しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

再放送

2024年09月05日 | 日常雑記

   

 ・このにさんにち「秋」を感じさせるような、涼しい日が続いて助かります。でも予報では週末はまた暑さがぶり返すらしい。

 この日曜日NHK午後11時から「スペシャルドラマ坂の上の雲」の再放送が始まりますが、前に見たのですが大方忘れてます。この歳になって再び同じドラマを視て、どう感じるか、それも楽しみにしています。

   ・PCに中学の教科書にも載った『 司馬遼太郎のことば「二十一世紀に生きる君たちへ」をメモしてあります。過去、なんども読みかえしています。胸に響く言葉ですから。司馬作品は私も家内も好んで読んでいます。私は氏は「智の巨人」である、と思っています。
  
 ・改めて「二十一世紀に生きる君たちへ」を今朝読み返してみました。この言葉は氏の「遺言」ではないかと『「教養の人類史」ヒトは何を考えて来たか? ・水谷千秋著・文芸新書」』で著者は言っています。同感です、、

  『一つは 「人間は自然によって生かされてきたということ、自然こそ不変の価値であり、そのことを古代や中世の人々は自覚し、自然を神として恐れ、崇めて来た。然しその態度は近代や現代に入って少し揺らぎ、人間こそいちばんえらい存在だと、自然への恐れがうすらいでしまった。しかしあらためて二十一世紀は「私ども人間は自然の一部にすぎない」という素朴な気持ちを取り戻さなくてはならないと説くのです。ー中略ー

  二つめは、 君たち自身の自己ー自分にきびしく、相手にはやさしく、そして素直でかしこい自己ーを確立することが、特に二十一世紀には重要だと言います。人間は決して孤立して生きられる動物ではないと言い、そのため人には助け合うことが大きな道徳になっている。他人の痛みを感じること、いたわり、やさしさ、それらを訓練して身につけなさい、と彼は言います。』  ー後略ー

 長々と「水谷千秋著書」から引用させていただきました。「二十一世紀の・・・」はネットでも、YouTubeでは朗読で聴けます。

 「坂の上の雲」は録画して何度も視て視ようと思っています。

コメント
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