「通る夜・１９６５」舞台写真５

文化祭の準備の為にキートンの家に集まったメンバーは、委員長のチーコの提案通り、自分たちの２０年後を描いたオリジナルの演劇をつくる事にする。

そしてそれぞれの自分の二十年後を語り合うのであった。

チーコは自分の未来の夢。

仕事と家庭を両立させるスーパーウーマン。

マサルの夢。

自分の父の会社より大きな会社の起業。

タケコの夢。

自分の母の経営するスナックを受け継ぎ、豪華なクラブの経営。

ノッチンの夢。

母の仕事の看護婦になり、やがては看護婦長。

ケイコの夢。

三人姉妹の長女のケイコは自宅のお寺を継ぐ住職のお嫁さん。

フーコの夢。

子沢山の大家族。

シュンジの夢。

大物。とにかく大物。

タケシの夢。

日本の経済を支える炭鉱夫。

ソウチンの夢。

帝王製紙の社長。

ジキョウの夢。

自宅の風呂屋の跡継ぎ。

みんなの夢を取り入れた脚本の書けと無理強いする一同。

果たしてその結果は・・・

続く。

撮影　鏡田伸幸