皆さん、こんにちは。
三徳山は、とっても良い天気になっています。
是非、お参りください。
さて、こんな記事を見つけました。
本日導入されるオスプレイの記事です。
7月23日岩国基地にオスプレイが搬入、配備されます。
安全にかかわる情報は果たして十分に開示されているのか。原発と同様、地域住民に負担を押し付ける形になっていないのか。22日に岩国市役所前で開かれた集会の直後「住民投票の成果を生かす岩国市民の会」代表の大川清さんにインタビューをしました。
●岩国基地オスプレイ配備について「住民投票の成果を生かす岩国市民の会」代表大川清さんインタビュー
――本日は「住民投票の成果を生かす岩国市民の会」代表の大川清さんにお話をお伺いします。大川さんは現在岩国幼稚園の園長さんをやられているということですがすぐ近くが錦帯橋なんですね。子供たちは水遊びなんかしたりするんですか?
大川
そうですね、川で遊んだり。
――すごく良い環境ですね。うらやましい。
大川
そうですね。岩国は自然があって。川があって海があって山があって。いいところなんです、基地がなければ。
――いよいよ明日23日に岩国にオスプレイが配備されます。海からやってくるんですよね。
大川
そうです。
――日米両政府は安全が確認されるまで飛ばさないと述べていると報道されていますが。大川さんはどのようにみられてますか?
大川
だれが見てもオスプレイというのは危険だというのは明らかです。危険を百も承知しながら岩国、沖縄に持ってくる。言語道断です。許されるべきではない。アメリカ本国でも住民の反対によって訓練が中止されたというのを最近報道されていましたがアメリカでいけないものを日本ではよいのかという話です。
陸揚げはするけど試験飛行はしないということですがいったん陸揚げされてしまえばあとはなし崩しですよね。それはいままでの経過、経緯からしても明らかですしアメリカが出す報告をいままで日本政府は鵜呑みにしてきたわけです。ですから一旦陸揚げされてしまえばなし崩しに試験飛行、沖縄配備に繋がって行くと思います。
――安全チェック自体、できるのでしょうか?
大川
だれがチェックするのかにもよりますし、訓練の内容ですよね。米軍基地の戦闘機、飛行機というのは安全に飛ぶための訓練をしているのではなく、絶えず戦闘状態を想定した訓練をしているわけです。低空飛行はその最たるもので山間、谷間を縫うように飛んでいるわけです。住宅地のすぐ上を飛ぶわけですからガラスがわれたり土蔵がこわされたりとかいっぱいあります。
――衝撃波って体験されたことありますか?
大川
そうですね、それは凄まじいものがあります。
●オスプレイと原発に共通する、国民を守ってくれない国の政治という問題
――先日野田総理の発言で「アメリカ政府の決めたことだから日本がとやかく言う話ではない」とありました。その裏には安保条約、地位協定も含めて口出しする立場にはないと一国の総理がおっしゃったわけですけれども、あの発言はどのように思いましたか?
大川
本来国の政治というのは私たち国民を守るためのものであってしかるべきだと思います。原発の再稼働にしても今回のオスプレイにしても私たち国民を「守ってくれない」というのが明らかになりましたよね。それが官邸前の集会に繋がっていますし、オスプレイのことに関してもみんなが関心をもってくれていることに繋がっていますし、「安保があるから国はものを言えない」というのは本末転倒だと思います。国民を危険に晒しておいてなにが「安全保障条約」だと。
――オスプレイ問題というのは実は最近たちあがった話ではなく、経過としては今の民主党政権ではなく以前の自公政権のときから脈々とつづいている問題だと思いますが岩国での経過を教えていただけますか?
大川
1968年に九州大学の構内にファントム戦闘機が墜落する事故がありました。岩国も滑走路を飛び立つと住宅地を縫いながら飛んで行くものですから「滑走路を一キロ沖合にだそうじゃないか」というのが沖合移設事業です。ですからそもそもは安全対策のために滑走路を沖合1キロまで出すっていうことだったんです。
ですがそれが厚木からの艦載機の呼び水にもなり、後に沖縄の空中給油機の呼び水にもなり、そして今回のオスプレイ搬入の呼び水にもなってしまったのだと思います。
市民は騙された――というのは沖合移設事業というのは私たち市民のための「安全対策」「騒音対策」のためのものだったはずが蓋をあけてみれば強化拡張のための沖合移設事業だったわけです。
ですから市民はまんまと騙されたということなのだと思いますし沖合移設の際にこれまで水深6メートルだった軍の港が13メートルまで拡張されたんです。今回オスプレイを積んだグリーンリッジも入れるようになりましたし、もっといえば艦載機を積んだ空母ジョージワシントン、原子力空母ですけれども接岸。艦載機だけ来るというのはどう見ても考えられないです。
――戦略的意義のないことをアメリカ軍はやらないでしょう。
大川
最初から仕組まれていたということだと思います。ちょっと話ずれますが……
――はい、どんどんずれて下さい。
●黙っていたら「沈黙は承認なり」となってしまう
大川
愛宕山開発の話です。これは沖合移設のための開発ということでした。海を埋め立てて拡張したわけですけれども土をどこから持ってくるかという話の時に岩国市の中心にあった愛宕山という山を120メートルあったものを60メートルまで半分スポーンと削ってしまってその土で埋め立てて拡張したんです。
その時に「基地の安全対策にもなる、騒音対策にもなる、愛宕山は削ったあとは良好な住宅地になる。病院ができ、学校ができ、福祉施設もでき、お店もでき、より住み良い未来都市のような福祉の町になる」とみんな聞かされてきたわけです。
それで市民も納得して地権者も地元の人も土地を売ってそういう町ができるのを待っていたのですがいざ蓋をあければバブルもはじけ売れる見込みもないから国に買ってもらってそこは米軍住宅にしましょうと。結局、沖合移設で騙されて、愛宕山で騙されて。これまで岩国は騙され続けてきたんです。
――それでまたオスプレイで驚かされる、騙される可能性大ですよね。
大川
だからもう黙っちゃいないぞということです。いくら善良な岩国市民ももう騙されない。
――自公政権のころから、岩国から見て安保も含めアメリカに対して対等にお話をしてきたイメージは一切ないですか?
大川
一切ないですね。米兵が事故をおこして市民がひき殺されても地位協定があるが故にまったく罪にも問われない。
賠償金だって加害者が払うわけではなく割合があるんですが私たちの税金から支払われる。罪にも問われない、賠償金も払わない。事件事故がなくなるわけがないです。
――今回岩国市長、県知事は反対の立場で頑張っているとお聞きしているのですが。どうでしょう。
大川
そうですね、一応いまのところ反対と言ってくれてますがどこまで続くものやらという感じです。過去に艦載機の問題でも市長、議会、市民、知事、みんな挙って反対したんです。
ところが時間が経つうちに飴と鞭、振興策をちらつかせたりしながらだんだんと保守系の議員たちは容認に傾いてきましたから。今回の集会でも話題になりましたが12月に基地の滑走路を利用した民間の話があるんです(飴)。市長も知事もそれに向かってますからこの反対がいつまで続くのかは疑心暗鬼です。
――明日も大きなデモがありますがゴムボートに乗るんですか?
大川
乗ります。
全国から激励の電話を鳴り止まないくらい、いただくのですが、中には「ゴムボートであんなでっかいグリーンリッジを止められるのか?」という半ばあきれかえった電話もいただきます。
私たちは止める勢いで頑張っています。
僕たちは小さな一市民かもしれないですが小さな市民が動いて大きな国を動かすということ。その小さな市民が動かなきゃ大きな国も動かないし。
――誰も伝えなければ解らない事ですよね。愛宕問題もテキストでぐらいは知っていたんですが、そこまでの話とは知りませんでした。沖縄の方だと地位協定などの問題等大きく報道されることがありますが、どちらかというと岩国のほうは静かですよね?
大川
そうですね、歴史も違いますし。
違うんですけど、今起こっていることの本質は一緒だとおもいます。
「沈黙は承認なり」っていわれますよね。市民が沈黙していたら国の政治家の思うがままになってしまう。国は私たち市民のことを本当には考えてくれていないような気がしてなりませんから(笑)。
市民が小さくても声を上げて行くというか、そういうことが大事だと思います。私たちの時代だけのことではないですよね。どっかのスローガンに「黙っていたら100年先も基地の町」っていうものあります。
僕は子供とかかわる仕事をしていますが、未来の子供たちのためにもどういう社会、どういう街を残して行けるかというのは私たち大人の責任だと思います。
――今日はどうもありがとうございました。
という記事でした。
本当に、こんなにも危険なオスプレイが、必要なのでしょうか?
疑問です。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。
ツイテル。ツイテル。
ありがとう。感謝。感謝。
三徳山は、とっても良い天気になっています。
是非、お参りください。
さて、こんな記事を見つけました。
本日導入されるオスプレイの記事です。
7月23日岩国基地にオスプレイが搬入、配備されます。
安全にかかわる情報は果たして十分に開示されているのか。原発と同様、地域住民に負担を押し付ける形になっていないのか。22日に岩国市役所前で開かれた集会の直後「住民投票の成果を生かす岩国市民の会」代表の大川清さんにインタビューをしました。
●岩国基地オスプレイ配備について「住民投票の成果を生かす岩国市民の会」代表大川清さんインタビュー
――本日は「住民投票の成果を生かす岩国市民の会」代表の大川清さんにお話をお伺いします。大川さんは現在岩国幼稚園の園長さんをやられているということですがすぐ近くが錦帯橋なんですね。子供たちは水遊びなんかしたりするんですか?
大川
そうですね、川で遊んだり。
――すごく良い環境ですね。うらやましい。
大川
そうですね。岩国は自然があって。川があって海があって山があって。いいところなんです、基地がなければ。
――いよいよ明日23日に岩国にオスプレイが配備されます。海からやってくるんですよね。
大川
そうです。
――日米両政府は安全が確認されるまで飛ばさないと述べていると報道されていますが。大川さんはどのようにみられてますか?
大川
だれが見てもオスプレイというのは危険だというのは明らかです。危険を百も承知しながら岩国、沖縄に持ってくる。言語道断です。許されるべきではない。アメリカ本国でも住民の反対によって訓練が中止されたというのを最近報道されていましたがアメリカでいけないものを日本ではよいのかという話です。
陸揚げはするけど試験飛行はしないということですがいったん陸揚げされてしまえばあとはなし崩しですよね。それはいままでの経過、経緯からしても明らかですしアメリカが出す報告をいままで日本政府は鵜呑みにしてきたわけです。ですから一旦陸揚げされてしまえばなし崩しに試験飛行、沖縄配備に繋がって行くと思います。
――安全チェック自体、できるのでしょうか?
大川
だれがチェックするのかにもよりますし、訓練の内容ですよね。米軍基地の戦闘機、飛行機というのは安全に飛ぶための訓練をしているのではなく、絶えず戦闘状態を想定した訓練をしているわけです。低空飛行はその最たるもので山間、谷間を縫うように飛んでいるわけです。住宅地のすぐ上を飛ぶわけですからガラスがわれたり土蔵がこわされたりとかいっぱいあります。
――衝撃波って体験されたことありますか?
大川
そうですね、それは凄まじいものがあります。
●オスプレイと原発に共通する、国民を守ってくれない国の政治という問題
――先日野田総理の発言で「アメリカ政府の決めたことだから日本がとやかく言う話ではない」とありました。その裏には安保条約、地位協定も含めて口出しする立場にはないと一国の総理がおっしゃったわけですけれども、あの発言はどのように思いましたか?
大川
本来国の政治というのは私たち国民を守るためのものであってしかるべきだと思います。原発の再稼働にしても今回のオスプレイにしても私たち国民を「守ってくれない」というのが明らかになりましたよね。それが官邸前の集会に繋がっていますし、オスプレイのことに関してもみんなが関心をもってくれていることに繋がっていますし、「安保があるから国はものを言えない」というのは本末転倒だと思います。国民を危険に晒しておいてなにが「安全保障条約」だと。
――オスプレイ問題というのは実は最近たちあがった話ではなく、経過としては今の民主党政権ではなく以前の自公政権のときから脈々とつづいている問題だと思いますが岩国での経過を教えていただけますか?
大川
1968年に九州大学の構内にファントム戦闘機が墜落する事故がありました。岩国も滑走路を飛び立つと住宅地を縫いながら飛んで行くものですから「滑走路を一キロ沖合にだそうじゃないか」というのが沖合移設事業です。ですからそもそもは安全対策のために滑走路を沖合1キロまで出すっていうことだったんです。
ですがそれが厚木からの艦載機の呼び水にもなり、後に沖縄の空中給油機の呼び水にもなり、そして今回のオスプレイ搬入の呼び水にもなってしまったのだと思います。
市民は騙された――というのは沖合移設事業というのは私たち市民のための「安全対策」「騒音対策」のためのものだったはずが蓋をあけてみれば強化拡張のための沖合移設事業だったわけです。
ですから市民はまんまと騙されたということなのだと思いますし沖合移設の際にこれまで水深6メートルだった軍の港が13メートルまで拡張されたんです。今回オスプレイを積んだグリーンリッジも入れるようになりましたし、もっといえば艦載機を積んだ空母ジョージワシントン、原子力空母ですけれども接岸。艦載機だけ来るというのはどう見ても考えられないです。
――戦略的意義のないことをアメリカ軍はやらないでしょう。
大川
最初から仕組まれていたということだと思います。ちょっと話ずれますが……
――はい、どんどんずれて下さい。
●黙っていたら「沈黙は承認なり」となってしまう
大川
愛宕山開発の話です。これは沖合移設のための開発ということでした。海を埋め立てて拡張したわけですけれども土をどこから持ってくるかという話の時に岩国市の中心にあった愛宕山という山を120メートルあったものを60メートルまで半分スポーンと削ってしまってその土で埋め立てて拡張したんです。
その時に「基地の安全対策にもなる、騒音対策にもなる、愛宕山は削ったあとは良好な住宅地になる。病院ができ、学校ができ、福祉施設もでき、お店もでき、より住み良い未来都市のような福祉の町になる」とみんな聞かされてきたわけです。
それで市民も納得して地権者も地元の人も土地を売ってそういう町ができるのを待っていたのですがいざ蓋をあければバブルもはじけ売れる見込みもないから国に買ってもらってそこは米軍住宅にしましょうと。結局、沖合移設で騙されて、愛宕山で騙されて。これまで岩国は騙され続けてきたんです。
――それでまたオスプレイで驚かされる、騙される可能性大ですよね。
大川
だからもう黙っちゃいないぞということです。いくら善良な岩国市民ももう騙されない。
――自公政権のころから、岩国から見て安保も含めアメリカに対して対等にお話をしてきたイメージは一切ないですか?
大川
一切ないですね。米兵が事故をおこして市民がひき殺されても地位協定があるが故にまったく罪にも問われない。
賠償金だって加害者が払うわけではなく割合があるんですが私たちの税金から支払われる。罪にも問われない、賠償金も払わない。事件事故がなくなるわけがないです。
――今回岩国市長、県知事は反対の立場で頑張っているとお聞きしているのですが。どうでしょう。
大川
そうですね、一応いまのところ反対と言ってくれてますがどこまで続くものやらという感じです。過去に艦載機の問題でも市長、議会、市民、知事、みんな挙って反対したんです。
ところが時間が経つうちに飴と鞭、振興策をちらつかせたりしながらだんだんと保守系の議員たちは容認に傾いてきましたから。今回の集会でも話題になりましたが12月に基地の滑走路を利用した民間の話があるんです(飴)。市長も知事もそれに向かってますからこの反対がいつまで続くのかは疑心暗鬼です。
――明日も大きなデモがありますがゴムボートに乗るんですか?
大川
乗ります。
全国から激励の電話を鳴り止まないくらい、いただくのですが、中には「ゴムボートであんなでっかいグリーンリッジを止められるのか?」という半ばあきれかえった電話もいただきます。
私たちは止める勢いで頑張っています。
僕たちは小さな一市民かもしれないですが小さな市民が動いて大きな国を動かすということ。その小さな市民が動かなきゃ大きな国も動かないし。
――誰も伝えなければ解らない事ですよね。愛宕問題もテキストでぐらいは知っていたんですが、そこまでの話とは知りませんでした。沖縄の方だと地位協定などの問題等大きく報道されることがありますが、どちらかというと岩国のほうは静かですよね?
大川
そうですね、歴史も違いますし。
違うんですけど、今起こっていることの本質は一緒だとおもいます。
「沈黙は承認なり」っていわれますよね。市民が沈黙していたら国の政治家の思うがままになってしまう。国は私たち市民のことを本当には考えてくれていないような気がしてなりませんから(笑)。
市民が小さくても声を上げて行くというか、そういうことが大事だと思います。私たちの時代だけのことではないですよね。どっかのスローガンに「黙っていたら100年先も基地の町」っていうものあります。
僕は子供とかかわる仕事をしていますが、未来の子供たちのためにもどういう社会、どういう街を残して行けるかというのは私たち大人の責任だと思います。
――今日はどうもありがとうございました。
という記事でした。
本当に、こんなにも危険なオスプレイが、必要なのでしょうか?
疑問です。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。
ツイテル。ツイテル。
ありがとう。感謝。感謝。