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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

男たちの挽歌 REBORN

2020-05-23 21:20:47 | アジア映画
全く中国で「男たちの挽歌」のリメイク作品が作られていたの知らなかったが、
未だこんなに韓国映画に嵌る以前に韓国で作られたリメイク作品は見ていましたが
ってのも、個人的にジョン・ウーの「男たちの晩歌」が好きだったので鑑賞した記憶がありますが
オリジナルを凌駕する作品ではなかったんでしょうか
韓国版リメイク作品は全く記憶には残っていない
 
そう当然ではあるが、どうしてもオリジナルと比較しちゃうから、
そう言う意味で言うとこの中国版リメイクも全くオリジナルを超えきれていない
それはまぁ仕方ないんでしょうね、あまりにもオリジナルが衝撃的すぎた作品だったから
当時の香港映画はいわゆるカンフーというか、空手映画全盛で、そんな中に銃撃戦と男同士の“俺の目を見ろ、何にも言うな、男同士に胸の裡”的な、今の感覚で言うならBLと見られても仕方ないような男同士の友情というか、絆
そして反目し合うものの”血は水よりも濃い“と言った兄弟愛が実に見てる男の子心をくすぐってくれたのである
 
したがって「男たちの挽歌」ってタイトル見ちゃうと、つい見たくなるのも事実で
早速レンタルしてきちゃいましたが
尺がオリジナルが90分強だったのにこちらは二時間弱の尺だったので
それなりにレンタル即観賞にはいかなかった
それは見て期待外れになるのがわかっていたからかも
全体的にはオリジナルに敬意を払っていて、悪くはない作品だったけど、
 
オープニングからびっくりさせられた作品
というのもなんと日本が舞台です、タイトルロールのバックシーンは渋谷のスクランブル交差点
しかしスタッフだけが日本だけ風景のだったロケに来てるだけで
あとは中国映画なのにハリウッドであるようなおかしな日本風な映像
何故に日本レストランで相撲が取り組まれてるんだというか
一応取引相手の日本の親分は庭に作った露天風呂に入ってるんだよ
くりからもんもんはいいとしても中国でのこの日本の表現はひどくないかい
ってことでこの作品未公開DVDスルー作品になっちゃのかな
一応大阪での”アジアン映画祭“で上映された作品らしいですが・・・
 
ちなみに、「男とたちの挽歌」ちいえば、マークのレストランの銃撃シーンですが
本作ではこの、マークの襲撃は改めて日本での襲撃になっていたんですね
中国人は日本イコール地震国家だとおもてるんでしょうか?
っていうかこの映画マークの存在感がやはり薄いんだよね
映画自体兄弟に力点が置かれていたような
っていうか役者さん自体も存在感が薄かったってのもある
 
ってか見てるこっちもオリジナルのだったチョウ・ユンハからぬけきれていないのもあるんだろうな
そしてこの映画の一番の難点はケレンである銃撃戦
CG使った銃弾の飛び交う曳航を多様してるんですが被弾シーンがなってない
曳航は他人に被弾せずにただ当たったって感じで倒れるだけだし
こんだけCG使うなら被弾での血飛沫くらいあってもいいんじゃないかな
そしてお互い撃ちまくってるがどっちを射ってるのかよくワカンないんだよね
 
2017年製作、中国映画(日本未公開作品)
ディン・シェン監督作品
出演: ワン・カイ、マー・ティエンユー、ダレン・ワン、ラム・シュー、中野裕太

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