MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ラスト・ウォリアー 最強騎馬民族スキタイを継ぐ者

2018-06-05 23:10:52 | 洋画未公開
中世ヨーロッパ大陸の歴史的剣戟映画ですが
なんとオープニングの製作会社のロゴは殆どロシア語ということで
ロシア製作のちょっとグロっぽい剣戟映画ということで
日本でのレイティングがRー15+ですが、ロシアでのレイティングはRー16なんですねぇ
ヨーロッパは全体的に16になってるのに、ロシアも追随してるのかな
それにしてもフィルム撮影なのか意図があるのか
全体的に画質は荒く、映画的には実にキチャナイ映画
ってことでプロット自体にも権力者の汚さが・・・

十一世紀、トムタラカニ公国のオレグ公に仕える公国最強の戦士ルトボル
彼の村を、スキタイの傭兵軍団が襲い、ルトボルの妻と生まれたばかりの息子をさらっていくスキタイ集団の要求はルトルボの妻子とオレグ公の命との交換だった・・・
オレグ公はルトボルグに毒を盛られ危篤状態と言う状況に
ルトボルグはオレグさつがいの罪で捕らえられ
って言う狂言をオレグ公から提示されルトボルグは公国を脱出し

妻子襲撃の際に捕まえたスキタイの戦士クニーツァという男を道案内に、
ルトボルグは妻子奪還に向うその道程で、二人に奇妙な友情が芽生えていく
そこに至るまでには色んな種族等の襲撃があったりして周りは全て敵だらけという状況なんですが、何だろうな顔を白塗りしてるアフリカン種族が登場したり
ヤク漬けのゴリラ男とのタイマンバトルがあったりして105分と言う長い尺も退屈はしません

更に、スキタイの傭兵を動かしてる黒幕がいて
そいつをあぶり出すと・・・途中である程度黒幕は読めますが
なんとルトボルグの妻子を誘拐した理由ってのはルトボルグの妻が二つ目の目的で
あったりして二兎を追うもの一兎をも得ずということで

黒幕の上手を行くのはなんと・・・
ってことですが黒幕が奥さんを狙うのも納得のルトボルグの奥さんを演じてるお方
女優さんDDの私の心も揺れるくらいの美女でしたねぇ
そして主人公ルトボルグ含めて出てくる男優さんがみんな一癖二癖の曲者顔揃いなのも
誰がホントの悪なのかを判りづらくしているのも良かったなー

長い副題ですが、コレがこの映画の主題だったのねぇ

2018年製作、ロシア映画
ラスタム・モサフィール監督作品
出演:アレクシー・ファッジェーフ、ユーリー・ツリーロ、ヴィタリー・クラシェンコ、アレクサンドル・クズネツォフ、アレクサンドル・パトヴィック

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 68キル | トップ | ネイビーシールズ ナチスの金... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

洋画未公開」カテゴリの最新記事