しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

My wife

2024年07月25日 | 日常雑記

  ・好きな女性はと聞かれたオオタニサンが答えた「好きな人は私の妻です」、素直でいいですねぇ。もし私が聞かれたら同じように答えます。新婚と違って何と言っても66年も一緒に生活してる。私の母親を最後まで看取ってくれて、二人の子供を育て、加えて地区の「民生委員を22年」勤めた「女性」です。

 チクリチクリと私の言葉に反論する時もある、ウルサイ!と思う事もあるが、言ってることが的を得てる、世の中そういう考えの他人もいるのも理解できる、だから反論も出来ない。よく言えば「自己確立」できてるひと。父親が外語中国語科出の某大学教授、あの厳格な義父の性格を継いでいるのは確かだ。

 我が家は基本的には各自それぞれ独立独歩、お互いを干渉しない。そういっても一緒に行動することが多い、独りでバス停にいると、今日はおひとりですか?、と聞かれることもある。周りのひとはいつも一緒に出掛ける仲良し夫婦とみてる。

 若い頃同じ業界で仕事をしてきた、私の仕事を良く理解していてくれる。長年の単身赴任もあったし、不規則な勤務時間のホテル業だった、土日祭日なし、他人の休んでる日に働く仕事。娘や息子の父親参観日に行ったことが無い、後年大人になった娘から家はいつも父親参観日にお母さんが来たと言っていた。

 まもなく90歳になるけど、指の筋力が衰えて来たのが目立つが、不自由なく三度三度の食事洗濯掃除をこなしてくれている。ここまで一緒にやって来た、これ以上の望むことは何もない、この歳だからいつどうなるかわからないから、何かにつけて心からの感謝の言葉を忘れないように心掛けてる。だから、他人に聞かれれば、好きな人は「My wife」。

 あちらはどう思ってるか知らないけど、一緒になって呉れてありがとう。これもそれもお互い元気であったこと、「健康第一」に生きたこと、喫煙せず、お付き合いで飲んだ酒も退職後は飲まない。専門家の医者先生のご注意は守って過ごすことがいいと思ってる。 

 ・6時をすこしすぎた、おはよう!、襖をあけて起きた家内が顔を出して言ったので、こっちも、おはよう!、と言った。新しい今日という日が始まった。

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