from Los Angeles 世界を飛び周る美容人 Season 1

日本を飛び出して Los Agelesで26年、、 美容人、SeyfertUSA 山田 実の日々

英語、その2

2007-05-31 | Weblog
男性より、女性の方が、英語は圧倒的にうまくなります。特に発音。

それは、口の形、舌の形、その他、資質の問題です。

単語は、勉強したほうが覚えますが、発音はどうしようもできないところがあります。

これは男性、女性とは関係ありませんがおしゃべりな人は上達が早いです。とにかくコミュニケーションを取りたいから、しゃべりたいから、話そうとするのです。

しゃべる。わからなくてもしゃべる。上達はこれしかありません。恥をかいたぶんだけ覚えます。

俺の英語が理解できないお前が悪い!くらいの気合でいった方が、相手は喜びますし、ぐっと上達します。

控えめ、照れ、などは、外国では通用しないようです。ざんね~ん!!(波田ようく、ってもう古いのかな?)


<Photo> 無題

シャンプー

2007-05-29 | Weblog
美容室に入って最初に練習する美容技術はシャンプー。

お客様が、入店して最初に我々ができるアプローチはシャンプー。とても大切です。

シャンプーが旨いと、「つかみはOK!]って感じです。

シャンプーが気持ちよくないと、その後の仕事に影響します。

シャンプーは髪の汚れを取ってきれいにする行為? それは違います。

頭皮のマッサージです。

汚れは勝手に取れるでしょう。

頭はすべてがツボと言われています。

シャンプーで大切なのは、リズムと強弱と気持ち。

ボーッと違うことを考えてシャンプーをしてもお客様は気持ちよくありません。

手から、相手に気持ちが伝わってしまいます。

そんな時には、お客様から「なんか、今日、違うわね~」と言われます。びっくりします。

見た目かっこよくステキなヘアーカット。きれいなワインディング。きれいなブロードライと、これらは、お客様が目で見て満足するものです。

美容室で行われる行為の中で、唯一、お客様に快感を与えられる行為はシャンプーです。

今日も張り切って、お客様にシャンプーしましょ~。


<Photo> かもめ

お詫び。。

2007-05-29 | Weblog
お詫びです。。

まだ、未完成の内容( 題目、 悩む事 )を、間違えて更新してしまいました。

さっそく、取り消したのですが、、

お忙しい所、コメントをくださった、「 Take 」さん、すいませんでした。

また、後日、この内容を更新しますのでよろしくお願いいたします。


山田 実

経営者、その2

2007-05-28 | Weblog
SeyfertGroup、5月から新しい期が始まりました。

組織編制もあり、スタッフの方たちは色々な思いがあるでしょう。


沢山の経営者さんにお会いする機会があります。

何が儲かるのかを皆さん模索して職種は拘らずに挑戦しています。

儲かりそうだからやる、儲からなければやらない。そういう考え方も否定はできないでしょう。

しかしそれが先行しビジネスをする事は愚かなことだと思います。

もし、自分がそういう考え方なら、周りを巻き込まず一人だけでビジネスをしていることでしょう。

経営者であれば売り上げの算段、利益の算段をするのは当たり前。

その前に、しっかりとした思想、ポリシーが必要です。

私たちSeyfertUSAでは、このように考えます。


* 世の中の為になるのか。世の中に必要とされているのか。

* スタッフに少しでもいい環境を提供できるのか。

* スタッフが夢をもてるのか。

* 美容師さんが必要としているのか。


1つの事(美容)を追求できる環境でビジネスができる事は、経営者として大変幸せなことです。

それができるのも、周りの沢山の方々の協力があってこそ。

ありがたい事だと思います。



<Photo> 無題

ウイッグ

2007-05-25 | Weblog
ウイッグと言えば、通常はかつらと理解するでしょう。

美容師さんが言うウイッグとは、練習用の髪の毛のついた人形の頭です。

台にくくりつけて練習します。

美容学校から慣れ親しんできたものですので、普通に部屋においてあったり、美容室においてあります。何台も並べて。

知らない人が見ると、びっくりするようです。(たまに自分で置いたのに自分でびっくりすることもあります。)

毛を剃って、頭にシャンプーの手順をマジックで書いて覚えたり、、、

ワイディング(パーマをまく練習)の練習をしたり、、、

ブロードライの練習をしたり、、、

ヘアーカットの練習をしたり、、、

アップスタイルの練習をしたり、、、

人工毛と人毛の2種類があります。値段は人毛の方が数倍高いです。密度が違います。もちろん質が違います。

ウイッグは、自己負担です。

ヘアーカットの練習時期には、給料のほとんどがウイッグ代で消えていきます。

美容師さんには、欠かせないものです。


<Photo> 無題

えびちゃん ? ?

2007-05-24 | Weblog
ウエディング。パーティ。今、アップスタイルをさせて頂くお客様の希望のスタイル1番人気は何だと思いますか。

それは、「えびちゃん」 ほとんどの人が「えびちゃんみたいに。」と言います。

「さて、今日はどのようなスタイルになさいますか」

「えびちゃんのスタイルでお願いします。」

「  ???????  」

恥ずかしい話ではありますが、最初、何の事を言っているかわかりませんでした。

頭の中で、えび?えび?えび?とくるくる回り、

ぴょんぴょん跳ねているようなスタイル? いやっ、違う!

アップスタイルは、髪を上げるから。。上げる。。揚げる。。えびのてんぷら。。

いやっ、違う! これはヘアースタイルではない!

かっぱえびせん? いやっもっと違う! 

やばい、わからない! これは素直に聞いたほうがいいのでは。。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。

「えびちゃんって、てんぷらにするあのえび?」と聞こうと思っていた時に、写真を出してくれました。

あぁ。。。人間だぁ。。。モデルさんだぁ。。。ぴょんぴょん跳ねてるなんて言わなくてよかったぁ。。。

「かしこまりました。けど、最近、えびちゃん、雰囲気変わりましたよね~」

と言っている自分がいました。情けない!

今では、えびちゃんね!OK! と、得意になってえびちゃんのヘアースタイル作ってます。

しかし、未だにこの方の、フルネームは知りません。

誰か、教えてください。




<Photo> LA ダウンタウン

英語

2007-05-22 | Weblog
私たち外人にとって英語は永遠のテーマ

12歳までに英語環境に入らなければ、ネイティブスピーカーにはならないと言われています。

渡米当時、在米30年の立派な英語を話す人が言ってました。

「長く住むと言うことは、相手が何を言わんとしているかがよりわかると言う事。すべてを聞き取りすべてのニュアンスを理解することはなかなか難しい」

外国語ってそういう感じなんだと思いました。

確かに、今、渡米20年経って思う事は、その方がおっしゃるように年を重ねるごとに相手が言いたいことがより明確にわかるようになるって事です。

アメリカ人は外人の英語力を察知する能力があります。そして、その英語力に合わせてしゃべってきます。

なので、理解できればできるほど更に、とめどなく難しい話をしてきます。(やめて~!それ以上話を盛り上げないでぇ~)

いつまでたっても、自己嫌悪に陥ります。

文章にしても、最初の頃は、電話の請求書を見るくらいでしたが、長くなれば、なんだこれ!というような書類も見なければなりません。

これまた、いつまでたっても、自己嫌悪に陥ります。

いわゆる、長くなればなるほど難しくなるのです。

渡米、4-5年、わかった気になっていた頃が懐かしいです。




<Photo> 無題

美容師の仕事、その3

2007-05-19 | Weblog
「よしっ!これからはヘアーカラーの時代だ!」

と、どこかの美容師さんが言ったのでしょう。

ヘアーカラーと言えば、20年前は、白髪染めか、明るくするのであれば不良の人か、バンドなどをやっている特定な人たちがしていました。

ヘアーカラーを、一般的なものにするにあたり、ヨーロッパ、アメリカのテクニックを取り入れていこうと試行錯誤したことでしょう。

白人のヘアーカラーの歴史は長いです。また、グレーや薄い茶色に色を入れるわけですから微妙な色合いが出ます。そして、それを見慣れているので色の見極めなどは慣れています。

東洋人は、肌が黄色で黒髪です。脱色をするにしても黒髪に色を入れて変化させるのは難しく、細かい色も見慣れていないでしょう。

白人社会のヘアーカラーのテクニックをそのまま日本に持ち帰ることは困難でした。

しかし、さすが日本人。黒髪に適応できるテクニックを独自に作り提供しました。

現在、ヘアーカラーは完全に市民権を得ています。



<Photo> 無題

コメント、その2

2007-05-18 | Weblog

誰も読んでくれていないんじゃあないかなと不安になる時もあります。

コメントを頂くと、すごくうれしいです。

コメントを下さっている方、ありがとうございます。

これからも気軽に思うことを書き込んでください。

よろしくお願いします。


<Photo> PiaHairSalon Staff

美容師の仕事、その2

2007-05-16 | Weblog
アメリカと日本の美容師の違いとは。。

絶対的に社会的地位の違いです。

日本の美容師さんは、髪結いさん、床屋さんから始まっています。

どちらの言葉も内容も、江戸時代末期、明治時代には、社会的に認知されていない職業でした。

アメリカの場合。尊敬される職業は、技術職、専門職、いわゆるスペシャリストです。そこから美容師という職業は始まりました。

渡米当時、アメリカ人のお客様が、「私の子供は車の修理工よ。スペシャリストよ。」って自慢げに話をしており「へーっ」と思った記憶があります。

ここで暮らしていると、職業は美容師ですというと、いい仕事だねとあらゆる所で言われます。

後は、収入の違い。当然、スペシャリストの収入は他の職業に比べて多いです。

年収、3000万、4000万の美容師さんも少なくはありません。お店を持っているわけではありません。働くサロン美容師としてです。

スペシャリストとしてお客様と接する職業として収入が高いのは当たり前だと言う考え方です。

俗に言うプロ意識という点ではそういう美容師さんは、それはそれはすごいものです。

こういう風にいうと、日本の美容師さんは、ヘアーカットがうまいの?ヘアーカラーがうまいの?となりますが、全く論点が違います。

自己主張、一般知識、自分をよく見せる事、その他。お客様を引き付ける努力、勉強、パフォーマンスはたいしたものです。

技術は日本の美容師さんは世界一です。

しかし技術にこだわっているといつまでたっても世界の舞台で日本の美容師さんが活躍することはないでしょう。




<Photo> 無題