志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」

2012-02-15 17:32:49 | 本と雑誌

本を紹介しますね。著者は、TVや雑誌によく登場する青山学院大教授です。

科学もので分子生物学の歴史や考え方の本ですが、建築にも使えるヒントがあります。

  14989111 5年前に65万部売れたベストセラー 

 

「動的平衡とは何か」の章にある文章なのですが、

秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない

システムの耐久性を強化することではなく、

破壊、再生の繰り返しの流れの中に動的平衡がある

人間をはじめとする生き物は、変わらないようにみえても、

その構成要素は絶えず交換されているそうです。

サスティナブル建築(循環型建築)の考え方に近いですね。


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