清水じょうしんぶろぐ

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新入学生には入学支度金の支給など非常に充実した内容でした。

2019年07月16日 06時57分40秒 | 近況報告

皆さんおはようございます。

三徳山は、曇っています。

気をつけておいで下さい。

 

さて、先日、三朝町議会で、行政視察に行って参りました。

視察内容を、お知らせしたいと思います。

 

最初は、山梨県身延町です。視察内容は、下記に書いていますので

是非見て下さい。

 

 

 

 

日  程 : 2019年7月10日(水)

視察場所 : 山梨県身延町

視察項目 :1.移住定住の取り組みについて

               2.空き校舎の活用事例について

 

 

身延町は、山梨県の南部に位置し、中央を北から南に日本三大急流の一つである富士川が流れ、その支流として、早川、常葉川など大小の河川が流れ込んでいます。また、富士川を挟んで東西それぞれに急峻な山岳地帯が連なっており、町の北には西嶋和紙の里が、南には身延山が、東には下部温泉郷や富士五湖の一つである本栖湖があります。

 身延町は平成16年に旧下部町、旧中富町、旧身延町が合併した町です。

 面積は、301.98平方㎞で、山梨県の面積の6.8%を占めています。

 人口は、平成31年4月現在で11,726人、世帯数5,454世帯の町ですが、65歳以上の高齢者が5,330人。高齢化率はなんと45.45%の高齢化率の高い町でもあります。合併当時の人口は、17,240人。一年で360名近く人口減少している町でもありました。

また、平成27年度に高校生から町全体に「しだれ桜」を植樹して「日本一のしだれ桜の里事業」がスタート。現在5,200本以上の桜が植樹されています。

 今回の身延町の視察内容である「移住定住の取り組みについて」「空き校舎の活用事例について」でかかせない事業が「あけぼの大豆」の6次産業化でありました。「あけぼの大豆」は、身延町曙地区において明治時代頃から生産されてきた地域性の強い大豆で、生産量が限られている大粒で甘みが強いのが特徴の大豆だそうです。

身延町の移住定住の取り組みについては、まずは「移住定住祝い金」があげられる。また、定住促進にかかる祝い金として「結婚祝い金」「就職奨励金」「出産祝い金」などがあり、第3子が出産すると30万円、第4子以降は出生ごとに10万円が加算される制度もある。

また、田舎暮らし体験施設もあり、一年間の体験移住を経験していただき町独自の「移住コーディネーター」が細かく対応する事により、3年間で61世帯、42名の方が移住定住されたという実績がありました。

また、身延町の「子育て政策」は「日本一」だということもあり子育て世代から多くの方が注目されている町でもありました。特に小学校、中学校では、「給食費」や「修学旅行費」の全額補助。教材費の公費負担、新入学生には入学支度金の支給など非常に充実した内容でした。

 

 

 

 

 

次の「空き校舎の活用事例について」は、身延町は、9つの小学校と、4つの中学校があったが、現在は、3つの小学校と1つの中学校になっている。それに伴い、6つの小学校と3つの中学校が空き校舎となっており、9つの校舎の活用について現在「未利用公共施設活用検討委員会」においてその活用について検討されている校舎が4校舎。民間事業者に貸し出ししている校舎が2校舎。地域団体への貸出が2校舎(1校は複合施設として活用するため実施設計中)。そして、「あけぼの大豆拠点施設」として活用しているのが1校舎ある。

この「あけぼの大豆拠点施設」である 旧原小学校の活動について視察をいたしました。この校舎の教室を、「洗浄室」「加工室」などに改修し、さらに校舎外には選別作業所、農機具等の倉庫、荷解場を整備し今後の身延町の町おこしの主産業として発展の拠点となっています。平成30年の生産者は280人で、栽培面積は約28haとなっており増加の傾向です。校舎の有効活用として「地場作物の拠点施設」としての活用事例は大変参考になった視察でした。

 

明日は、長野県富士見町の取り組みを紹介します。

 

では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。

ツイテル。ツイテル。

ありがとう。感謝。感謝。

喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。