MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

よこがお

2020-01-27 23:35:09 | 邦画
普通は手をつけないような作品なんですが
虫の知らせだったのか、復讐って言う言葉が惹句だかどっかに
あったようで、記憶は曖昧なんですがその復讐の二文字と
5本セットレンタルにする作品が 見当たらなくて
最近積極的ではないものの普通にキラキラ映画とか、アイドル映画ではなさそうな邦画はを見てもいいかな

そんな感覚で、筒井真理子なら安定した演技だろうし
って事でしたが、映画の情報入れないからねぇ
まさかに筒井さんのヘアヌードがさりげなく出てくる映画だったんですね。
筒井さんのジャングルみたいなアンダーヘアは園子温監督のロマンポルノリブートの「アンチポルノ」 で十分に鑑賞してますが
こういった何気ないR -12作品にもこういったシーンがあるんですね
筒井さんってアラ還ですよ
60の女優さんの裸見たってそんな嬉しくもないけど、こういったなんも期待してない作品で
交通事故みたいにでくわすのは違った意味で嬉しいんですよ

映画としては、過去(市子・・・本名)と現在(リサ・・・偽名)の時制 が
とりとめなく交差して映画は紡がれて行くので、わかりづらいように思いましたが
見てるうちにちゃんと整理して見てる自分がいる
こういうのって脚本が上手いんだろうな

復讐する側とされる側が、実はみんな普通に生きてる普通の人生を送ってる人たち
決して誰かが殺されるわけではないんですね
主人公の市子は保健介護士で、ある家庭の認知症のお婆さんの訪問介護をすると同時に
その家族の長女が介護士目指してるので
空いてる時間で介護士試験の勉強を見ている

そんなある日、次女のJKが誘拐されてしまう
一週間後保護されるものの、犯人は市子のの甥だった
コレで加害者家族と被害者家族が市子でつながってしまうんですが
長女は高校時代からの彼氏がいるものの、両刀使いなのかしら
彼氏がいつつ市子に思いを寄せていて、彼女への恋心からでしょうか
市子に拉致犯との関係を伏せさせる
ここから悲劇が始まるんですね。

映画はコレだけでなく、過剰なマスコミの遠慮のない加害者や被害者に無責任に攻め込んでくるもんだから
結局市子と甥の関係がメディアにすっぱ抜かれ
介護士の仕事と介護医師との再婚話も流れてしまう
横恋慕した長女野リークだったんで・・・
何もかも失った市子はリサとして長女の彼氏である美容師に近づき
己の肉体で誘惑し、その写真を復讐として長女に送るのだが・・・

先に書いたように普通に生きてる人生に突然起きる波紋
誰でも加害者に、被害者になりうることと
マスコミの無責任さを淡々と描いた作品なだけに
いろんな怖さを内包した映画共言える

切り口の違う記事はコチラ

2019年製作、日本映画、「よこがお」製作委員会作品
深田晃司脚本・監督作品
出演:筒井真理子、市川実日子、池松壮亮、須藤蓮、小川未祐、吹越満
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ラクシュミー 女神転聖

2020-01-27 17:08:54 | アジア映画
セットレンタルに向けての完全ジャケット借りです
だってねぇ、お姉ちゃんがポン刀持ってるし、銃を構えてりゃ
私の大好物なガーリーアクション映画だと思うじゃないですか

更に邦題も“ラクシュミー”ですもんんね、いわゆる”吉祥天女“ですよね
って事でヒンドゥーの天女というか女神様
そうですヒロインのお姉ちゃん胴着の着衣の映像ですが、見てもお分かりのように

吉祥天女同様の美貌と、着衣でも目が釘づけになるほどのおっぱいの豊穣さ、見事にラクシュミーの具現以外の何者でもない
って期待したけども
このインド映画、完全にジャケット詐欺です
ヒロインは豊穣の美人で間違いありませんが、なんとラブストーリーだったんですね

今のインドを象徴するかのごとく、ヒロインは10歳の時に町中で拉致されて
なんと集団レイプされる寸前、武道の達人に助けられて、今後この記憶から解放されるには武道の達人になるしかないと
弟子入りして、十数年
街で、男たちに絡まれてものの、軽く武道であしらって、落としたヘアピンを拾ってくれた
男に一目惚れ・・・
親の反対(占いで相性が悪く死んでしまうと)されたものの、無理やり結婚して、男の本拠地のアメリカラスベガスに


インド映画には珍しい?ベッドシーンですが、ブラパンは決して外しません
極め付けはお風呂でも

下着をつけたまんまでしょ

豊穣のおっぱい見たかったなぁ
って言っても、インド映画ですから、いわゆるボリウッド的に突然歌い出すし、踊り出すんですね

でもって、占いの通り、旦那の命が狙われて、三度目の正直でなんと乗ってるクルマが爆破されて危篤状態
死神が現れて・・・ってヒロインにしか見えないんですよね、旦那の命と引き換えに、って事だったりするものの
夫の仇と、自慢のカンフー勝負に
ただそれだけですが、相打ちっていうか12階から一緒に落ちて、天国で死神と出会って

武道はそれだけに使われるんですが

タイトルロールにポン刀が表示されるのですが、本編では全く出てきません
完全に武道は旦那の命を救うためだけに使われているだけ

苦手なボリウッドダンスってこういった作品でもまだまだ綿々と続いているんですね
最近インド映画ではこのボリウッドダンスの無い作品ばっかり見てきていたので
なんだかプロットが寸断しないように工夫をしてるようでしたが

2016年製作、インド映画(日本未公開作品)
パラム・ギル脚本・監督作品
出演:ニハリカ・ライザダ、ラジャット・バルメチャ、ルーシー・ピンダー、オム・プリ、ロン・スムーレンバーグ、ティム・マン
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