空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

鳶が鷹を生む

2021-07-23 22:10:34 | 日記・エッセイ・コラム
今年5月、丸善出版より出版された、「科学史事典」の一項目「脳と人の死」を長女が執筆しました。一項目、わずか2ページとはいえ、事典を執筆するなんて、「わが娘ながら凄い!」と感嘆しています。

長女は、新潟高校卒業後、東京大学に進学し、東京大学卒業後は、研究者としての道を志し、現在、東京大学大学院博士課程に籍を置くかたわら、早稲田大学研究員として、研究者としての道を歩んでいます。

また、空手では、高校時代の三年間、極真館の「全日本青少年大会 型競技 高校生女子の部」を三連覇し、「全日本型競技大会 一般女子の部」にも同時出場して準優勝、第3位入賞という実績を残しました。

私のような人間から、こんな文武両道の凄い娘が生まれるなんて、まさに「鳶が鷹を生む」の典型で不思議でなりませんが、「好きなことには徹底してのめり込む」という点では、似たもの親子なのかな、と勝手に思っております(^◇^;)

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術後三年

2021-07-23 11:55:33 | 日記・エッセイ・コラム
7月18日、胃がんによる胃の全摘手術から三年が過ぎました。

定期的に検診を受けていますが、今のところ再発は見られずにいます。

ただ、高血圧、高尿酸で投薬を受け、また、先日のブログに記載したように、人間ドックで貧血や肝機能異常を指摘されたりしており、決して健康体とは言い難い身体ではあります…(^_^;)

食事に関しては、少量ですぐに満腹感を感じてしまい、あまり量を食べられずにいます。そのせいでしょうか、昨年より少し体重は落ちてしまいました。ただ、アルコール類だけはどんどん飲めるようになっていますが…(^_^;)

稽古に関しては、週4日、10コマのクラスを指導しています。
還暦を迎え、正直体力的にキツいなと感じることも少なくありませんが、稽古指導は私にとって、全責任を負ってあたらなければならない大切な仕事ですので、弱音を吐くわけにはいきません。
また、当然ですが自身の修行も怠るわけには行きません。これからも、稽古指導と並行して精進していく覚悟です。

先日、私のように胃がんで胃の摘出手術を受けたという空手家の方から、「先生のブログを読んで勇気をいただきました。」というご連絡をいただきました。「闘病記」と題して、胃がんの告知を受けてから、手術を受け、退院してからの生活までを4回に分けて綴ったブログを読んでくださったようです。(興味のある方はこちらから「闘病記その1」「闘病記その2」「闘病記その3」「闘病記その4」)

私のような者の拙いブログでも、人様のお役にたつことが出来たなんて、望外の喜びです。

術後三年の身体。術後すぐの頃は、娘たちに「鶏ガラ」と言われるほど痩せ細っていましたが、ここまで回復しました。


体脂肪率、一桁達成!
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三回忌

2021-07-23 11:18:00 | 日記・エッセイ・コラム
亡妻の61回目の誕生日の翌日、亡母の三回忌を迎えました。

昨年は、新型コロナで一周忌の法要を行えませんでしたが、今年の三回忌も、まだ法要を行えるような状況ではないと判断し、亡母には申し訳ありませんでしたが、三回忌の法要も行わないこととしました。

ただ、この日は菩提寺の僧侶の方が、毎月の月参りに来てくださる日でもあったため、お願いして月参りの際に三回忌のお経を上げていただくことにしました。

母の妹に当たる叔母2人も来てくださることになり、私と長男を含めた4人で、お寺様にお経を上げていただき、母の冥福を祈りました。

この日は、午前と夜に稽古指導があり、お墓参りに行く時間が取れなかったため、翌日、お墓参りに赴き、あらためて墓前で母の冥福を祈るとともに、これまでの感謝の気持ちを伝えました。お母さん、ありがとう。

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亡妻 誕生日

2021-07-22 23:07:53 | 日記・エッセイ・コラム
7月中旬、亡妻の61回目の誕生日を迎えました。私、亡妻の誕生日は、毎年必ずお祝いしようと決めています。

昨年記したように、亡妻は屁理屈をこねて「61歳じゃなくて39歳!」と言うのかな?(笑)

夜、亡妻と長男と3人で、誕生日をお祝いして乾杯しました。孝子、お誕生日おめでとう!

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十段

2021-07-14 23:14:14 | 空手 エッセイ
「2021組手競技錬成大会」の席上、空手道新武会 羽賀友信会長に対し、長年の御指導と空手道を通じた生き方を体現され、武道家の範を示されているその御姿に感謝と敬意を込め、空手道新武会師範一同から、新武会の段位の最高位である「新武会空手道 十段」を贈らせていただきました。

段位については、様々な考え方があると思いますが、新武会では、段位というものは、単に技量が優れているだけではなく、人格・技量・人間性といった、人としての総合力「人間力」とでもいうべきもので判断すべきで、特に六段以上の高段位は、空手の技量はもちろんのこと、それ以上に、人格・人間性といった、「人間力」に重きを置くべきだと考えています。

羽賀会長は、大学時代、本格的に空手を修行し、20代の頃、イスラエルの地で軍人や国境警察官に空手を指導、帰国後、その技量と人間性に魅せられた、故 泉館幸久 初代代表師範はじめ、私や小野里副代表師範らからの、「是非、ご指導を!」という願いを快く引き受けてくださり、平成元年から、長岡市で空手道の指導を開始してくださいました。

その後、平成5年に「空手道新武会」という組織を発足され、熱心にご指導くださいましたが、新武会発足から数年後、空手以外のお仕事が忙しくなったこともあり、「もう教えることはない。後は君たちの力でがんばりなさい。」と仰り、私たちに指導を任せるようになり、ご自身は「新武会会長」として、陰に陽に新武会を見守り、応援してくださるようになりました。

羽賀会長は現在、「長岡市国際交流センター」センター長はじめ、様々な公的な仕事に携わり、地域社会に貢献されておりますが、その生き方の背骨には常に空手があり、空手家、武道家は、修行によって得た人生観をどのように活かすのか、を、文字通り体現されております。その御姿は、我々弟子たちに、単なる空手の技術を超えた、「空手家、武道家としての生き方」を、身をもってご指導くださっているのだ、と思えてなりません。

私自身は、未熟で何の才能もないちっぽけな人間で、空手以外の分野での社会貢献など、及びもつきませんが、自身に出来ること、すなわち、いくら歳を取ろうとも、自身の修行を怠らず、そして、羽賀会長からご指導いただいた空手道の技術と精神を次代の皆さんに伝えていく、そのことに全身全霊で臨み、羽賀会長の弟子として恥ずかしくない生き方をして行く、その覚悟を持って、これからも歩んで行きたいと思っています。

師範を代表し、私から羽賀会長に賞状と黒帯を贈呈


羽賀会長に空手着に着替えていただき、記念撮影


左から 小野里副代表師範、羽賀会長、私


長男と


組手競技錬成大会に協力してくれた黒帯一同と


空手道新武会ホームページ
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