帰省

グアムに来てすぐに必ず行くお店が2件「韓国焼肉」と「ラーメン屋」があります。

2件に顔を出すと、「あ～グアムに帰ってきた～」というほっとする気持になります

日本では三軒茶屋の「ホルモン屋」　駒沢にある「蕎麦屋」に顔を出します。やはり、「あ～日本にきた」という実感がわいてきます。

LAでは、週に一度、20年間通っているイタリアンレストランがあります。20年間同じメニューを食べ続けています。


あちこちを飛び回っている体の時差などによる疲れは本人の自覚や睡眠などの休息でとることができますが

本人の意識できないところで目や、耳や、味覚、匂いがその状況をとらえて体をコントロールしている気がします。

お店に顔を出して、「お久しぶりです」「お帰りなさい」の一言でなんとも言えないくつろぎを感じる自分がいます。


<Photo> ねこ

クレーム

サービス業をしていて、切り離せないのが

「クレーム」

どんなサービス業にもついて回ることかと思います。これがウエディングとなれば、また特殊なものです。

「やり直し」や「ごめんなさい」「うっかりしていました」ではすみませんが、誠意を持って接したら、ずいぶんその後の流れは違うと信じます。

私は「クレームを恐れないで思い切りやってほしい」とスタッフには伝えています。

ただそのあとの本人の気持ちが問題なだけです「やってしまった！」でも大きな問題にならなかったから「ラッキー」ではなく

やってしまった後の誠意を見せることが重要。

誰がどう動いて、どのような話し合いがされたのか、本当のところは何が問題だったのか一つ一つ知る事は非常に大事です。

勇気を出して知ることクレームにはそれが必要とされます。

<Photo> 無題

神経痛

　　
私には持病の神経痛があります。

冷えると痛くなるんです。冷やさなければ大丈夫です。

一回痛くなると、３－４日続きます。そんなに大したことでもないんですが。痛い

時は痛み止め飲んじゃいます。

若い時に無茶苦茶な生活していた、つけが回ってきてます。

持病を持っている人は良くわかると思いますが、たいていはその兆候があり、

そこで自分なりの対策をとらないと、辛い目にあうことになります。

無茶をするような年でもないのに、無茶をして、わかっているのに、無理をしてしまう

人間は懲りない生き物です。


<Photo> LA Downtown

センチメンタル

新橋の「郷土料理」店で20年前に店の女将が何気なく置いた大学ノート

出身高校別に分けられて、今では650冊。

今もなお、中高年のサラリーマンがお店の片隅で1人静かに書き込んでいたり

テーブルでは数名のグループが書き込みで盛り上がっている姿が見られるらしい

紹介された一部に

「社員に払うお給料もない」

「首になりました、明日故郷に帰りますが必ずまた戻ってきます」

と言うようなものから、故郷を懐かしむ内容までさまざま

どれもこれも、そこには作り物ではない人生があって、

読む人の心をつかみ、読む人に何らかの勇気と希望を与えてくれる。

時代に関係なく、人類が続く限り永遠に続くセンチメンタルだと思いました。




<Photo> 田園都市線駒沢大学駅

日本人女性

「小泉八雲」別名 ラフカディオ・ハーン

「耳なし方市」や「雪女」の作者です。

日本人女性を妻にし、日本を心から愛した人です。

彼が書いた小説のきっかけはほとんどが妻から聞く、昔話や日本人の知恵からと聞きます。

「花岡青洲」

彼の妻も、夫の研究のために長年にわたり体を捧げ、全身麻酔薬の成功へ導いた人です。

内助の功とは言いますが、研究されればされるほど

賢く繊細なうえに、非常に強い精神力を持っているのが日本人女性ではないかと思います。


世界中で日本人女性の評価が高いのもうなずけます。


<Photo> Sedona.Arizona

出世術

あるお客様の話。。。

日本にいたとき、庭先にいつも野良猫がで寝てた。

その人、猫は好きではない。だから餌をあげることもなくほっておいた。

その猫も、よってくるようなことはない。ただ寝てるだけ。

数ヶ月たったある日。もしこの猫がメスだったら子供を庭で産んでえらいことになる。と思い、

いやいや猫を捕まえて、動物病院で去勢手術をした。

しばらく家に入れといてくださいと言われた。冗談じゃあないと思ったが数日の期間限定で家に中に入れた。

そのまま。。。家猫に。。。

海外駐在が決まって、その猫連れて渡米。

いまでは、旅行に行くとなると、ペットホテルのVIPルームに入れている。

そのお客さんは、猫にまんまとはめられた気分だ。と言ってました。




<Photo> 無題

現代社会

LAにいながら、日本のテレビ番組を見れるチャンスがあります。

いつも見るのはバラエティです。

ニュースはインターネットでも見れます。

今の日本の文化を知るには、バラエティ番組が一番です。そこには現代社会が凝縮されています。

あるシンガーソングライターが詩を作るのに、学生がよく集まるカフェで一日中コーヒーを

飲みながら学生のおしゃべりに耳を傾けていた。という話を聞いたことがあります。

どの人種も海外にいて自国の文化に興味はあります。それは当然です。

「私、LAにいて、日本のことは全く興味ないし、知りたくもないし、日本食も必要ないし～、、」

あなた、アメリカ人にもなれないし、日本人でもなくてどうすんの？？

ってことがよくあります。


<Photo> PiaHairSalon Staff

長寿

テレビで「きんさん、ぎんさん」の懐かしい映像を見ました。

インタビューで長生きの秘訣を聞かれていました。

「何にも、気にせず、苦にせず」・・・ときんさんが

「朝起きて、畑に行き、日が日に沈んだら、仕事を終えて家に帰り夕飯を食たら寝る。それだけや」・・・とぎんさん。

きんさんは伊勢湾台風で子供を数人亡くし、

ぎんさんは戦争で子供を亡くし、

「いいことも、悪いこともあるのが人生や」と。

酸いも甘いも経験してきた人の言う言葉には重さがあり、

聞く人の心に勇気と安心を与えます。


<Photo> 無題

メイド喫茶

日本に出張しているときに、中野で友人と会いました。

ひとしきり食事と会話をした後、その友人が。。

「山田さん、メイド喫茶って知ってます？中野はオタクの聖地なんですよ。ぼくも話の種に一度だけ言ったことあるんですけど

よかったら行ってみます？健全なところですよ。」

知らない世界は何でも見たい私はもちろん行ってきました。メイド喫茶。話にはよーく聞いていたけど。潜入しました。

別段、驚くようなところではなく、メイドのような格好をしたウエイトレスいて、そういうのが好きな人たちが集まり交流を持っているところでした。

学園祭にいるような感じでした。


今は、外国からの観光客のお客さんがたいへん多いそうです。




<Photo> Guamスタッフ

メイクをするという事

つい最近まで、まっ黄色に髪を染め、眉毛をそり、メイクをしていた中高生が、元に戻る事はよくあります。

「髪の毛を染めて、メイクをしているとみんながこわがって近づいてこないから」

「髪を染める前は、学校にいても不安だったけど、メイクすると恐いものはなかった」と。

メイクという行為は人間に対してある一種プロテクトのような効果があるといいます。

女優さんなどがサロンに来ると、大きな帽子とサングラスをして、ヘアーセットとメイクが終わると、胸を張って出ていく。

ウエディングメイク前の不安げな素顔の花嫁さんたちもメイクをし、ヘアースタイルが整うと、自信に充ちた雰囲気があふれる。

化けるとはいいますが、お化粧をすることで、できないことができてみたり、力がわいてきたり・・・

きつく見えるようなメイクをしていた人が、ボーイフレンドができたと同時にやさしいメイクに変わる女性もよくいます。

女性のメイクはその時の精神状態がよくでるものです。

なぜなら、メイクは自分を演出できる重要なツールですから。



<Photo> 無題