国際壮年大会には、K参段、S弐段の2名が出場しました。
K参段は、過去に準優勝や三位入賞の実績があり、今大会は頂点を目指して、46歳~50歳軽量級に出場しました。
K参段は、銀行の支店長という多忙な環境の中、週1~2回の道場稽古を欠かさず、また、道場に来られない日は自主トレに励み、大会に備えてきました。
初戦は、相手選手の欠場により不戦勝、2回戦は、前に前に出てくる相手を、上手く回り込みながら手数を出し、時折得意の後ろ蹴りを決めて判定勝ち、続く準決勝、右下段蹴りの蹴り合いとなった試合を相手の蹴りはしっかりスネ受けでブロックし、自身の蹴りはしっかり当てるという教科書どおりの組手で勝利し、決勝に進出しました。
決勝戦は、序盤から中盤にかけ、相手選手の左の下段蹴りを受けきれずにもらってしまう場面が見られ、終盤では疲れが見え、相手選手の前へ前へ出てくる組手に抗しきれず、下がってしまう場面が多く、判定で敗れました。
準優勝という成績は、素晴らしいと思います。しかし、本人は納得していないでしょう。
今大会のK参段は、以前の大会よりも受け技の進歩が見られました。ただ、まだ身体で受けてしまう場面も少なくなく、さらに受け技の技術を高めてほしいと思います。
また、相手が前に出てくる際に、タイミングよく前蹴りを出す技術(準決勝戦では、この技で相手選手を転倒させていました。)や間合いが詰まった時に、下がるのではなく、踏みとどまって膝蹴りや突き技で対抗する技術、回り込んで相手の前進をいなす技術(2回戦では上手く出来ていました。)を更に磨いてほしいと思います。
さらに言えば、道場稽古も、組手稽古だけでなく、基本稽古や型稽古にも積極的に参加し、総合的に技量を高めてほしいと思います。更なる精進を期待します。
S弐段は、41歳~45歳軽量級に出場しました。
1回戦シード、2回戦で、外国人選手と対戦しました。
前へ前へ圧力をかけて出てくる相手に、最初は戸惑ったのか下がる場面もありましたが、突きと前蹴り、内股への下段蹴りで対抗し、互角以上に打ち合っていました。しかし、一瞬のスキを突かれ、胴回し回転蹴りを顎にもらってしまい、一本負けを喫してしまいました。
相手の技量の高さもさることながら、一瞬の反応の遅れが勝負を分けたと感じました。惜しい試合でした。S弐段には、挫けることなく、更に精進してほしいと思います。
今年の全日本大会、新武会からは、11名が出場し、入賞者は1名でしたが、型競技に出場した8名中、5名が決勝に進出する等、皆確実に力をつけて来ていると実感した大会でした。全日本大会に出場した皆さん、更なる高みを目指し、更に精進してください。
最後になりましたが、私ども新武会を大会に参加させてくださった、極真空手道連盟 極真館の盧山初雄館長はじめ、極真館の諸先生方、関係者の皆様方に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
大会に挑んだ強者たち。皆お疲れ様でした。更なる精進を!
K参段は、過去に準優勝や三位入賞の実績があり、今大会は頂点を目指して、46歳~50歳軽量級に出場しました。
K参段は、銀行の支店長という多忙な環境の中、週1~2回の道場稽古を欠かさず、また、道場に来られない日は自主トレに励み、大会に備えてきました。
初戦は、相手選手の欠場により不戦勝、2回戦は、前に前に出てくる相手を、上手く回り込みながら手数を出し、時折得意の後ろ蹴りを決めて判定勝ち、続く準決勝、右下段蹴りの蹴り合いとなった試合を相手の蹴りはしっかりスネ受けでブロックし、自身の蹴りはしっかり当てるという教科書どおりの組手で勝利し、決勝に進出しました。
決勝戦は、序盤から中盤にかけ、相手選手の左の下段蹴りを受けきれずにもらってしまう場面が見られ、終盤では疲れが見え、相手選手の前へ前へ出てくる組手に抗しきれず、下がってしまう場面が多く、判定で敗れました。
準優勝という成績は、素晴らしいと思います。しかし、本人は納得していないでしょう。
今大会のK参段は、以前の大会よりも受け技の進歩が見られました。ただ、まだ身体で受けてしまう場面も少なくなく、さらに受け技の技術を高めてほしいと思います。
また、相手が前に出てくる際に、タイミングよく前蹴りを出す技術(準決勝戦では、この技で相手選手を転倒させていました。)や間合いが詰まった時に、下がるのではなく、踏みとどまって膝蹴りや突き技で対抗する技術、回り込んで相手の前進をいなす技術(2回戦では上手く出来ていました。)を更に磨いてほしいと思います。
さらに言えば、道場稽古も、組手稽古だけでなく、基本稽古や型稽古にも積極的に参加し、総合的に技量を高めてほしいと思います。更なる精進を期待します。
S弐段は、41歳~45歳軽量級に出場しました。
1回戦シード、2回戦で、外国人選手と対戦しました。
前へ前へ圧力をかけて出てくる相手に、最初は戸惑ったのか下がる場面もありましたが、突きと前蹴り、内股への下段蹴りで対抗し、互角以上に打ち合っていました。しかし、一瞬のスキを突かれ、胴回し回転蹴りを顎にもらってしまい、一本負けを喫してしまいました。
相手の技量の高さもさることながら、一瞬の反応の遅れが勝負を分けたと感じました。惜しい試合でした。S弐段には、挫けることなく、更に精進してほしいと思います。
今年の全日本大会、新武会からは、11名が出場し、入賞者は1名でしたが、型競技に出場した8名中、5名が決勝に進出する等、皆確実に力をつけて来ていると実感した大会でした。全日本大会に出場した皆さん、更なる高みを目指し、更に精進してください。
最後になりましたが、私ども新武会を大会に参加させてくださった、極真空手道連盟 極真館の盧山初雄館長はじめ、極真館の諸先生方、関係者の皆様方に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
大会に挑んだ強者たち。皆お疲れ様でした。更なる精進を!