志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

京都にて その7 桂離宮

2011-09-27 11:34:55 | 桂離宮

前回は垣根の説明で終わってしまいました。

それでは、中へ…と行きたいところですが、

実は表門からは入れません。

一般人は、参観者出入り口からの入場となります。

と、言っても真っ直ぐ表門の裏側に行って、

次の門、御幸門からの見学となります。

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こんな感じで園内を巡ります。

宮内庁の方が、解説をしてくれるので勉強になります。

これが御幸門

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棟門(むなかど)形式

棈(あべまき)の皮付丸太の門柱

茅葺屋根 割り竹を簀(すのこ)に張った門扉

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質素である。

しかし手が込んでいる。   


京都にて その6 桂離宮

2011-09-26 08:52:20 | 桂離宮

桂離宮に入る前に 垣根の説明をしなければなりません。

桂大橋から表門に向う途中、左手に竹垣があります。

これが「桂垣」と呼ばれていて、普通にはない工夫がされてます。

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なにげない竹薮にみえますが

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竹を植えたまま、途中で折り曲げて編んでいます。

これだったら、不心得ものの進入は防げますね。

表門に近づくと、穂垣に変わります。

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そして表門 二本の掘っ立て柱に竹木賊張りの簡素な門です。

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この垣根、表門を見るだけで、桂離宮の建築様式を思い量ることができます。

なお、写真は庭屋さんのブログを引用させて戴きました。

http://kanawa.biz/rikyu004.html