候は、読みと書き取りと両方で出題されました。こういう出題は珍しいと思います。

B(十)・・・商賈(しょうこ)職工は四方に雑散して復せきえい(隻影だも見ざるに至れり。

3.準1級漢字の書き取り 6点

A-1-2(五)まこ(麻姑)搔痒
 
9-3K 15-2Kでは1級漢字痒を含む搔痒が問われましたが、今回は、6-1Kと同じく、常用+準一級の方が問われました。

A-2(八)齟齬⇔ふんごう(吻合15-2K 17-2K

B(九)藜羹を食らう者は たいろう(大牢or太牢)の滋味を知らず。
意味等は、しのぶん様の記事参照。尚、大牢は、大纛(たいとうorだいとう)とは異なり、「だいろう」とは読まないようです。

C(十)・・と(を安んぜず、・・


4,計

 合計14点(1級配当で書けるものを除くと12点)です。18-1以降では19-2と同じく最少です。

(三)国字の書き取り
(四)語選択書き取り
(七)熟語音読み・一字訓読み

の三つの小問について、いずれも1級漢字を含んだ熟語が出ているのも19-3の傾向と同様です。

また、問題に出た漢字(全229字)を一つ一つばらばらにしてざっと数えると、

1級 131字(57%)
準1級 14字(6%)
常用 84字(37%)

です。1級 131字のうち、畳語や音訓の出題の重複分を差し引くと、出題漢字数は123字です。


準一級・常用から解ける問題の点数推移

2008年07月08日 | 目次のような記事

(21.12.12 20-1訂正等、21-2追加)

 熟字訓の読みを除きます。括弧内は、1級漢字でも書ける問題を差し引いた点数、即ち、準1級・常用でしか解けない問題の点数です。

18-1 23点(19点)
18-2 23点(15点)
18-3 18点(10点)
19-1 22点(20点)
19-2 14点
19-3 23点(21点)
20-1 14点(12点)
20-2 25点(23点)
20-3 17点(12点)
21-1 16点(14点)
21-2  26点(22点)


「三点セット」で解けない問題 [高]

2008年07月04日 | 20-1(第46回)

1、一文字音

(十) ・・人々其の と(堵)を安んぜず、徳川氏に随いて居を其の邦国に移す者あり。(出典 芳川顕正「市区改正意見書」 東京駅を計画した人なのですね)

安堵16-3K 所領安堵から類推しました。

以下は、19-2のときの纏めの順で

2, 訓が出題された漢字の音読み

(十)蹉躓(さち)
蹉は、蹉跎(歳月)、蹉跌4-1Y 14-3Kから推知可能です。
躓は、音読み見出し語はありませんが、訓読みの躓(つまず)く13-2Yが出題されていました。

3, 同訓熟語及びその訓

(七)賚賜(らいし)・賚(たま)う

賚の見出し語は、熟字訓(但し、巻末索引にはなし)の恩賚=恩頼(みたまのふゆだけです。たま(う)という訓が載っており、賚賜も、見出し語ではありませんが、「辞典」に載っています。賚は、部首が貝、音符が來。來は来(ライ)の旧字体ですから、普通に読めばいい訳です。 「学然後知不足 教然後知困」音訓問題31番にバッチリ載っています。

 なお、高得点狙いの記事については、[高]と付けることにしました。一寸、嫌みかもわかりませんので、ご意見があればどうぞ。


「三点セット」広義で195点、狭義で183点取れる

2008年07月04日 | 20-1(第46回)

(21.10.18 19-3の点数変更)

 19-3 と同様、「三点セット」からの出題数を調べました。

A 狭義の三点セットで解答できるもの

1,「辞典」の1級見出し語、索引にある熟字訓の読み、1級国字 160点(80%) cf.19-3 148点

(四)語選択書き取りは、全て1級見出し語からの出題です。

2,「辞典」の1級見出し語にはないが、他の1級漢字の見出し語から推知可能な読み 6点(累計166点) cf.19-3 154点

 出題熟語について、茶色字は、見出し語以外の小さな活字で「辞典」に載っている熟語です。←の右側が、見出し語です。緑字は、問われた1級漢字が下付です。

(一)
4 黔黎(けんれい黔首7-2Y 、黔突10-2Y・12-3Y、黔驢の技、黎元=黎首=黎庶=黎民、黎明11-3K 14-3K 16-2K
20 酒醴(しゅれい醴水の交わり、醴泉

(七)
3 佩剣(はいけん)17-1Y←佩玉、佩帯<帯佩、佩楯、佩刀、佩服>佩用、感佩、玉佩

(十)
イ 笞罰(ちばつ笞刑、笞杖、笞撻18-1Y、鞭笞
カ 訥朴(とつぼく訥言敏行、訥訥、訥弁、剛毅朴訥6-1K、木訥=朴訥16-2K
ク 珍卉ちんき花卉17-1Y

3,「四字熟語」の1級見出し語、「四字熟語」の1級見出し語から推知可能な問題 11点(累計177点) cf19-3 165点

(一)大纛(たいとう・だいとう高牙大纛

(五) の四字熟語問題の内、「辞典」の見出し語にあるのは、7つで残りの3つ(6点分)は、「四字熟語」の見出し語から、意味も2問(4点分)あるのは19-3と全く同じです

しょうふう(嘯風)弄月6-2K 7-2K
へいしょく(秉燭)夜遊9-2K 13-3K 14-3K
せいせつ(井渫)不食

4,上記1~3にはないが、過去問からの出題、及び過去問から推知できる読み問題 6点(累計183点)

(一)
8 提撕ていせいorていぜい15-1Y 18-1Y 
18 雲は心なくして以て岫(しゅう)を出でたり14-1Y(出典 陶淵明「帰去来の辞」
19 噴嚔(ふんてい打嚔8-1Y

(八)齟齬⇔ふんごう(吻合15-2K 17-2K

(十) エ 刈穫(がいかく)13-3Y

小問毎の、

1(「辞典」の見出し語)+2(「辞典」の見出し語から推知可)+3(「四字熟語」の見出し語)+4(過去問)

の内訳は次のとおりです。括弧は、狭義の「三点セット」からは解けない分です。

(一)23+2+1+3=29点/30点(1点)
(二)26+0+0+0=26点/30点(4点)
(三)10+0+0+0=10点/10点
(四)10+0+0+0=10点/10点
(五)20+0+10+0=30点/30点
(六)9+0+0+0=9点/10点(1点)
(七)7+1+0+0=8点/10点(2点)
(八)18+0+0+2=20点/20点
(九)18+0+0+0=18点/20点(2点)
(十)19+3+0+1=23点/30点(7点)

B 広義の三点セットで解答できるもの 12点(累計195点)

1,「辞典」の見出し語にある熟字訓の書き取り(2点)
(二) 髪に桜の小枝をかざ(挿頭)した

2.「辞典」の見出し語にはあるが、索引にない熟字訓の読み(1点)
(六) 行器(ほかい)

3,準1級・常用の見出し語新出(5点)
(一)候()つ
(九)たいろう(大牢太牢 
(十)せきえい(隻影

4.二字畳語見出し語新出(2点)
(十)ぎぎ(巍巍魏魏

5,植物名見出し語新出
(二)あおかび(青黴

あおかび(青黴は、見出し語にはありませんが、あお+かびと二文字で書くことは瞭らかです。青は常用漢字ですし、かび()】は、見出し語にありますので、これは、見出し語ありとしていいでしょう。

 「三点セット」からの出題頻度は、広義でも19-3と比較して1点増えただけです。ただ、19-3より随分易しく感じるのは、過去問の出題頻度が増えたため、既知の問題が多いからでしょう。