(20.11.15 過去問未出はA→Bへ修正)
準1級、常用の漢字で解ける問題の出題頻度です。( )内をドラッグすれば、答えが出ます。問題の前の符号は次のとおりです。
A 狭義の三点セット (13点)
A-1 1級の見出し語で書けるもの(4点)
A-4 過去問からの再出題(9点)
B 広義の三点セット(準1級・常用だけで構成される見出し語新出)(8点)
C 広義の三点セットでも解けないもの(2点)
1, 常用漢字の読み(いずれも表外訓) 3点
(一) Aー4原(たず)ねて15-1Y
(十)
Aー4備(つぶさ)に16-3Y
B信(まこと)に
2.常用漢字の書き取り(表外訓と対義語・類義語) 6点
(二) Aー1かたじけな(辱)い。1級配当だと、(忝い)7-1Y,10-2K,15-3K
(八)
B卑俗⇔とが(都雅)
Aー4逡巡≒ちぎ(遅疑)16-2K
3 準1級漢字の読み 2点
(一)B 竈煙(そうえん)
(十)Aー4 銀屑(ぎんせつ)←屑屑6-2K,屑然8-3Y
4 準1級漢字の書き取り 12点
(二)Aー4 かつら(桂)籠 15-3K
(二)Aー1 えんじ(燕脂) 1級配当だと、(臙脂)9-1K
(八)Aー4 安泰⇔きたい(危殆)9-2K
(十)
Bえいごう(永劫)
Bしゃくじょう(錫杖)
Cひ(緋)を纈りたる夕陽
なお、熟字訓・当て字は、準1級・常用漢字だけで構成されているものが結構ありますが、準1級では、出題範囲ではあるのですが、あまり勉強しないでしょうから除外しました。若し、1級を射程に入れて、準1級や2級を勉強するのであれば、時間があれば、熟字訓も勉強しておくと、1級のときに少しは楽になります。
上記のとおり、合計23点分です。この内、4点分は、1級漢字でも解答できます。私も「かたじけない」は1級漢字で解答しました。ただ、19点分即ち約1割の問題は、準1級・常用でしか解答できません。1割と言えば、小問1つ分です。
また、上記は、問題毎に数えましたが、問題に出た漢字を一つ一つばらばらにしてざっと数える(熟字訓・当て字も含めました)と、 1級 122字 準1級 16字 常用 75字で、準1級+常用は、91字となります。従って、全部で213字の内、43%は、準1級・常用の読み書きということになります。
従って、1級勉強の際、準1級・常用は蔑ろには出来ません。と書きましたが、1級漢字の学習を優先すべきと思います。
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