遥か昔、大学生(!)の頃に読んで以来になりますが、数年前にアマゾンで中古ですが入手して大切にしまっておいた(?)この本を取り出し、ウン十年ぶりに再読しました。
この本がきっかけでニューイングランドの紅葉に憧れるようになった(10年程前にやっと実現)のですが、今読み返してみると、意外にニューイングランドばかりでなく、アメリカ全体についての記述が多かったのに気づきました。ニューイングランドを「新英州」と呼ぶのはユーモアを意図したものなかなあ・・・ それとも、読者にイギリスを思い起こせるつもりかな。ニューイングランドに加えて、南部や西部への旅での体験を加えて、彼女のアメリカ感が溢れているのですが、特に次の指摘が興味深かったです。
アメリカ東北部への最初の入植者たちが心に抱きしめていた三つ:
・神の面前に平等な個人の尊重
・社会契約の思想
・勤労の精神
それらが西部への開拓の歴史の中で変容した:
・独特なデモクラシー
・民族差を超えた協調と自治
・報われること多き勤労が生み出した快活さと自負
これらの指摘に異存はありませんが、半世紀後の今、彼女の現在のアメリカに対する感想を知りたいですね。
この本がきっかけでニューイングランドの紅葉に憧れるようになった(10年程前にやっと実現)のですが、今読み返してみると、意外にニューイングランドばかりでなく、アメリカ全体についての記述が多かったのに気づきました。ニューイングランドを「新英州」と呼ぶのはユーモアを意図したものなかなあ・・・ それとも、読者にイギリスを思い起こせるつもりかな。ニューイングランドに加えて、南部や西部への旅での体験を加えて、彼女のアメリカ感が溢れているのですが、特に次の指摘が興味深かったです。
アメリカ東北部への最初の入植者たちが心に抱きしめていた三つ:
・神の面前に平等な個人の尊重
・社会契約の思想
・勤労の精神
それらが西部への開拓の歴史の中で変容した:
・独特なデモクラシー
・民族差を超えた協調と自治
・報われること多き勤労が生み出した快活さと自負
これらの指摘に異存はありませんが、半世紀後の今、彼女の現在のアメリカに対する感想を知りたいですね。