2月15日、昨年亡くなった舎弟と中学校からの学友の墓参りに出かけた。
その妙心寺派禅寺では、ちょうど釈迦入滅(旧暦二月十五日)涅槃会が開かれていた。
信徒の皆さんが集まっておられた。
本堂に釈迦涅槃図が掲げられていたので拝観した。四百年ほど近く経たと思われる
古色蒼然たる図絵だった。涅槃図実物を観るのは私は初めてである。
お釈迦様が右半身を下にして、目を瞑り、手枕して身体を横たえていらしゃる。
頭上には大きな沙羅双樹が白い花をつけている。
大地のくすんだ色から、浮き出るような印象的な白い花である。
仏弟子、諸菩薩、諸天があつまっているなかに、たくさんの動物の姿が見える。
釈迦の前で、高弟アーナンダが倒身地に伏して、嘆き悲しんでいるのが印象的だ。
菩薩だろうか、アーナンダを覗き込むようにしている。 横には高貴な婦人が
失神している様な姿があり、従者が心配している様子にみえる。
BC383年、生誕地近くのクシナーラで、お釈迦様は八十歳で入滅された。
説教を続けた釈迦様の大乗仏教は、今日まで遥か日本にまで継承され
伝承されている。
私たちのご先祖は、お釈迦様の教えにより、心の安寧を得てきている。私は
この釈迦入滅の日の体験にちなんで、今後とも謙虚に生きる心がけを
忘れないようにしたいと思った。
なお、添付の釈迦涅槃図は、松本市西善寺の涅槃図で、江戸時代
狩野派の画家が描いた最大級の絵図である。インターネットによった。
その妙心寺派禅寺では、ちょうど釈迦入滅(旧暦二月十五日)涅槃会が開かれていた。
信徒の皆さんが集まっておられた。
本堂に釈迦涅槃図が掲げられていたので拝観した。四百年ほど近く経たと思われる
古色蒼然たる図絵だった。涅槃図実物を観るのは私は初めてである。
お釈迦様が右半身を下にして、目を瞑り、手枕して身体を横たえていらしゃる。
頭上には大きな沙羅双樹が白い花をつけている。
大地のくすんだ色から、浮き出るような印象的な白い花である。
仏弟子、諸菩薩、諸天があつまっているなかに、たくさんの動物の姿が見える。
釈迦の前で、高弟アーナンダが倒身地に伏して、嘆き悲しんでいるのが印象的だ。
菩薩だろうか、アーナンダを覗き込むようにしている。 横には高貴な婦人が
失神している様な姿があり、従者が心配している様子にみえる。
BC383年、生誕地近くのクシナーラで、お釈迦様は八十歳で入滅された。
説教を続けた釈迦様の大乗仏教は、今日まで遥か日本にまで継承され
伝承されている。
私たちのご先祖は、お釈迦様の教えにより、心の安寧を得てきている。私は
この釈迦入滅の日の体験にちなんで、今後とも謙虚に生きる心がけを
忘れないようにしたいと思った。
なお、添付の釈迦涅槃図は、松本市西善寺の涅槃図で、江戸時代
狩野派の画家が描いた最大級の絵図である。インターネットによった。
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