from Los Angeles 世界を飛び周る美容人 Season 1

日本を飛び出して Los Agelesで26年、、 美容人、SeyfertUSA 山田 実の日々

最終日

2007-12-30 | Weblog
今日は、30日。

通常なら、31日まで営業するのですが、今年は定休日の月曜日が31日なので、今日、30日が最終日になります。


お客様や友人との会話の中で

「今年はどんな年だった?」という話がよくされます。

私事ですが、今年も、大変楽しい年でした。

多分しんどい時もあったんだと思いますが、辛いことはすぐに記憶から無くなってしまうありがたい、

脳の構造になっているため、楽しかったことしか記憶に残ってないのです。


改めまして。。

スタッフ、お客様、友人、関わりのあったすべての人に心から感謝の気持ちをこめて、よい年を迎えてください。


来年もよろしくお願いします。








<Photo> Westin Hotel in Guam

トラ

2007-12-28 | Weblog
26日、サンフランシスコの動物園で、トラが1頭、檻から逃げ出し観客を襲撃して、一人が死亡、二人が重軽傷を負いました。

動物園って、檻の中の動物を見て楽しむところ。

檻から出てきたらそれは、動物園ではなく、ジャングルです。

このサンフランシスコ動物園では、一年前にも観客の前でエサを与えていた時に襲われました。


この度は、カフェで食事を楽しんでたところ、トラに襲われたそうです。

気の毒としか言いようがありません。

世の中、信じられないことが起きるものです。





<Photo> PiaHairSalon Staff

縮毛矯正

2007-12-26 | Weblog
ジャパニーズストレイトニング、日本の縮毛矯正が、未だに人気があります。

完璧に定番メニューとなりました。


アメリカの人は、ブリーチをしていたり、担当美容師は、失敗を恐れて自分のお客様にストレートパーマをするのを嫌がります。

色々な美容院の美容師さんから、「私のお客様にストレートパーマをやってほしいんだけど」と言って、お客様を送ってきます。

おかげで、色々な美容師さんと仲良くなれました。

また、びっくりするのは、ニューヨーク、ニュージャージー、オハイオ、ユタ、コロラド、アラスカ、サンフランシスコ、

シアトル、テキサス、ハワイ、ラスベガス、メキシコなどからストレートパーマをやりに来てくれることです。


シンプルに考えるのであれば、何かの用事で、LAに来て、ついでにストレートパーマを。。と思うのですが、違うのです。

紹介で、わざわざ、縮毛矯正をやりにLAに来たという人がほどんどです。

だから日帰りの人が多いのです。


申し訳ないというか、びっくりというか、恐るべき行動力って感じです。







<Photo> Sunset

クリスマスシーズン、その2

2007-12-23 | Weblog
街中は、最高潮に盛り上がっています。

しかし、今までにない、車と人の混みかたなのですが、ここ数年、私たちの住んでいるこのエリアは住宅がすごく沢山増えました。

あきらかに、街全体の人口が増えたのは一目瞭然です。


26日からは、皆、膨らむだけ膨らんだ風船がしぼんだようになります。


このシーズンに、一世帯がクリスマスギフトに使う平均金額は、800ドルだそうです。 

とにかく、関係ある人にはギフトをわたします。

サロンのお客様もギフトを持ってきてくれ、バックルームは足の踏み場もないほどギフトの山になっていて、

チョコレートやクッキーのあまーい匂いが立ち込めています。

そして、ギフトを持ってこれなかったお客様は、チップを通常より多くおいていってくれます。


25日以降は、ショッピングモールなどは、アフタークリスマスセールでまた違った意味でにぎわいます。


ショッピングの嫌いな私が、ショッピングモールに行ってみようと思うのもこの時期です。






<Photo> BeverlyHills

子供

2007-12-21 | Weblog
長期出張だったため、サロンに来るお客様の子供を1年ぶりくらいに見ます。


えっえっー、こんなに大きくなったの~?

子供の1年の成長にはびっくりさせられます。


1年前までは、どれくらい切ろうか~と聞いても、もじもじしているだけだったのに

「はいっ、まわりは刈上げてくださいっ!」 とか言えるようになるんですから、、

以前は、坊主にしてやろうか~というと、へへへって笑っているだけだったのに

今は「いえ、坊主はいやですっ!」とか言うんですから、、


面白いものです。








<Photo> 無題

日本人

2007-12-19 | Weblog
LAの、私たちの美容院は、日本人のお客様が20%くらいです。

その20%の日本人のお客様は、アメリカに長く住んでいる人たちです。

いわゆる、今まで日本から来たばかりの人達と接する機会はほとんどなかったのですが

Guamのウエディングの花嫁様は日本から来る方で、久しぶりに、今の日本の文化に、沢山触れることができました。

どれだけ、日本、日本人は変わったんだ。どれだけカルチャーショックがあるんだと思っていましたが、

相手はどう感じたかはわかりませんが、私はほとんど、感じませんでした。


以前、文明と文化について話しましたが、文明は革命的に進歩していてよくわからないことがたくさんありますが

文化、その国の特質、人間性などは15年―20年くらいでは、変わらないものだと思いました。


どこに住んでいても、どんなに長くても、しょせん日本人、されど日本人です。


結果、日本人は素晴らしい人種だと、改めて感じました。






<Photo> BeverlyHills

美容師の仕事、その9

2007-12-15 | Weblog
LAに戻りました。


寒いです。 空気は乾燥していて気持ちはいいです。


早速、金曜日のPiaHairSalonの営業日に、出勤しました。



サロンの雰囲気。。。。


澄んだ空気の中で、流れるように。。という例えがぴったりの雰囲気でした。

いきがるところもなく、虚勢を張るところもなく、淡々と、お客様もそこに同化して安心した顔で。。


自分は、色々なお店や会社に訪れるときに、入った瞬間の匂いと、肌で雰囲気を感じるようにしています。

あっ、ここはスタッフ同士仲が悪いなとか、オフィスの雰囲気が良くないなとか、、

すべてそれがうまくいっているかいないかに繋がります。



いつも売上げ(数字)だけは見ていましたが。


久しぶりにサロンの雰囲気をみて。


手前味噌になりますが、よくこの雰囲気のサロンができ、よく継続されているものだと感心してしまいました。




今、私はこの雰囲気を壊さないように、そーっとしています。




<Photo> LosAngeles

スターバックスコーヒー

2007-12-12 | Weblog
「誰が、コーヒーを、3ドルも4ドルも出して買うんだ」


ほとんどのアメリカ人が、1987年に、スターバックスの店舗展開が始まった時にそう思いました。

アメリカのレストランでは、コーヒーは数十セントで何杯もお代わりできるもの。


しかし、現在、世界に4000店舗になりました。


コーヒーとたばこ(喫煙)はつきものなのに、店内禁煙にしたのも、たいしたものです。


ビジネスは、駄目だ駄目だと言っていることが一番愚かなこと。


強いポリシーをもって挑戦することが大切です。


因みに、世界4000店舗で、いちばんの売り上げを上げている店舗は、日本、渋谷のハチ公前交差点から見える、

Q-FRONTビル2階のSHIBUYA-TSUTAYA店だそうです。





<Photo> Hollywood

文化と文明

2007-12-10 | Weblog
ある雑誌に、


「ライブドアが、このようになったのは、文明を使ってビジネスを行ったのは素晴らしいけど、文化を無視したからだ。」

と書いてありました。


文明とは、最新のテクノロジーであり、技術です。どんどん新しいものが出てきて世の中便利になってます。

文化とは、その国それぞれの歴史とそれに付属する特徴になります。


日本において、世界では当り前のこのようなテクノロジーを使えば必ず、ビジネスが成功する!

日本と日本人に合ったやり方をしなければ、無理でしょう。

しかし、自分の国に、合わせるのは謙虚に考えればいいアイデアが出ると思います。


少し事情の違うのが日本から来て、海外でビジネスをする場合。


「これを、海外に持っていけば必ず成功する。日本で大成功。資金力も豊富。テクノロジーも最新。」


しかし、ほとんどの人が失敗してしまいます。



美容師さんを例にあげると。。。。


その国の言葉を話せればいいの?  必要ですが、それが大きな問題ではありません。

その国の人になりきればいいの?  それは滑稽なことです。しょぼい奴だと思われます。

自分の国の文化を出しきればいいの? それでは受け入れてもらえません。



じゃあ!どうすればいいんだっ!(怒!)



その国のお客様を60%ー70%、その国に住んでいる日本人のお客様30%ー40%の比率で持っているバランス感覚に優れた美容師さんを見て研究してみてください。


日本の文化とその国の文化の調和を心得ていて、受け入れてもらえるコツを知っている人です。



それを見て、その美容師さんが素敵に見えない人は、日本で美容師さんをしていたほうがいいでしょう。



これが一つの基準です。






<Photo> 無題

出身地

2007-12-08 | Weblog
日本国内にいても、海外にいても、同じ郷里の人と会うと大変うれしいものです。

そこから、話は広がり、その時の不安が解消されたり、元気が出たりということがあるものです。


私は、東京出身です。



よく言われること。。。




「海外などで、東京出身の人同士であっても、べつにうれしいとか、感激とかないんでしょ。」

「なんで、そんな風に思うの?」

「だって、東京って都会でそんな風情はないでしょう。」


意味分かんない!


「だって、東京の人は冷たい感じがするから。」


なんだそりゃ!もっと意味が分かんない!


なんで、東京出身者だけそう見えるんでしょうか。そんなことないですよ。



そりゃあ、そりゃあ、うれしいものです。


場所はどこであろうと、同じ空気の中で育った人と会うと、懐かしく、また話が弾むものです。




<Photo> NewYork