「先輩 これからどうしますか」

突然入院されたとのこと、「先輩、これから先どんな生活をされるおつもりですか」。
また、家に戻り、独居生活を続けますか。猫では、いざと言うとき役に立たない
ことを認めてください。　そして、先輩のお世話して下さる人と相談して
身体が動かなくなったら、どんな毎日を送るのかを決めてください。

貴方が老人ホーム施設における共同生活を好まれないことを、私は知っています。
でも、老人ひとりの孤独な生活を続けるのはやめにしましょう。
「遠くの親戚よりも近くの他人」　というではありませんか。
貴方の面倒を見てあげてもいいと言う後輩、知人がいます。
家族がいなくなった会社の重役をお世話をした後輩のＭ様のことを
貴方はご存知でしょう。

介護専門の老人ホームに入るのは、介護のお世話する人が、もうこれ以上の
介護・看護が出来ないというときにすればいいのです。

昨年、会社のＯＢ会に出て、先輩諸氏の悲しむべき終末を知りました。年間１０人の物故者のうち
山中での滑落死、樹木のなかでの行き倒れ、数十日誰も気付かなかった家での変死、
病院から一時帰宅してのひとりだけの突然死、家での病気静養中の独居死と
聞きたくない話がありました。防げない事故死もありますが
家族や知人に命を預けておけば残酷な終末を迎えること避けられたものもあったと思うのですが。

家族、友人、知人に助けられて生きるために、本人から訴えをすれば
皆さんが手を差し伸べてくれると思います。貴方の頭脳はしっかりしていらっしゃるから、
自分のこれからを相談なさったらいい結論が出るでしょう。

老人介護について、ホームページ「老人ホーム物語」があります。閲覧ください。
ＵＲＬは
http://www1.bbiq.jp/shima6/