鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

【21-1】準1級・常用から解ける問題

2009年09月23日 | 21-1(第49回)~21-3(第51回)

今までの目次は→こちら

 従前と同じく、(六)熟字訓・当て字を除き、調べてみました。なお、問題の前の符号は、次の分類のとおりです。

A 狭義の三点セット (6点)
 A-1 1級漢字で書けるもの(2点) 1級漢字は緑字で付記しました。
 A-4 過去問からの再出題(4点)

B 広義の三点セット(6点)
 B-1 準1級・常用だけで構成される見出し語新出(2点)
 B-2 準1級~5級四字熟語(4点) 

C 三点セットで解けないもの(4点)。


1.常用漢字の書き取り 8点

Bー2(五)やろう(夜郎)自大 意味もあり
C(九)しょうち(勝地本来定主無し
A-1(十)かたじけな(or)くも 10-2K 15-3K 18-1K

2.準1級漢字の書き取り 8点

Aー4(二)のみ(の息も天に上がる。6-3K 7-2K 15-1K
Bー1(八)逸品≒ゆうぶつ(尤物
A―4(九) ちちゅ(蜘蛛が網を張りて鳳凰を待つ 17-1K
C(十)ほんち(奔馳

合計で16点分(1級で書けるものを除くと14点)です。18-1以降では、12~25点分出題されていますから、今回は、平均より少し少なかったものです。熟字訓を除いて、176点分が、1級漢字を含む単熟語が出題されていますので、1級漢字を含む単熟語を中心に学習されるのが効率的と思われます。

 尚準1級・常用だけの読み問題が1問も出題されなかったのは、19-2以来です。

(一)読み
(三)国字書き取り
(四)語選択書き取り
(七)熟語音読み・一字訓読み

の四つの小問は、いずれも1級漢字を含んだ単熟語が出題されています



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