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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

アンダー・ユア・ベッド

2020-01-15 23:22:01 | 邦画
覗き、自宅侵入、監視、盗撮、盗聴などのストーカー映画を
新人女性監督が、ちょっとしたアートっぽい作品に昇華させた邦画って言っちゃっていいのかな
高良健吾が幼少時から表に出てこれないにもかかわらず、自閉症ではないし
上記のストーカー行為をするものの、高良健吾がコレだけの行動をして見せても
見てる女性観客に嫌悪感を与えてこない
っていうのはキャスティングの妙なんでしょうか

映画の情報を入れないといっても
ヘアヌード作品って言う情報は、不思議と何処かから入ってくるもので
レンタル店で導入されてるDVDを見たら、R -15マスター仕様ってあったので
セルのR -18作品を購入してきました

幼少期から人に認められない人間として育ってきた主人公の三井
現在30歳ですか、大学でたった一度だけクラスメイトの千尋と一緒にコーヒーを飲んだだけで
その時”三井くん“ と言ってもらった幸せを今日まで持ち続け

結婚した千尋の家の前に、幼少時から飼っていた熱帯魚屋さんを開くものの
彼の日常は千尋の日常を観察するだけ
ある日ヒョンなことから彼女の家の鍵を入手し
それ以降家の中に侵入し盗聴を仕掛ける、それによって
千尋が日常的にDVを受けてることを知り
最終的に三井が起こした行動は・・・

っても、店主とお客さんで千尋が三井と顔を合わしても
やっぱり三井って思い出されるわけでもなく
でも、彼は11年前に”三井くん“ と言われてから、恋していたのかも彼自身わからないまま
日々ストーカー行為を続けていくわけで

結局、DV旦那を千尋の代わりに殺してしまうんですが
最終的に警察に自首して行くものの
千尋にようやっと三井であることを思い出されて・・・
愛した女性に認証された事で、幸福に包まれて彼は刑に服して行くんだろうな人間としての自分を取り戻して

あえていうならばコレが日本映画の表現の限界なんでしょうか
もちょっとドロドロにしてもいいような作品でしたが
「殺人鬼を飼う女 」「と同じ大石圭の原作作品の映画化だったんですね

切り口の違う記事はコチラ

2019年製作、日本映画、「アンダー・ユア・ベッド」 製作委員会作品、KADOKAWA映画配給
安里麻里脚本・監督作品
出演:高良健吾、西岡可奈子、安部賢一、三河悠冴、三宅亮輔
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