序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

劇団芝居屋稽古場日誌その2

2014-10-10 16:59:30 | 本番稽古



本格稽古が始まって2週間。




稽古回数そろそろ10回ですかな?




劇団芝居屋本番稽古総数が45回ですから、四分の一弱が終わった訳です。




さあ、役者諸君の自己採点はどんなもんでしょうか。




一人一人に聞いてみたいもんですな。




現在、「通る夜・仰げば尊し」の内容の把握も済み、役者が役の個人創りに全精力を傾けなくてはいけない時なんです。




台本から受け取った情報を基に、書かれていない部分を自分で補足して、「だいたい」という曖昧な世界から「こうだ」という言い切れる自分をどう創るかの時期なのです。




それが結構難しいのです。




この時期に周りを気にする暇はありません。




稽古場の役者同士の視線など眼中にあってはいけないのです。




この時期は失敗を恐れず思ったことを、考えたことを稽古場で晒すことが必要なのです。




恥を掻く時期なのです。




大いに足掻いて恥を掻きなさい。




それが後々の自分の到達点の高さになって帰って来るのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿