じいちゃんのつぶやき

生涯学習のつもりでブログを始めました

健康保険制度の運営危機

2010-02-08 17:58:14 | 日記
ある宗教団体に属する近所のご婦人が署名活動でわが家の奥さんを訪ねてきた。
署名は健康診断に婦人科の無料診断を要求するというものであった。
私の奥さんは、はっきりと断った。診療追加は受診者が実費支払いにして
赤字に悩む健康保険事業者を助けよう、診断料は自己負担にしたほうが
いいというのが、奥さんの持論である。

ご婦人の皆さん、おねだり福祉を続けて、保険制度を破綻に導くことは、
もう、いい加減に止めようではありませんか。
男性は泌尿器の前立腺検査を自費にしているのです。

健康保険制度に対する、国の財政支出額は健康保険事業費全体の半額です。
国は悲鳴をあげてます。追い詰められた国は、だから後期高齢者健康保険制度を
新たに設けて、高齢者に高い保険料を課しています。

厚労省は保険を頻度高く利用する老人には特別扱いの医療を考えています。
被保険者の保険料給付が青天井にならぬように
医療側へ規制を設けたりしています。本音は高齢者の
医療浪費を取り除きたいのです。
「ジェネリック薬品にしてください」と医師に言いなさい
というような、パンフレトまで出しています。

これらは、我々自身が保険の安易な利用を続けた帰結なのです。
日本の医療費は国民1人当たり、どのくらいになっていると思いますか。
平均40.7万円(07年)となっていますが、地域によってばらつきがあるようです。
高順から  広島県 51.8 万円
       高知県 51.7
       山口県 51.6
       鹿児島県50.6
       北海道 50.3
        ………
        全国平均40.7
        ………
       栃木県 34.9
       茨城県 34.0
       埼玉県 33.8
       千葉県 33.2
       沖縄県 33.0
これで、健康保険費がどんな使い方がされているか、推測できるでしょう。
これ以上保険費が肥大化しないように、みんなで医療費減額に務めようでは
ありませんか。

老人問題をとりあげたホームページ「老人ホーム物語」を開設しています。
閲覧ください。
http://www1.bbiq.jp/shima6/

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