気持の余裕

Guamのウエディングでのこと、

それは台湾のカップルの式でした。

その日は、英語の苦手なスタッフさんの担当となっていました。そのスタッフさんはきちんとした紙に、

書いてきた英語の文章を一生懸命読んで説明をしていました。その説明が終わったとたんに、拍手がわきあがりました。

本番はまだこれからだというのに、チャペルの中はとてもいい雰囲気に包まれていました。

対して、

日本人の式で列席者への説明を英語しか話せないスタッフさんが、覚えたての日本語で一生懸命に説明をしていました。

説明の直後、列席の方の一人が、責任者に向かって

「どうしてあなたがやらないのか！なにをいっているのか、さっぱりわからない」

と気分を悪くされた様子。


せっかくのおめでたい日に。。。心に余裕を持って笑って楽しみましょうよ。


客観的にそういう姿を見てると、なんでかねぇ～と思ってしまいます。




<Photo> LA Beach

幸せの定義

知り合いで、日本語で言うところの、家政婦の仕事をしている人がいます。

その人が、10ヶ月家政婦をしていた家は、LosAngelesで、最も広い敷地の家だったそうです。

LAには、高級住宅街でビバリーヒルズもあります。ブレントウッドも、マリブもその他いろいろな地域があります。

その中でも最も大きな敷地を持っている家とはどんな家なのか。

敷地内にテーマの別れた公園が沢山あるそうです。部屋も数十あるそうです。

年配の女性一人暮らしだそうです。

セキュリティ、お手伝いなどなど70名ほどが、その家の敷地内で毎日働いていいるそうです。

「家政婦は見た」ではないですが、その家にいると色々、複雑な事情が見えるようです。

彼女が最後に感じたのは、、、幸せはお金では買えない。。。だったそうです。

シンプルでよく使う言葉ですが、その人が、見たものがそういう状況だけにすごくリアルでした。





<Photo> 横浜ラーメン館

ガンバ大阪

知人から聞いた話です。


あるレストランに入ったところ

若い男性数十名が店の半分を貸切って、バースデーソングを歌ったり

大変盛り上がっていたそうです。

お店が広かったこともあって知人は、

それほどうるさいとは思わず、気にもならなかったそうです。


ところが、食事が終って会計を済ませようとしたら

お店の方から、

「お飲物の御代金は、あちらの団体さんからいただきました」と。

あわてて団体の方へお礼をしたところ

「うるさくて、すみませんでした」とみなさんから声をそろえて言われたそうです。


洒落たことを・・・と思い、その団体さんのことを尋ねると

「ガンバ大阪」というサッカーチームですよ・・・と。


サッカーには興味のなかった知人も

その日以来「ガンバ大阪」の名前だけは気になるようになったそうです。

大きな意味のある「小さな出来事」だと思います。



<photo> Sedona Arizona

ノーベル賞

2008年のノーベル化学賞受賞者の「下村修氏」は80歳

そのお顔は温厚さが現れているように感じたのは私だけではないはず。

ところが、下村さんのインタビューを聞くと、

「人がやっていないことをやりたかった、上の人の話を素直に聞くような人間じゃない、偉そうなことを言う人は嫌い」

出世や金儲けには興味がなく権威を嫌う「孤高の科学者」と言われているそうです。

しかも、「問題を解決しようとしている間は、何週間でも思考を中断しない」

ノーベル賞をもらうほどの人は、やはり人並みの考えや精神力ではないのだと

改めてその偉業のすごさを感じました。


<Photo> アナハイム、エンジェルス球場

準備

7年間、月に1度、自宅でパーティを行っています。

弊社で行っている留学プログラムの留学生に食事をふるまうことを目的にはじめました。

留学生、友人、スタッフなど、毎回30－40名ほどが参加してくれます。

そこには、準備が必要です。

30－40人分の料理やその他の準備は、毎回かなり大変なようです。（他人事ですいません。。。）

同じスタッフ（美容師さん）3名でいつも準備をしています。

回数から言うと7年間で70－80回になるでしょうか。

先日、その準備をしている姿を久しぶりに見ていました。

会話を楽しみ、食べ物をつまみながら、役割分担が暗黙の了解で決まっていて、手際も良く、、

台本のあるドラマを見ているようでした。。

完璧な一貫した流れでした。

ちょっと感動しました。

歴史を感じました。

なんでもどんなことでも口で言うのは簡単。

実際、やった人や、やってる人の姿は美しく、言葉は必要なし。


ホント、ご苦労様です！！


いつも食べて飲んでるだけでスイマセン！！




<Photo> 撮影風景（カメラマンとモデル）

皆既日食

2009年7月22日は46年ぶりの皆既日食を日本でも見ることができるそうです。

日本で皆既日食が見れるのは「鹿児島県」

鹿児島では混乱を避けるために、7月の観光客の受け入れを制限するということですが、鹿児島まで行かなくても

東京や名古屋で75％近く欠ける様子を見ることができます。

カンカン照りの真夏日に突然太陽が隠れてあたりを暗くする・・・・

今では神秘的な自然現象ですが、昔々の人々はさぞ驚き、恐れたことでしょう。

<Photo> 無題

矛盾

LAにいると、日本にるよりリアルに戦争というものに触れることができます。
(私の場合は。。。）

第二次世界大戦、真珠湾攻撃、日系収容所、ベトナム戦争など。

真珠湾攻撃が12月8日。。その日は日本人はＬＡであまり外に出ないほうがいいでしょう。

真珠湾攻撃は、アメリカ国民に日本人、日本に対して悪いイメージを持つように、アメリカが挑発した、

もしくは、その当時の大統領ルーズベルトはこの作戦を知っていたのに放置したともいわれています。

その効果（？）が、充分にあり、今だに、真珠湾攻撃のあった12月8日前後になると、美容室の白人のお客様から非難をされることもあります。

その後、日本人は要注意ということで、アメリカ国籍をもつ日系人を収容する為に日系収容所をつくりそこに収容する。

こんな話を、体験者からよく聞くことができます。

矛盾の中で強く生きてきた人のことを思うと今の時代、すべて自分でまねいていること。

楽しい事はあれど、辛いことなど何もないと思います。


<Photo> 無題

海と山

写真はグアムの海です、素晴らしい景色です。

撮影の際に使用した、PIC Hotelの、20階のスイートルームからの景色です。

私は、どちらかというと海より山のほうが好きで、LAでもよく山に登ります。

海は気を静めるパワーがあり、山は気を盛り上げるパワーがあります。

大自然の中のちっぽけな自分とよく言いますが、

私はその逆で大自然の中でしっかり踏ん張っている、大きな自分を感じます。

健全な考え方と姿勢は、まず健全な精神と肉体から生まれます。

あぁーーとため息をつくような時は、ぶらぶら山にでも行ってみてください。

「そんなんで問題は解決するか！」って？？

頭使って考え込んでなんでも解決できるんであればそれが一番いいのですが。。


生きていく中で、自然の原理がハードで、人間の頭脳は

それに逆らうことなく考えるべきソフトであるのではと思います。


<Photo> 無題

ハプニング

先日、駐車場から出るときに、柱に車をぶつけてしまい、横の部分を、べっこりやっちゃいました。

自爆です。ホントありえない。

世の中、ありえないことが起きるものです。

修理費、2300ドル。保険代が上がります。


年頭から、縁起がいいです。




<Photo> Nissan スタジアム、横浜

お礼

ブログを始めて、今日で丸２年がたちました。

読んでくださっている皆さんへ

心から感謝の言葉を送ります。

途中から、コメントをいただくことで、

モチベーションも上がり

またあらたな楽しみとなっています。

ブログは自分勝手に書き綴るものなのでしょうが、

なかなかそうゆうわけにもいかず、言葉の選び方次第で

まったくその意味合いが変わってしまう日本語の難しさを実感しました。

何と言っても、コメントによる追及や疑問提示は励みになります。

私自身、長い時間コンピューターの前に座っていることができない毎日ですが、

できるだけ更新して皆さんの意見を聞かせていただきたいと思っています。

2009年もよろしくお願いします。


<Photo> 無題