「どうした トヨタ」 しっかりしろ

アメリカ政界が、トヨタへの課徴金を検討しているとのこと。トヨタ車のリコール問題が
米社会に波紋を投げかけている。　問題化したのは、ペダル欠陥をきちんと発表せず
ユーザーに改修の方針を伝えなかったからだ。

以前、三菱自動車が欠陥を隠し、改善を顧客に伝えなかったので、
社運を傾けるようになったことを皆知っている。
トヨタは前車の轍を踏む愚を冒そうとしている。どうした　トヨタ。

トヨタのユーザーに対する姿勢に、首を捻るようなところがあるので
指摘しておく。

新聞によれば、日米で190件超のプリウスのブレーキ苦情がよせられている
そうだが,広報は原因調査中と発表した。
何のことはない、ブレーキを利かせるため、自動コンピュータを新システムに
切り替えたので,滑りやすい路面では逆に制動しにくい現象がおきていたのである。
原因ははっきりしていた。
すでに「先月以降に生産した車では改善措置を施した」というではないか。
公報はこのことを知っていたのか。

社長が対外発表の座に出てきた報道を聞かないし、副社長が代表して顔を出している。
社の経営者の顔が顧客の方にむいていない。質の高い車を社会に提供するという
社風が希薄になっているのではないか。

ラフード米運輸長官が、豊田社長と直接電話協議したいと発表している。
御社はすでに老化期に入っているのではないか。苦言を呈しておく。

老人問題について、ホームページ「老人ホーム物語」があります。　ＵＲＬは

http://www1.bbiq.jp/shima6/