鵝鴨(がおう)起ち赤幟奔る(16頁20番 11-1Y)。
出游して田野桑柘(そうしゃ)の間を泛観す(20頁14番12-3Y)。
徐に摺扇(しょうせん)を開き、うちあおいだ(20頁17番 13-1Y)。
が孰れも読めませんでした。鴨、柘、摺は準1級です。
甲(コウ、カン)→鴨(オウ)
石(セキ、シャク、コク、ジャク)→柘(シャ)
習(シュウ、ジュウ)→摺(ショウ)
といずれも音符の読みが変化します。こういうのが出題されやすく、間違いやすいものです。
鵝鴨、桑柘、摺扇は、いずれも「辞典」の見出し語にはなっておらず、他の見出し語からも読みは推知できません。鴨(オウ)、柘(シャ)、摺(ショウ)は、「辞典」の音読みにはあるのですが、いずれも音読みの見出し語がありません。鴨(オウ)については、下付語の内、家鴨だけは見出し語にありますが、見出し語の読みは、あひるだけです。鴨の下付き欄には、家鴨(カオウ、あひる)とありますが、見出し語の読みにカオウはありませんので、カオウは憶えなくてもいいとしていました。また、柘、摺は、見出し語は、訓読みと熟字訓だけで、音熟語は載っていません。従って、いずれの音も憶えなくてもいいとして括弧で括っていましたので、まあ読めなくても仕方がないのです。
ただ、 「辞典」にある音訓について、見出し語になくても、過去問に出題されたものは、見出し語と同様に扱う方針ですので、消し護謨で括弧を消し、鵝鴨、桑柘、摺扇を「辞典」に書き込みました。こんなややこしいことをせずに、「辞典」の音訓を全部憶えればいいのですが、私にはとても憶えられそうにありません。それと、憶えないとかやっぱり憶えるとか、記憶の抽斗を入れ替えした方が記憶の定着に資するように思います。
最近、準1級の読みは其程出題されません(18-1は2問、18-2は1問、18-3も1問)ですので、其程重点を置く必要はありません。でも、1級をやっていて、準1級漢字が読めないのも癪ですから、この機会に憶えておこうと思います。