(21.11.29 *追加)
21-2直前の正答率 50/71=70%
[さいじ]
×瑣砕さいじ(細膩)四(1)20-3K あ 「じ」の右側を戈にしてしまった。
×(広)煩言さいじ(砕辞)四(2) ×事
○(広)さいじ(細事)にこだわる(「辞典」)
×(広)俳諧さいじ(歳時)記(「辞典」)
は、「新字源」には、「さい」の正解字の異体字として掲載されているが、「辞典」にも「必携」にも載っていないため、採点基準[1](2)からすると間違い。唯、1級配当には、の音符字、噦・穢があり、これとの書き分けが難しい。も許容字体として欲しいと思います。
[さた]
○さた(蹉跎)歳月 四(1)あ
×(広)消息≒さた(沙汰)
[しこう]
○(広)養って愛せざるは之を しこう(豕交)するなり(「孟子」) 合9-6K←しこう(豕交)獣畜 四(1)
○御前に家臣が大勢しこう(伺候or祗候)していた。8-2K、20-1K
○かゆ(粥)と野菜を少し許り、牛乳二合ほどつとめてのみます、すべて栄養上の しこう(嗜好)はありませんと(このみ と注記有り 木村芥舟「福沢先生を憶う」)6-3K 20-1K 問104頁K
○(広)しこう(恣行)とは、ほしいままにおこなうこと 問104頁K
×(広)しこう(四荒)八極 四(4)
×(広)子として奉公はしこう(至孝)のつとめ也(「貞享版沙石集」)
○(広)しこう(至高)の域に達する(「辞典」)
×(広)しこう(至公)至平 四(4)
○(広)ボランティアしこう(志向)の学生が増えている(「辞典」)
○(広)しこう(私行)を暴く(「辞典」)
○(広)しこう(思考)力の低下が著しい(「辞典」)
○(広)しこう(指向)性アンテナ(「辞典」)
○(広)憲法を しこう(施行)する(「辞典」)
○(広)道路工事を しこう(施工)する(「辞典」)
○(広)定期的に しこう(歯垢)を取る
○(広)しこう(試行)錯誤 四(3)
[しと]
○進みて しと(仕途or仕塗)に入るに及びては、軒冕の栄頓に其の志気を蕩かし 20-3K
○(広)平和の しと(使徒)(「辞典」)
○(広)税金の しと(使途)に不明な点がある(「辞典」)
○僧侶≒しと(緇徒)
[しゅじゅ]
×しゅじゅ(珠襦)玉匣 四(1) あ ×繻 需の音符字の書き分けも難しい。
○しゅじゅ(侏儒)の言葉
○(広)しゅじゅ(種種)雑多 四(5)
[しょうじん]
○(広)盾の形は望の夜の月の如く丸い。・・鋲の輪の内側は四寸ばかりの円を画して しょうじん(匠人)の巧を尽くしたる唐草が彫り付けてある。(出典 漱石「幻影の盾」)合9-7K
○(広)しょうじん(精進)落とし
○(広)しょうじん(精進)料理
×(広)勇猛しょうじん(精進)四(4)
○(広)しょうじん(精進)潔斎 四(2)
○(広)しょうじん(小人)閑居 四(2)
○(広)しょうじん(小人)之勇 四(J1)
○(広)暗箭しょうじん(傷人)四(J1)
[しょうしょう]
×禍は しょうしょう(蕭牆)の中より起こる 本3-11-8K
○風は しょうしょう(蕭蕭)として易水寒し(史記「刺客列伝」)4-1K
○(広)しょうしょう(少少)お待ち下さい(「辞典」)
×(広)風雨しょうしょう(瀟瀟)(「辞典」)
○(広)しょうしょう(悄悄)と帰路につく(「辞典」)
○(広)服装から何から、誰が見ても硬派中の しょうしょう(鏘鏘)たるものである (ソウソウとも読む)(鴎外「ヰタ・セクスアリス」)
×(広)王侯しょうしょう(将相)四(2)
[しょうぜん]
×毛骨しょうぜん(悚然or竦然) 四(1) あ
○孤影しょうぜん(悄然)四(1)
○環堵しょうぜん(蕭然)四(1)
○茅堵しょうぜん(蕭然)四(1)
×(広)此の国しょうぜん(承前)の例と為して(「将門記」)
×(広)その霊は生る時よりも しょうぜん(昭然)としてその墓十里荊棘を生ぜず( 「北越雪譜」二・三)
×離れ小島かと思ふに似ず、しょうぜん(聳然)として潮を吹くは、鯨の孤り出て遊ぶにぞありける(坪内逍遙「内地雑居未来之夢」)
○(広)号鈴しょうぜん(鏘然)として護門の狗吠旅亭に聞え 「そうぜん」とも読む(「花柳春話」リットン原作 織田純一郎訳)
[しょうち]
○しょうち(勝地)本来定主無し 21-1K
○(広)しょうち(小知or小智)は菩提の妨げ
○(広)部下を しょうち(召致)する。(「辞典」)
○(広)オリンピックの しょうち(招致)合戦(「辞典」)
○(広)ご依頼の件は しょうち(承知)致しました。(「辞典」)
[ぜいせい]
○後悔ぜいせい(噬臍)四(1)あ
○(広)ぜいせい(税制)改革(「辞典」)
[せっき]
○せっき(積毀)骨を銷す。20-3K
○入り日≒せっき(夕暉)
×(広)唐土に巫山あり。雲髻せっき(雪肌)のすめる処ときく(洒落本、「廻覧奇談深淵情」 羅廓島之記)
×(広)二十四せっき(節気)
×(広)年末≒せっき(節季)
[せんけつ]
○(広)大便検査で せんけつ(潜血)が認められた 本3-11-6K
×生臭い血を せんけつ(羶血)という 本3-11-6K
○せんけつ(鮮血)淋漓 四(1)
○甘井せんけつ(先竭)四(1)
○(広)せんけつ(先決)問題(「辞典」)
○(広)独断せんけつ(専決)
×(広)短褐せんけつ(穿結)四(J1)
*[せんそ]
せんそ(吮疽)之仁 四(1)19-1Y あ
若し幼主の君せんそ(践祚)ある時は、摂政先ず是を受けて、御治世の始めに必ず君に授け奉る( 「太平記」一三 龍馬進奏事)12-2
蟾蜍眉間白汁、之をせんそ(蟾酥)と謂う(「和漢三才図会」五四)
平成21年8月18日より記す