空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

5月13日(月)の稽古

2013-05-14 11:19:52 | 空手 稽古日誌

◎ 本部道場 レディースクラス
 補強、基本稽古、移動稽古、ミット稽古、約束組手、型
 ミット稽古は後ろ回し蹴り。約束組手は中段前蹴りの受け返し。型は「平安そのⅣ」を実施

◎ 本部道場 ジュニア初級者クラス
 基本稽古、型、ミット稽古、約束組手、ガンダム
 型は、オレンジ帯以上はY参段が指導して「太極そのⅠ」と「太極そのⅢ」、白帯は私が指導して「追い突きの型」を実施
 ミット稽古は下段回し蹴りを、約束組手は下段回し蹴りの受け返しを実施
 最後は私とY参段が相手をしてガンダムを1分×1セット

◎ 本部道場 ジュニア上級者・一般合同クラス
 補強、基本稽古、ミット稽古、型、型分解、ミット稽古or 型
 ミット稽古は、前屈立ち下段払い、後屈立ち内受け、騎馬立ち下段払いを実施
 型は「平安そのⅢ」を、型分解は「平安そのⅢ」の第1~第2動作(相手の右上段追い突きを体裁きしつつ左内受け、続いて相手の左中段逆突きを内受けした左手で下段払いしつつ即右裏拳顔面打ち)を実施
 最後は、型稽古希望者は私が指導して「撃砕小」を、ミット稽古希望者はY参段が指導して視覚反応ミットを、それぞれ実施

 空手を指導していて、いつも思うのが基本稽古の重要性です。もともと「基本稽古」や「移動稽古」は「型」の動きの一部を取り出して作られたものですので、「基本稽古」や「移動稽古」は、実は「型」の一部を稽古しているということなのです。
 当たり前のことですが、威力のある技を出すためには、全身の力をいかに部位に伝えるかが重要です。突き技を例にとると、手先だけの突きには威力はありません。空手を経験した方なら、「腰で突け」とか「脚で突け」と言われたことがあると思いますが、脚から腰、腰から肩、肩から拳と、下半身から上半身に力を流れるように伝えることで、初めて拳に力が伝わり、威力が出るのです。
 「基本稽古」は、その力の流れを作る、重要な稽古なのです。そのことを理解せず、ただ漫然と手足を動かしているだけでは、基本稽古のうわべをなぞっているだけで、真の基本稽古とは言えません。
 空手の強さとは、基本稽古、移動稽古、型稽古を通じて身体を練り、技を練り、型分解、約束組手、自由組手の稽古を通じて技の使い方を学ぶことで、初めて身につくものだと思います。
 道場生の皆には、ぜひこのことをしっかりと頭に入れて、日々精進してもらいたいと思います。

コメント
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