・あっという間に時間が過ぎ去ってしまうのは「楽しいことで退屈しない時」で、一日が長く感じるときはなんとなく「気がのらない時」かもしれない。
おなじ一日でも空がすっきり晴れ上がって太陽が燦燦と輝いていると、20分でも30分でも外へ出たくなってしまうけど、どんより曇ってうすら寒くそのうえ北風が吹いている日となれば、やむを得ない用事か先約が無い限りは外へ出たくないのが人情。
そんなことが自分の意志で出来るようになったのは、仕事を離れて大分たったこの歳になってから。自由であること、人の手を借りずに生きて居られ、連れ合いが傍にいてくれて何かを言えば返事が返ってくる、これだけできもちがほっとする。
こんな日がいつまで続きのか分からない、人間誰でもいつか終わる日がやってくる。友人の他界を報せを聴く、もう会えない、またひとり先に行ってしまった。記憶に残っている元気な時の姿を偲ぶ、お互い若かった。
いまのしあわせをおもいながら今日も一日が過ぎる、明日のことは分からない。
画像・「エンジェルストランペット」も盛りがすぎてしまった、、、