序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

一蓮托生

2020-04-30 13:41:04 | ブログ
人間世界がどの様な厄災に襲われていようが季節は巡ってきます。
何もなければ浮き浮きせずにはいられないほどの気持ちの良い季候になりました。
何時ものように朝の買い物を兼ねたウオーキングから帰って来ると、居間からから妻の歌声が聞こえてきました。
妻はスマホにイヤホーンを付け、最近マイブームになっている床を磨きながらコンサートの真っ最中です。
手洗いをしながらそんな歌声を聞いていると思わず知らす「ありがたいな」と思い、思わず笑ってしまう私がいます。
そしてこんな言葉が浮かんでくるのです。

一蓮托生。

コロナが拡散すればするほど罹患するリスクは高まってきます。
何時我が事になるわからない恐怖や焦燥感が募ってる今、同じ様な恐怖を感じながら明るく振る舞う妻の存在は大きな救いです。
一蓮托生、死なばもろとも。
そう思える妻と一緒になれた幸せをつくづく感じている私です。

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