ヘヴィ・ドライヴ

ジャケットからして、もう私の大好きなガールズアクションをリリー・ジェームズとテッサ・トンプソンのW主演の作品
本当にコレを未公開にするって日本の興行はドーなってるんだ
って思いながら新作のセットレンタルにチョイスしてきましたが
本当にありがとう絵面といい、惹句といい、もう完全なるジャケット詐欺、それもかなりな重罪に値するほどの詐偽過言でした

いわゆる、最近っていうか、トランプが加わった米大統領選挙からクローズアップされるようになった
ホワイトプアのお話だったのね
アクションもなければ、銃撃戦さえも無いのに、ジャケット以外、なんとピクチャーデスクにはヒロインが銃まで構えてるという
もう呆れ果てるんですよ
そうまでして、レンタル店で高回転を狙いたかったんですかねアメージングDCさんは

どうしようもない貧困に暮らす姉妹の貧困生活から脱出しようと足掻き、もがく姿を104分描いてるだけの映画
リリー・ジェームズとテッサ・トンプソン演じる姉妹の演技力で、ある意味緊張感だけが随所に見られて
寝落ちせずに最後まで見ることができましたが
こんな貧困姉妹を描いて行くって、やっぱトランプ政権の歪みを映画が告発してるということなのか

姉は薬物の売人として捕まり、現在保護観察中の身、更に自宅は差し押さえ目前だが
地元を出て都会で新規に働くために保護観察を終えようとそれだけでクスリの売買に手を出さずにいる
妹はトレイラー暮らしのシングルマザーで二人目の子を妊娠してるが、わずかな賃金でダイナーのウエイトレスをしてる金もないし上真面目に暮らし、あと数日で保護観察が明けるのに、差押さえの期限が迫り
どん詰まりの状態に追い込まれ、やむを得ず再びクスリ販売に手を染めることに
姉はクスリ入手目的で、妹は2人目脳子を堕すために偽造保険証でカナダに2人して渡る

2人の姉妹の心情を表現してるかのように終始画面は暗いんですね
デジタルで撮影してるんでしょうが、画面自体にもザラツキを出してるんですね

ラストは姉も妹もカナダで目的を果たして、カナダの国境を越えてアメリカに帰ってきた国境線でのストップモーション
アメリカに戻った姉妹の将来は見てるコチラに完全にあづけた形で終わってるんですね
重くはないんですが、現代アメリカが抱えてる問題提起にはなってるようですが・・・

2018年製作、アメリカ映画
ニア・ダコスタ脚本・監督作品
出演：リリー・ジェームズ、テッサ・トンプソン、ランス・レディック、ジェームズ・バッジ・デール、ルーク・カービー、エリザベス・マックスウェル、モーガナ・ショウ、ゲイリー・ティーグ、ジェレミー・St.ジェームズ、アレクシス・ウエスト

アウトレイジ・凛 美女極道の濡れ燃える肉欲

新年初の最新エロチックOVが、私の二推しか三推しに・・・
いやそこまで行かなくても両手で数えるうちにはランキングされてるAV女優の東凛さんの作品
本職のAV作品は見たことはありませんが、OVとかピンク映画ではそれなりに見てるお方です
それがエロチック仁侠作品といえば購入しちゃいますよね
って行きつけのレンタル屋さんには完全無視されてる作品でした

オープニングに可児正光さんと濡ればがあるだけで後はもう完全に任侠作品となってます

が、エロも任侠喪かなりどっちつかずというか
かなりな中途半端作品となってるのが残念でしたが

”任侠裏社会の闇を斬り裂く美女の一撃!!“とかジャケ裏の惹句には描かれていて
お話としてはセックスがおわって2人して歩いていると、ヤクザに襲われます
主人公の凛を狙ったものと撃退するも、突然凛は暴漢が落としていったナイフ江尾拾い彼氏を刺し殺して
そして3年、刑期を全うし、かつて自分を養子として迎え育ててくれた犬神一家の元へと舞い戻った凛
しかし、本当の親みたいに育ててくれた三代目は死んでいて
血の繋がらぬ兄竜司が四代目としているものの
今では犬上一家は落ち目でして・・・

凛が刺殺した彼氏の兄で、三代目若頭が今では敵対する旗頭として凛に復讐しようと待っていたのだった・・・

とこう書けば面白そうなんですが
凛は五尺棒の達人って言う設定で、ジャケットnoような日本刀は持ちません
最終的には、なんで凛が愛する彼氏を殺したかっていう謎も一応は解き明かされるんですが
任侠のお話としてはあまりにも陳腐すぎるくらいの噴飯ものでした

切り口の違う記事はコチラ
2019年製作、日本OV作品、ネクスタシーEX作品
国沢実脚本・監督作品
出演：東凛、並木塔子、p、藤原シンユウ、p、中山将志、村山竜平、滝川拳、菅野達也、可児正光