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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

悪魔の部屋

2019-03-15 23:03:42 | 邦画
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の一本は日活ロマンポルノの1本中村れい子主演の「悪魔の部屋」
今までVHSしかソフト化されていませんでしたが
所謂日活ロマンポルノ作品ではあるものの日活が版権を持ってない
所謂別製作会支社を曽根中生が立ち上げて作ったようですね

原作は笹沢佐保の同名小説
全国にホテルチェーンとタクシー会社を展開するシルバー興業の経営者
伏島京太郎の息子裕之の新婚妻世志子のもとに夫である裕之の秘書を名乗る男から電話がかかり
白昼堂々と誘拐され拉致され監禁された場所は、シルバーホテルの2020号室。

その部屋で犯される世志子、そして夫裕之へ電話する犯人中戸川不時
彼のの目的は一体?
”絶対に伏島親子は、警察に通報したり出来ない”と豪語しつつする中戸川に毎日、毎夜緊縛強姦され続ける世志子

一応は逃げようと試みるが、中戸川の裏をかくことは出来ないまま無為に日が過ぎていくにつれセックスの喜びを感じ始める世志子だった

世志子に中村れい子、中戸川にジョニー大倉、世志子の夫に堀内正美、その父親になんと内田良平
この4人で展開しますが
殆どホテルの一室でのレイプシーンですので
ある意味密室劇の様相ですよね

監禁されてても逃げる方法ならいくらでもありそうなものと、この手の映画には
常にあるんですが結局は裏の裏まで読まれていて
さらに体を重ね合わせてるうちに・・・っていうのは常套手段ですので

世間体を気にしてなにも手を打ってない伏島親子に見切りを付けた世志子は、
伏島京太郎殺害の手助けしていくんですね

オチは私が思っていたのとは違ってましたねぇ
オープニングの小田急線の映像とマンションは成城ロケだったようですね
今じゃ高架になってきてて道路と並行して線路は走ってないんだねぇ

1982年製作、日本映画、日活作品
笹沢左保原作、曽根中生脚本・監督作品
出演:中村れい子、ジョニー大倉、内田良平、堀内正美
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ビヨンド・ザ・スピード

2019-03-15 18:00:46 | 洋画未公開
WOWOWのジャパンプレミア枠でOAされてから未公開映画としてDVDスルーされた映画
コレってジャケットから強盗団の車両運転手が
令嬢に恋をして、やがて女も強盗に・・・っていうような結構派手目の映画だとばっか思っていましたが違ってましたし
なんと130分もある長尺映画でしたが「アデル、ブルーは熱い色」「アナーキスト 愛と革命の時代」に「愛の監獄」と結構見てるアデル・エグザルコプロスがその豊満なおっぱいを見せてくれたりして退屈はしなかったけども
ギャング映画というよりはメロドラマだったのね

サーキットで出逢い、すぐに恋に落ちた自称“実業家”のジジと女性レーサーのビビ
しかし、ジジは現場で金持ちを物色していたものの仕事そっちのけで恋におちてしまったようです
ジジはビビのためになんとか犯罪から足を洗おうとするが、
仲間たちは彼を放そうとはせずに・・・
ビビはに遂に、犯罪者である事実を話して
最後の仕事に選んだ輸送車強奪の事件から警察に捕まり、ジジは刑務所へ
ビビはジジを忘れることができず、彼をサポートしながら出所を待ち続けるには
ジジにも目標が必要と子供をもうけることに・・・

そうなんですよねフランスの刑務所って夫婦の面会部屋にはベッドがあったり
模範囚には外出日もあるんですよね
そんな囚人の人権を重んじるフランス人にとっては100日も容疑のまま拘置所の独房に入れられていたブラジル生まれのフランス実業家を
保釈もしない日本の司法って理解できないんでしょうね
日本は野蛮な国だ・・・ってことになるんでしょうか

で、刑務所ではセックス三昧、外出日を利用して人工妊娠施術とビビの子作り奮闘が始まるんですが
外出日ちょっとジジ一人にしたら、少年期の犬のトラウマから
散歩中のワンちゃんを蹴飛ばして警察沙汰に・・・囚人の外出日の警察沙汰ですから
逃げてしまうしかないわけで
結局はビビに説得されて自首みたいになるのですが

で、ビビも流産してみてわかったのは子宮癌
余命まで宣告されて・・・ここでも死に瀕してるビビに手鎖足枷ではあるものの病院までは
行かせてもらえるんですね囚人でも

結局はビビは死に
刑期を終えたジジの最後のシーンもなんだろうな実に微妙なスーパーだったんですが
これって・・・


2017年製作、フランス・オランダ・ベルギー合作映画
ミヒャエル・R・ロスカム脚本・監督作品
出演:マティアス・スーナールツ、アデル・エグザルコプロス、エリック・ドゥ・ステルク
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