MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本やくざ抗争史~首領襲撃~

2024-06-21 17:05:42 | Vシネマ
今6月の東映チャンネルの<侠のVシネ劇場>で番組として編成されていたのは「極道の紋章 レジェンド 第十三章 」と先にブログにあげている「日本やくざ抗争史 ~巨大組織分裂~」作品の三本
先に書いた「日本やくざ抗争史〜巨大組織分裂〜」よりもオールインでもこちらの作品が先に製作されてリリースされてるものだし
劇中ではかの巨大反社組織山口組をこのニ作品では丹波組にしてるしその三代目組長を今作では白竜さんが山台富士男として演じられており
三代目補佐の若頭山本健一には小沢和義さんが谷岡健三として出演されており

表題の通り巨大組織の首領が襲撃された前代未聞のベラミ事件を扱った作品だったのね
ってことで前作とは番組編成上歴史的に順逆になってしまってるんですね
詳細は省きますが巨大組織の枝の大阪をシマとする佐々木組と第日本正義団溝口組との抗争に端を発して
佐々木組が溝口親分を弾いたことにより

劇中では松岡組長となっていたのかその組員である鳴海清
劇中では小沢仁志さん演じる松岡組組員成瀬清が三代目の首を狙って
京都のクラブベラミに三代目が顔を出すっていうのを知らべに調べてそこの常連客として三月通い詰めて
なんと三代目が現れた日に彼を弾くということに・・・・

三代目は運の強い人で軽く銃弾がクビをかすめただけですが
その成瀬が常連客となるべくしてホステスの1人と同棲までっていうのはフィクションなのかどうかはわかりませんが
そんな成瀬の山台を待ちに待つ姿を描き
目的を果たしたあと
命を狙われるとこまでを描いた作品だったのね

いつも見慣れない小沢仁志さんのある意味チンピラやくざっていう役所ではあるのですが
演じられてるご本人はそのつもりでも見てるこっちはやっぱり仁志さんから受ける印象はちょっと重厚すぎて
親分古井榮一さんよりも貫禄があったりして・・・

それにしてもよくまぁ三月も毎日ベラミに通い詰めて目的を果たすとは鳴海清っていう人も忍耐強いし人だったようですが
おかげで鳴海清さんもなんとまぁ敵味方双方から命を狙われるとは任侠の世界感っていうのはこう言ったドラマで見せられてるものとはほとんど遠い世界観なんでしょうね

2014年製作、日本Vシネマ、コンセプトフィルム作品
金沢克史監督作品
出演:小沢仁志、水元秀二郎、古井榮一、千葉誠樹、舘昌美、村内孝志、鯉迫ちほ、小沢和義、白竜
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エレベーター・ゲーム

2024-06-21 05:05:09 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興業<未体験ゾーンの映画たち2024>で上映された作品
個人的には西洋のホラー映画はそれなりに見ますが
Jホラーに関しては完全にトーシローの域を未だ脱出できてない私ですが見終わって調べていたらこの“エレベーター・ゲーム”自体は日本での都市伝説としてオカルト的に伝わってきてるものをアメリカが先んじてホラー映画にしてしまったものらしい
 
と言われてもそれなりに長い人生を送ってきたと思っていますが、日本のエレベーターでっても私は会社勤めしたことないしマンション住まいでもありませんのでほぼ4階までの建物でしか生活しておりませんのでエレベーターには縁がない
日本のエレベーターって上なら上方向に向かい、下ならし下方向だけにしか動かないエレベーターしか知らなくて
ある時高層って言っても13階に住む同僚に深夜のマンションのエレベーターって事故事件防止のために各階止まりだっていうのは聞いたことはありますが
停止ボタンを押すとそれに合わせて指定階に都合よく上下するエレベーターを知らなくて・・・
そういうエレベーターでないとこのお話は成立しませんよね
 
まぁそういう設定は設定として受け入れるのが映画視聴の常識ですから受け入れるのになんの抵抗もなかったのですが
これもあまり怖くはないホラーでしたが、個人的に1人でも乗るあの狭い空間は心理的には今の私にはあきませんから深夜のマンションの各階止まりのエレベーターはある意味ありがたいかも
でもやっぱこの狭い空間で化け物に襲われたらやっぱ怖いですよね
でもこの作品エレベーター室内で手刀での頭突き破りのシーンもあるにはあるけど笑ってみてられる程度
 
赤い街で逆反りからの反転四つん這いでおっかけられるのは逃げられないから勘弁かな
それにしてもあれやねぇ最初に殺られたのが嫌味な彼っていうのがいい設定だったけど
塩で結界作るのに塩を得る手段には笑えたけど結局なんの役にも立たなかったねぇ
 
こんなSNS配信のオカルト集団っていうのも結局はなんの役にも立たないわけで
単なるお金設けって言ってもほとんど利益が得られない
そしてお互い利用して利用されての関係性でしか繋がってないんですね
そんなモロモロが見えるっていう映画だったかなぁ
結局はお兄ちゃんも取り込まれてしまったのか・・・
 
オープニングとエンディングがシンメトリーになってるのはホラー映画の定番ですよね
まぁ見てて退屈はしなかったもののホラーとしては怖さの足りない映画だったかなぁ
 
2023年製作、アメリカ映画
レベッカ・マッケンドリー監督作品
出演:ジノ・アナニア、ミーガン・ベスト、アダム・ハーティグ、ヴェリティ・マークス、アレック・カルロス
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする