早いもので2007年もあと一日を残すのみとなった。
今年の劇団芝居屋は二月にシアター風姿花伝で上演した第十二回公演「待合所・帰郷」を皮切りに、七月に第十三回公演「コンビニエンスストア・山甚」、九月に北海道根室青年会議所主催の市民子供ミュージカル「フミとポック」を挟み、十一月の第十四回公演「喫茶店物語・再会」の計四本の公演を実現した。
演劇人としては充実した恵まれた年といっていいのだろうが、実際の所かなり骨の折れる作業ではあった。劇団員の生活もさぞかし大変であった事は容易に想像できる。では何故この様なスケジュールを立てたのかと言えば、これはただただ劇団芝居屋の所属俳優の力量向上が目的だあったのだ。芝居屋の役者達を、一本の作品の中で自分創りを、自分勝手に行える力量を手にする事が可能な役者になる為の端緒を手に入れさせる年にしたかったのである。
果たしてその目的は果す事が出来たのであろうか。その答えは次回の十五回公演の中で見つかる筈である。
劇場内の暗闇に、あなたの心で穴を穿ちこの人生を覗いて下さい。・・劇団芝居屋
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