竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

蒲郡市政クラブ 提言内容

2022年10月27日 | 行政視察&要望活動・研修勉強会
令和4年10月27日(木)
お早うございます。

10月17日(月)、蒲郡市議会会派、蒲郡市政クラブは「令和5年度提言書」を鈴木寿明市長に提出いたしました。その提言内容を掲載いたします。

< 提 言 内 容 >
1 モーターボート競走事業のさらなる発展に努めてください。
 令和3年度の売上は1,546億円と前年対比116.1%の増加と過去最高の売上を達成し、本市における貴重な自主財源として喜ばしい限りです。
(1)つきましては更なる売り上げ増を目指してSG競走などグレードレースの誘致に積極的に取組んで      頂けるよう提言します。
(2)ボートパーク建設の際には子育て施策の一環として、自宅や児童館にはないボールプールやボルダ   リング、エアキャッスルや滑り台などの遊具を常備した、室内にて親子で遊ぶことのできる施設の新設を検討してください。このような施設は、近隣自治体にはなく、蒲郡市の魅力を高めることにつながると確信します。この件について民間企業の誘致もご検討下さい。

2 近隣市町との連携を強化してください。
  蒲郡市は東三河広域連合の一員として介護保険事業を広域で行うなど東三河の自治体と共同で事業を行っております。また西三河近隣市町と観光事業などの連携も行っているところです。
(1)ハード面でのまちづくりやソフト面での事業展開においても西尾市や幸田町との連携を強化してください。
3 立地適正化計画の具体的施策を進めてください。
  居住誘導区域と都市機能誘導区域が設定されました。コンパクトシティーを目指すなど立地適正化計画に沿った具体的実施案を策定してください。
(1)名鉄鹿島駅周辺への具体策として、国道247号鹿島バイパスのクラスポ蒲郡入口から鹿島町地内宮ノ要信号交差点へ抜ける市道の完成を提言します。
(2)国道247号鹿島バイパス4車線化に伴う周辺生活道路の利用に不利益が起こらないように配慮を願います。
(3)JR塩津駅・名鉄競艇場前駅周辺の具体策として、公共下水道整備事業に早期に完成するよう提言します。

4 蒲郡東港地区周辺整備の具現化に進んでください。
三河港ポートルネサンス21計画の改定版である蒲郡インナーハーバー計画が平成6年に策定されました。新たに本年度、東港地区まちづくりビジョンが策定されました。
(1)水族館やパルクの新設を含む具体的な実施に向けて努めてください。
(2)HISに対しラグーナテンボス事業の拡張として、蒲郡東港周辺と三河大島の利用を提案してください。
(3)松平・蒲形陣屋祭りの創設。商店街活性化のため、中央通り、中新道などの商店街を巻き込み、高校生にも一役買ってもらえるような春祭りを提言します。

5 公共施設マネジメント事業の具体的実施を早期に進めてください。本事業は市全体事業と地区事業に分けられています。市全体事業においては大胆な計画が必要と考えます。また、塩津地区と西浦地区では令和4年度に複合施設の実施設計業務に着手しています。
(1)市全体事業では市民会館現在地に市民交流センターを設置してください。例として市民会館機能、図書館機能、勤労福祉会館機能を併せ持った5階建ての施設。
(2)塩津地区の小学校、保育園、公民館合築および西浦地区の小学校、中学校、公民館の合築を早期に完成するよう提言します。
(3)公営の合葬墓設置の研究を始めて下さい。

6 企業再投資促進補助の拡充を求めます。
本補助金制度はすでに数社の企業が利用し本市の将来投資としても役に立っているところです。しかし、中小企業では従業員数など一定規模以上の企業でなければ補助を受けられません。
(1)本市の地場産業といえる繊維関連企業は要件を満たすことができず、補助が受けられない現状があります。本市の現状に合った補助政策を作っていただくよう提言します。
(2)本市は再生医療産業の集積市として愛知県からも期待されています。そこで新産業育成の観点から、再生医療関連企業(部署)誘致のための補助制度を、県を巻き込んでご検討下さい。

7 公共交通対策事業(市民の足確保策、コミュニティーバス事業)の継続・拡充をしてください。
(1)名鉄西尾・蒲郡線は本市西地区の生活基盤の安定になくてはなりません。蒲郡線がなくなれば本市全体の負担が増加することは明らかです。よって、今後も本線の継続に努めるよう提言します。
(2)名鉄路線バスに対する補助の継続を同様に求めます。
(3)コミュニティバスの拡充への取組み全市的に推進
  (毎日運行・乗継ぎ無料化へ)
(4)交通弱者のための高齢者に対するタクシー運賃補助をしていただき、多くの人に喜ばれています。鉄道、路線バス、支線バスが届かない交通弱者のために、タクシー運賃補助の割合を増やしていただくよう提言します。

8 特色ある学校教育の充実を求めます。
  少子化の中、学校教育にも影響が表れています。人材育成をする中で、今まで以上に外国人とのコミュニケーションは社会形成上、重要になっています。外国人から見たコミュニケーションツールの一つは多くの言葉を必要としないスポーツです。また、文化や芸術もその範疇に入ります。日本人は当然、すべての児童生徒が学びやすい環境も必要です。
(1)小中学生の海外派遣事業に、インドなどアジアも含めてください。
(2)中学生に夏休み個人ホームステイ補助制度を創設してください。
(3)クラブ活動に外部指導員を積極的に取り入れ、自己肯定感醸成のためにもクラブ数の充実を求めます。
(4)経済的な事情に左右されず、自らの夢や願いを実現するために、進学を希望する子どもたちに対して、返済の必要のない市独自の給付型奨学金制度の創設を要望します。
 (5)蒲郡各地区郷土の歴史を学ぶ時間を作ってください。例)大塚地区では幕末の外国奉行岩瀬忠震(ただなり)、蒲郡の三つの松平家。

<蒲郡の三つの松平家>
竹谷松平家 - 松平信光の長男守家の流れ。三河宝飯郡竹谷(愛知県蒲郡市竹谷町)を領した。
形原松平家 - 松平信光の四男与副の流れ。三河宝飯郡形原(愛知県蒲郡市形原町)を領した。
五井松平家 - 松平信光の七男忠景の流れ。三河宝飯郡五井(愛知県蒲郡市五井町)を領した。御油とも書く。

平成21年10月18日撮影 三谷祭 八剱神社前 各区出発

次回へ続く!
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