序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

劇団芝居屋第35回公演「通る夜・2018」第二場

2018-06-19 22:38:03 | 舞台写真
第二場 その一 通夜式も滞りなく終わり、大広間に残っているのは食事をする町内の手伝い方と酔っぱらった組合員ばかりになった。 通夜式の給仕をしていた礼子やかほりも一息つき、事務机の遺影に献杯をする。 亡くなった宗一郎は恩人とも言える人であった。 親しい間柄の新也も遺影に献杯して帰る。 葬儀委員長である昭典が帰ろうとする時、お清めの時間に中座していた美子が寿々子を伴い来る。 美子は寿 . . . 本文を読む