空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

空手道新武会 2019組手競技錬成大会

2019-07-22 08:59:40 | 空手 大会
 7月21日(日)、新潟市北区 北地区コミュニティセンターにおきまして、「空手道新武会 2019組手競技錬成大会」を開催いたしました。

 新武会の錬成大会は、「チャンピオンを決めるための大会」ではなく、「空手道の試合を通じて、緊張、恐怖、不安といった自身の弱い心と向き合いつつ、勇気を持って試合場に上がり、対戦相手に敬意を持って技を試し合い、試合という経験を個々人の人間的な成長の一助にする」ことを目的として実施しています。

 今大会は、「上地流空手道協会 新潟県支部 春日山修武館」「極真空手道連盟 極真館 新潟県支部」「極真空手連盟 極真館 福島県支部 会津分支部」「會津武道連盟 正榮館」の各団体からご協力をいただき、フルコンタクトルールによる組手競技を行いました。

 大会には、下は5歳から、上は40歳代まで、55名の選手が参加し、日頃の修練の成果を競い合いました。

 ご協力いただいた各団体の先生方、準備、設営、運営と大会のスムースな進行にご尽力いただいた保護者の皆様、新武会の諸先生方並びに道場生の皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 出場した選手の皆さん、お疲れ様でした。目標を達成して満足している人、目標に届かず、悔しい思いをしている人、様々だと思います。「勝っておごらず、敗れてくじけず」です。今大会の経験を活かし、1回1回の稽古を大切に、心を込めて稽古してください。そして、今日より明日、明日より明後日、着実に強く、上手くなっていってください。皆さんの益々の成長を期待しています。

 「明日の君は今日より強い。だからそう信じてくじけるな」

 大会結果は、こちらをご覧ください。


新武会の仲間たち。皆、ありがとうございました。
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母 逝く

2019-07-21 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、母が他界しました。享年92歳でした。

 母は、80歳を超えてから、心臓の僧帽弁置換術、乳がんの切除手術といった大手術を乗り越えて来ました。が、身体への負担は大きかったようで、手術した心臓はもちろん、肺、腎臓など、内臓が軒並み悲鳴を上げ、多臓器不全との診断を受け、24時間常時酸素吸入が必要な身体になってしまいました。
 担当医の先生からは、数年前から「いつ心臓が止まってもおかしくない状態です。」と言われていましたが、普段の母は、とてもそんな身体とは思えないほど元気で、食欲も旺盛でした。数ヶ月前からは、私が晩酌を始めると、「ちょっとくれ。」と言ってビールを飲んだりもしていました。

 今年4月、母にとって義弟にあたる叔父が亡くなり、6月に四十九日法要が行われたのですが、「どうしても行きたい。」ということで参列させていただき、御斎の席で親戚の皆さんと楽しそうに談笑し、とても嬉しそうにしていました。しかし、その翌日、疲れが出たのか、家で転倒し、左大腿骨を骨折してしまったのです。

 入院して担当医の先生から言われたことは、「通常の治療では骨をつなげる手術をするのですが、内臓がとても手術に耐えられる状態ではない。生きているのが不思議なくらい、内臓の状態は悪いです。」ということでした。
 結局、対症療法で痛みを軽減させながら様子を見ていく、ということになりましたが、その後は、日に日に弱っていくのがはっきりとわかりました。気丈で、これまで弱音を言ったことがないような母でしたが、調子はどうかと聞く私に、「せつない。」と答えるようになり、横浜から見舞いに駆けつけてくれた次女に、「おばあちゃんがいなくなっても、お父さんと仲良くね。」などと言うようになってしまいました。

 そして… 母は逝ってしまいました。その日の夕方、私が見舞いに行くと、今お風呂に入ってきたところだ、と言って、看護師さんにお茶を飲ませてもらっていました。弱って来てはいるけれど、まだまだ大丈夫だな、と思って家に帰った、わずか5時間後のことでした。聞けば、夕食も普通に食べ、特に変わった様子もなかったのに、突然呼吸が止まり、そのまま逝ってしまったということでした。入院してからの1ヶ月、辛そうにしていることもありましたが、ひどく苦しむということもなく、大往生でした。

 母は、貧しい家の長女に生まれ、幼い頃から家の手伝いや、幼い弟妹の面倒を見、学校もろくに通えなかったようでした。「もっと勉強したかった。」と話していたことを覚えています。
 父と結婚してからも、長男の嫁として気苦労が多い中、気弱な性格の父が様々なストレスのはけ口をお酒に求めるようになり、いろいろと苦労は絶えなかったようです。母は、離婚を考えたこともあったそうですが、まだ幼かった姉と私のことを思うと出来なかった、という話もしていました。

 そんな、苦労続きの中でも、母は常に明るく、前向きでした。決して弱音を吐かず、そして、自分のことよりも人のことを気遣うような人でした。

 母の息子で良かった… 今、しみじみとそう感じています。

 お母さん、本当に、本当にありがとうございました。

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空手道新武会 2019組手競技新人戦大会

2019-07-01 10:40:51 | 空手 大会
 6月30日(日)、新潟市北地区コミュニティセンターにおきまして、「空手道新武会 2019組手競技新人戦大会」を開催いたしました。

 新人戦大会は、新武会の道場生限定の部内大会で、茶帯以下の道場生には試合を通じて勝利の喜び、敗れる悔しさ、試合に臨む恐怖心や緊張感等を経験することにより、競技力の向上と人間的な成長を図ることを、有段者の道場生には、組手競技の審判を経験することにより審判技術の向上を図ることを、それぞれ目的として実施しているものです。

 今大会には、組手競技と組手演武競技に、延べ45名の道場生が出場し、日頃の稽古の成果を競い合いました。

 大会に参加してくださった選手の皆様、大会に協力してくださった道場生の皆様、運営にご協力くださった保護者の皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 大会結果はこちらをご覧ください。

大会を終えて。皆、お疲れ様でした。
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