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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

T-34 ナチスが恐れた最強戦車

2019-03-19 23:24:31 | 洋画未公開
昔、「鬼戦車Tー34」っていうソ連映画がありました
また日活が青息吐息になる寸前「戦争と人間」三部作製作するときにも
ソ連にまだ動けるTー34が大量に出演されていました
そんなこんなで戦車を主体にしたロシア産の戦争映画だと思っていましたが
なんせジャケット借りですから、梗概も読みませんからねぇ

ってことでのTー34の誕生秘話的な映画でした
1939年のソ連軍戦車は、胴体の鉄板が弱く敵の20ミリライフル弾
37ミリ砲弾ですぐに戦車は壊滅されていました
これらの弾に対抗できる鋼板と機動力を備えた戦車の開発が急務でした

1940年ミハイル・コーシュキンがそんな最新式戦車34を開発しましたが
スターリンの拝謁にお披露目するため、なんと1000km離れたモスクワまで
閲兵式に参加するために2台の試作品を内密に陸路自走して運ばれることに・・・

オープニングからロシア文化省協賛、ロシア軍事史協会推薦みたいな
完全なるプロパガンダ映画でしたねぇ

隠密裏の行動にも関わらず、って内部にスパイがいたりして
34戦車の情報をつかんだナチスは、今後の脅威になると恐れ、
34戦車を破壊するべく奇襲部隊を派遣する・・・
モスクワまで敢えて悪路のショートカットでの800㎞、
2台の戦車は敵の襲撃部隊とかロシアの山賊に襲われつつ
開発者、つまり軍人はたった一人いるだけの民間人5人だけで無事にモスクワに行けるのか?

戦争アクションではありませんでしたし、
ナチスをさんざん苦しめたソ連の最強戦車34の実写映像をラストにつけたして90分のプロパガンダ映画ではあるんですが
それなりに楽しめた

2017年製作、ロシア映画
キム・ドゥルジニン監督作品
出演:アンドレイ・メルズリキン、アントン・クズネツォフ、アグラヤ・タラソワ

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3 コメント

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T34の信じられない構造! (mobile)
2019-03-20 08:22:44
実はT34は信じられないような構造になっているのをご存知でしょうか?それは・・・「砲塔が回転しても、戦車長や砲手の座席は正面を向いたままになっている」ことなのですっ!砲塔の床は車体に固定されていて砲塔と共には回転しないんです。人間工学を全く無視している点は流石ソ連製(!)の面目躍如です。
まあ初めての傾斜装甲採用でバツグンの被弾経始だったワケですが、この構造はスゴイです。
その他の映画では『戦争のはらわた』に登場して圧倒的な破壊力を見せつけてくれましたね~。
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あらずもがなの追記 (mobile)
2019-03-20 11:50:43
T34の性能に驚いたドイツは恥も外聞もなくT34ソックリな戦車を開発・実戦投入します。
これが有名なパンツァー戦車です。
-------☆☆☆-------
>1939年のソ連軍戦車は、胴体の鉄板が弱く・・・。
>KV-1はメチャ頑丈だったらしいです。
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mobileさん (morkohsonimap)
2019-03-20 23:23:07
コメントありがとうございます。
映画が好きなだけで戦車には詳しくありませんが
Tー34についての詳細な機能情報ありがとうございます

パンツァーって言ったらアニメ「ガルパン」を思い浮かべますねぇ
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