鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

準1級過去問(17-3)を解く

2008年07月15日 | 参考書・問題集

 私が、準1級に合格したのは、13-1ですので、もう7年も前です。あおむし様のお勧めもあり、久し振りに準1級の問題を解いてみることにしました。準1級・1級過去問題集は、平成18年度版まで持っていますので、17-3を解きました。

1, 懐かしい問題

 解きながら、あれ、この問題、見覚えがあるなあと思いました。17-3は、daisaku様 や しのぶん様が本試験を受験され、それぞれブログで結果を公表されていたため、少しは記憶に残っていたようです。17-3の頃は、まだ、拙ブログを立ち上げておらず、お二人のブログを見て、ブログって愉しそうだなと思っておりました。従って、初見の問題ではないため割り引く必要がありますが、176点でした。

2, 間違ったところ

 準1級は、18-1から問題形式が変更になりましたので、17-3は旧式の問題です。書き取りばかり間違いました。

(五)誤字訂正

1 誤答×辺鱗→×返鱗  正答×辺鱗→○片鱗

3 堂々たる腹の碧眼の紳士が演壇に立ち、流暢な日本語で弁じ始めた。 誤答×始→×初   正答 ×腹→○

(七)書き取り 

3 靴べら(篦) ×のところを人にしてしまった。

6 てんびん ×天 ○天秤
 は1級外です。「大漢和」に拠ると、訓は、すごろくばん、ごばん、こしかけ。

11 うらや(ましい) ×羞 ○ (似ていると言えば似ているが・・。)

12 最後つうちょう ×通 ○通牒
  も1外。訓は、ゆかいた、すのこ。

(八)類義語

7 遭遇≒×蓬着 ○逢着

9 道楽≒×飽頭 ○放蕩

(九) 故事諺

1 けがの功名。 ×傷 ○怪我

3 うけに入る。×有訃 ○有卦 訃の音読みは、ケではなく、フ

(十) 文章題

1 あらかじ(め) ×了 ○ (これも似ていると言えば似ているが・・・)

7 性的がんろう物 ×{口元}弄 ○玩(or翫)弄

1級では準1級の漢字はあまり出題されないので、まあいいのですが、間違った熟語は、有卦以外は、それなりに使うものです。1級の学習ばかりしていると、日常的には使わないような熟語を沢山憶えますが、反面よく使う熟語を忘れてしまうようです。時にはまた、準1級の問題も解いてみようと思います。



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