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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

剣客

2021-08-10 17:49:34 | 韓国映画
初めは、中華そう中国だと思ってジャケット借りしてきたんですが
蓋を開けてみたら韓国映画だった
韓国時代劇なんですねぇ、清と明がお互いの覇権争いに半島制覇でシノギを削っていた時代劇
銃も出てくる17世紀のお話李氏朝鮮の衰亡に関してはあんまり詳しくないんですが
17世紀の朝鮮では最初明に朝貢することでその威光を傘に繁栄してきたものの
度々クーデターが起きて李氏が王位を巡って揉めてる時代でもあり
そう言った中で清もその利権を半島にって言う代理戦争の時代を背景にして
 
一人の剣豪が王家の娘を守って政争に明け暮れる都を捨てて王家の娘と親子として山に篭って隠遁生活してる中で
宮廷剣客時代にクーデター側の剣豪チョン・マンシク演じるミン・スンホと命のやり取りに時に剣のあたった時の破片で目を焼かれており
その目が悪化したために
娘に促されて目薬を都に求めて降りてきて、
 
清の剣豪タスリム演じるクルタイに貢上として拉致されたことによって静かに暮らしていたものの、娘を助けるために昔の剣客に戻って娘を取り戻すお話
韓国映画にしてはストーリーにしても何にしても実にストレートで単純にわかりやすい映画
ミン・スンホンが使ってる刀ってどっから見ても日本刀ですよね
それと主人公であるチャン・ヒョク演じるテユルの剣は先割れしてる不思議な剣でしたねぇ
 
いやテユルの無双ぷりを見てるだけで時間を忘れる
日本の剣劇では基本武道から絶対的にはみ出せないから、自ずと殺陣がパターン化した中で剣を交えているんですが
中国では剣が人が宙を飛び交うんですが、一応韓国剣戟では飛び交うことなく
剣と剣が交わりますがその剣戟スタイル自体に型がないんで
実にバラエティ豊かな殺陣となってるとこが楽しかったかな
 
銃殺隊に向かっても敵の人体を盾にして弾を避けながら銃殺隊を一掃しちゃったり
見所満載でしたねぇ
もちろんクライマックスはテユルとクルタイとの一騎討ちがクライマックスになってるんですが
その前に因縁のミン・スンホンとの一戦もしっかりと描いています
 
お話も歴史に基づいたとはなっていますが、そこは時代背景だけで
キャストは全部架空の人物でしょうから、歴史の中で自由に架空の人物を泳がせているという単純明快の町娯楽作品でした
剣戟好きな私には100分の尺を短いと感じる作品でした。
 
2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
チェ・ジェフン監督作品
出演:チャン・ヒョク、キム・ヒョンス、チョン・マンシク、イ・ナギョン、ミンヒョク、チェ・ジノ、チャン・ヒョンソン

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (ヒロ之)
2021-08-19 16:20:47
こちらにも。
勧善懲悪をストレートに描いた剣術アクションでした。
怒りが沸点に達したお父さんが半端ない強さだったてのが本作の持ち味でしょうか。
ヘラヘラした悪い奴が悲鳴を上げる姿は観てて楽しいです。
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ヒロ之さん、コチラにも (morkohsonimap)
2021-08-19 21:13:27
コメントありがとうございます。
ストレートすぎるくらいな勧善懲悪なお話でしたねぇ
半端ないほど強いお父さんでしたが、ちょっとこっちにハラハラさせようって目をみってきてましたねぇ
中国の強そうなやつほどそうでもないんですねぇ
個人的には老剣豪が輔にってかおもったけど
結局再対決させるんですね
返信する

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