世の中、子供の日です。
私の所の二人の子供達はすでに三十路を超えており、五月五日はだだの休日と化しております。
まあ、孫はおりますが、この日は家族で何かをするんでしょうから、私達夫婦は部外者です。
仕方がないので、劇団芝居屋の子供達にお祝いを届けようと思います、稽古という名のお祝いを。
さて、早いもので五月に入ってあっと言う間の五日間ですよ。
これからは本番までの時間が、「残された時間」という意識の時間になります。
こうなると時間が経つのは加速度的ですよ。
ええ、一日が早い早い。
よほど具体的な目標を立てて過ごさないと、悔いだけが残る結果になる事は必至です。
その為には出されたダメ出しの意味を、ここをこうすればいいのかなどと表面的に取る事は厳禁です。
出されたダメ出しの波及する場所を考えなければならないのです。
演出家のダメ出しは時期によって、役者自身の役創りの過程の中で変わって来るものだと認識すべきです。
この時期の演出家のダメ出しは、役者が今まで創り上げて来た事を否定するような場所からは発してはいないんです。
踏み込みを深くさせるサゼッションだと受け取るべきなんですよ。
ある個所を指摘されたら、それは人間造形の足りなさを指摘されていると考えるべきです。
ですからその箇所だけではなく、その足りなさは他の場面あるんだと思うべきです。
そうして修正してみるんです。
それが出来たら、自分の違いというものをはっきり確認できる筈です。
時間を有効に使うのも、無駄にするのも自分次第ということですよ。
こんなお祝いでいいかな?
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