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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

デスティニー・イン・ザ・ウォー

2019-03-02 18:33:09 | アジア映画
3月2日レンタルリリースの2本目は「デスティニー・イン・ザ・ウォー」
チャイニーズだとは思いませんでしたがジャケットのお姉ちゃんに惹かれてセットに組み込んでいたのですが
オープニングでなんとは中国の製作会社のロゴから
こっちはまたチャイナマネーズブズブ映画だと思って見てたら
なんとタイトルからオープニングクレジットまですべて中国漢字
ってことで100%中国映画でした

が映画本編は第二次世界大戦の太平洋戦線の空軍パイロットが登場してくるではありませんか
彼らはちゃんと英語で会話します
1942年アメリカ軍はついに日本への初空襲を敢行します
その空襲作戦第一号のB29爆撃機パイロットのジャックは東京に爆弾投下後
燃料の問題から所謂片道分でB29はそのまま中国の重慶に向かう
が、夜間のため中国軍の射撃で被弾し浙江省の山岳地帯に墜落してしまう

中国軍つまり第二次世界大戦で中国軍とアメリカ空軍が一緒に日本軍と戦った
っていうお話はブルース・ウィリスの「エア・ストライク」っていうこれまた中国製作の空軍映画も数日後に公開されるようですが
寡聞にして日中戦争で中国空軍がっていうのは知りませんでしたし
米国空軍が重慶を拠点にしてたなんて知りもしなかった
っていうのも私の知識は専門分野除いて殆どが映画からの知識でしかないから
ようやっと戦後70数年にして中国空軍と米空軍が軍事行動を一にしてたと知った次第(汗

ってことで中国軍に撃墜されたB29のパイロットはジャックを除いて日本軍に殺され
日本軍が支配する村に落ちるもののジャックは、村人で寡夫であり子持ちのインズという中国女性に助けられ匿われた
彼女に匿われて暮らすうちに、2人の間には愛が芽生えてゆく・・・

ここいらのメインになるプロットが邦題の「デスティニー・イン・ザ・ウォー」ってとこで表されているんでしょうが
そこは中国映画ですから村を支配して、米軍パイロットを探す日本軍は非道です
ってことで、この映画の根本には反日思想がしっかりと描かれています
一応ロマンス映画にしてシネマート新宿の企画興行<のむコレ2018>で上映された一本ですがラストのスーパーまで反日色の実に濃い映画でした
世界戦略の一本として作った作品でしょうか中国語と英語と日本語が飛び交う映画でした

2017年製作、中国映画(日本公開作戦)
ビレ・アウグスト監督作品
出演:リウ・イーフェイ、エミール・ハーシュ、イェン・イークァン、ユィ・シャオチュン、リー・ファンコン
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