漢検道

あおむしのヨチヨチ漢字道。

18年度第2回

2006-10-29 22:28:40 | 日記
 試験の結果の前に、結局「完全征服」あおむし編は、故事・諺が76個、文章題が470個までの書き出し。 そして四字熟語の訓読体がある1級配当のものを193個(これは完成)してからの受験となりました。

 今回は今までで一番プレッシャーを、それも試験会場の自分の席に着いてから感じた。 一気にきました。 ミク仲間が注目していると思うと相当緊張しました。 なんか、楽しくなかった。 なんか、受かって当然みたいな周りの目が凄く嫌だった。 これで落ちたらどうするんだろうか? そんな不安で一杯になった。 そう、自信喪失である。 というのも充分な準備が出来なかったから。 「完全征服」あおむし編が思うように出来なかったからだ。

 直前対策として「完全征服」(本物)現在の傾向になった14-3からの11回分の過去問を解いた。 4,000問程だったが、それでもこれはこれでよかったと思う。
正答率もそれなりだったので。

 でも本当に中途半端な状態での受験。 次回に繰越したものが余りにも多すぎて自身の中ではかなり不本意であった。

 実際の結果をこれからここに記録するが、 今回はこれで良しとするしかないだろう。 率直に言って、ホント、1級は難しい! ・・・これを難しいと感じているようではまだまだ実力不足と言わざるをえない。 もう一歩先へ行くためにはやはり先ず、「完全征服」あおむし編の完成とそのINPUTが先決なのだ。 それで実際の試験に臨んでみて次なる課題を模索したい。 その過渡期。

 では、発表!

1.読み 28/30点 2問不正解。 よくやった方です。 前回21点だし。
2.書取り 30/30点 満点。 今回は書取り簡単でした。 
3.国字 10/10点 ここは3回連続満点。 というか当然でしょう。
4.語選択 10/10点 満点 初めて満点。 でも簡単だったから。
5.四字熟語 30/30点 満点。 ここ自作問題から沢山出た!
6.熟字訓  9/10点 馬陸をやつでと書きました。ダメ?
7.熟語・訓 9/10点 ここ頑張ったんだけどね。 やっぱりダメだった。
8.対義語・類義語 14/20点 ・・・あかんわぁ。 どないしよ。
9.故事・諺  20/20点 ここも多分3回連続満点です。 
10.文章題 23/30点 やっぱり落とした。 今までで最低点かもです。

合計 183/200点 91.5% 

ぇ? こんなに取れてるん? といった感じです。 本試験でこの得点、それも1級ならまずまずかなぁ。 でもやっぱり自作問題を完成させていたらもう少し伸びるかもと思うとあんまり嬉しくないあおむしでした。 ・・・どこまで貪欲なんだ?

 実は今回170点以上を目標としていました。 前回が166点、初回が163点だったから。 なんかそれを考えると飛躍的に得点上がってる気がしますが、結果は郵送されるまでわかりません。 合格はしてるでしょう。 きっと。 うん。 ほぼ絶対。 余裕で。 でも満足できないのは?

 今回はやっぱり辞典学習がよかった。 熟語・訓読みは実は辞典から1,616頁捲って問題を作成できた唯一の分野。でも9/10点だった。 勿論間違ったやつも入ってました。 でも間違ってるし・・・。 ね。INPUT出来てないでしょ? 作成しただけではダメなんです。

 次に四字熟語。 今回過去問との重複が低く感じました。 要は新出。 実力者の方はものともしないのでしょう。 でもあおむしはダメ。で、今回は漢検四字熟語辞典の1級配当のものを全て(1,155個)書き出しました。 読み方と熟語だけどね。 それよりも大きかったのは訓読体が補説にある1級配当193個かもしれない。
 最初の得隴望蜀は、隴を得て蜀を望む、があおむし編141番にありました。 これは覚えてた。

また、PC2回落ちた。 で、熟字訓なのだが、馬陸をやつでって書いたけど、標準解答はやすでって書いてある。 やつでじゃだめなん? あおむしずっとやつでだと思ってたよぉぉ。

 今回は類義語がボロボロ。 対義語は満点。でも類義語は4点。それ以外は正しい漢字なんだけど、意味よくわかってないからだろうね、順番がぐちゃぐちゃ。
 実は一番今後の対策で悩んでいるのがこの対義語・類義語、そして文章題です。
文章題も今までの1級受験中最低点だったように思う。 そして中途半端にしか出来ていなかった所です。 やったものがそのまま試験に出ます。

 ただ、やっぱり殆ど毎日学習し続けてきたのは大きいかもしれません。 それも読み書きに特化した対策です。 あと数年はしますが。 というわけで今回の漢検1級のお話はこれでおしまい。 今後は過去問との重複分析を少しして、またコツコツ「完全征服」あおむし編の作成をしていきます。

 準1級以下の復習はそれからかな。 だから今年は次回1級に向けて頑張るつもり。