空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

2018 全日本青少年空手道選手権大会 ・ 2018 全日本空手道型競技選手権大会 ~その1~

2018-05-24 00:13:14 | 空手 大会
 4月28日(土)、29日(日)の二日間、埼玉県戸田市スポーツセンターにおいて開催されました、極真空手道連盟 極真館主催「2018全日本青少年空手道選手権大会・2018全日本空手道型競技選手権大会」に、今年も参加させていただきました。

 初日の28日は、全日本青少年大会のうち、中高生型競技と小学生組手競技が、全日本型競技大会のうち、壮年の部が、それぞれ行われました。
 新武会からは、青少年大会型競技に4名が、青少年大会組手競技に2名が、型競技大会壮年女子の部に1名が、それぞれ出場しました。

 青少年大会型競技大会には、高校生男子の部にF弐段、中学生男子の部にK1級とR2級、中学生女子の部にS1級が、それぞれ出場しました。

 高校生男子の部に出場したF初段は、今年高校3年生。青少年大会への出場は、今年が最後です。
 予選第4位で決勝に進みましたが、決勝では第5位となり、入賞には一歩及びませんでした。が、予選決勝とも、今の実力を出し切ったように感じました。
 これから、大学医学部を目指して受験勉強に集中するというF弐段。目標に向かって真摯に努力を続けるという姿勢で空手に向き合ってきたF弐段ですから、必ずや受験勉強でも真摯に努力し、良い結果を出してくれることでしょう。がんばってください。



 中学男子の部に出場したK1級とR2級は、ともに今春中学に進学したばかりで、中学2年、3年の選手と競い合う中学生男子の部は、少々荷が重いように感じました。

 K1級の予選は、動きにやや焦りが見えましたが、力強い、良い型を打っていました。しかし、終盤、飛び込んでの諸手突きでバランスを崩し、また、最後の最後で大きなミスを犯してしまい、決勝進出はなりませんでした。
 大会前のK1級の稽古に臨む姿勢を見ていて、私は稽古に対して、「ムラ」があるな、と感じていました。そういった「ムラ」のある稽古態度が、今回のミスにつながったのではないか、そう思えてなりません。
 気分の乗った時は一所懸命に稽古するが、気が乗らない時は適当に稽古する、では、本当の「地力」はつきません。年齢的に難しい年頃になったのだろうなとは思いますが、今、本人が一番悔しい気持ちでいると思います。二度と悔しい思いをしないためにも、真摯に稽古に臨んでほしいと思います。



 R2級は、以前は何か小さくまとまってしまっているような印象の型を打っていました。が、今大会では、ひとつ殻を打ち破ったようで、力強い、良い型を打っていました。決勝には進めませんでしたが、着実な進歩が感じられた型でした。終盤の飛び込んでの諸手突きに、もっと力強さと決めの強さを出すことが、次の課題だと思います。更なる精進を期待します。



 中学生女子の部には、S1級が出場しました。
 S1級は、昨年秋の全世界青少年型大会で決勝に残ることが出来ず、その悔しさをバネに稽古を積んできました。
 予選では、以前に比べて力強さの感じられる良い型を打っていました。ただ、S1級もR2級同様、飛び込んでの諸手突きに力強さと決めの強さがなかったように思います。また、横蹴りをもっと腰の入った蹴り方で決められれば、更によかったと思います。予選の結果は第7位。ギリギリ決勝に進むことが出来ました。
 決勝では、ずっと稽古してきた「最破」を打ちましたが、これまでで最も良かったのではないかと思えるほど、気持ちのこもった素晴らしい型でした。結果は何と準優勝、予選7位から、奇跡とも言える大逆転でした。しかしこの奇跡は、決してまぐれでも何でもなく、S1級が自身の努力で起こした奇跡です。本当によく頑張りました。ただ、優勝した選手との差は、まだまだ大きいです。今回の結果に満足することなく、更に精進してください。

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