清水じょうしんぶろぐ

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俵原集落の活性化。

2010年10月27日 09時52分06秒 | 近況報告
皆さん、おはようございます。

三徳山は、雨が降っています。

昨日は、ずいぶんと寒く感じました。


今日は、比較的暖かいです。



さて、昨日、久しぶりに、「俵原(たわら)」という集落にお邪魔しました。


皆さんお元気で、顔を見せていただき本当にありがたく感じました。


俵原という集落は、三徳山のまだ奥にあり、

鳥取市との境にある、標高もずいぶんと高い所にあります。


現在、5軒しか住んでおられませんが、

冬になると、まだ減って2軒になるそうです。




風光明媚な、とってもよい所ですが、

限界集落になっています。



この俵原は、「俵藤太」(たわらとうた)の墓がある所で有名です。

「俵藤太」は、藤原秀郷(ふじはらのひでさと)のことで、

俵藤太が家臣6名と平将門(たいらのまさかど)を追って来て、ここに永住したと伝えられています。

その家臣の墓も、現存しています。


今でも、俵藤太のお墓には、お参りが絶えないという事でした。



集落の奥には牧場があり、春から秋には牛が放牧されています。

高原からは日本海を望むことができます。ものすごく良い眺めです。



高原植物も多く、調査をすれば、珍しい植物が多くあるといわれています。



また、「俵藤太の墓」の周りには、コナラの大木が多くあり、

三朝町の「名木」に指定されています。



しかし、近年の「ナラ枯れ」の被害で、この名木も枯れつつあります。


俵原の方は、枯れて危ないので、切ってほしいという事でした。



「三徳東協議会」で、何とかならないものか、

来年度の事業で考えていきたいと思います。




また、俵原には、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」の生息地としても有名です。


          




そして、二ホンリスの生息地でもあります。


          



中国地方のニホンリスは環境省のレッドデータブックで

絶滅のおそれがある地域個体群(LP)とされています。


また、絶滅危惧種の「ミツガシワ」の生息地でもあります。

          


また、準絶滅危惧種の淡水産貝類も多いということでした。




このような、「俵原集落」を何とか元気にしたいという事で、

この度、「ハナモモ」の木を150本植える事といたしました。

          



この「ハナモモの植樹」で、現在、ボランティアを募集しています。


11月7日(日)、9時30分 三徳センター集合です。

昼食を準備するため、必ず、応募してください。

用意してくるものは、作業服、帽子、軍手、タオル、唐くわ、草刈り機などです。

機械がない方でも、いろいろな作業があると思いますので、是非ご参加下さい。



応募先は「三徳地域協議会」TEL 0858-43-1939です。

あなたも、一緒に、ボランティアをしませんか?



5年後ぐらいには、150本のハナモモが咲き、素晴らしい景観を見る事ができると信じています。





では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。

ツイテル。ツイテル。

ありがとう。感謝。感謝。

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