最近のニュースや情報番組を見ると、コメンテーターと称して専門家や有名人が多く出ている。
この、コメンテーターとアナウンサーの関係は見ていて非常に面白い。
かつてはコメンテーターと言えば、新聞社の編集長や大学教授、研究者などその道のプロばかりだった。アナウンサーも、コメンテーターに意見を求めると言うよりは”詳しく教えてください”というスタンスで聞き役に回る事が殆どだったと思う。
ところが最近は結構アナウンサーがコメンテーターに噛み付く。そういう場面を報道ステーションのアナウンサーも結構見るけれど、最も酷いなぁと思うのは”サキヨミ”のアナウンサー。
自分の意見にあわない(であろう)コメンテーターの意見や、期待している事で無かった時の反応はそっけないし、むしろコメンテーターを正す場面も見られる。失礼極まりないし、見ていて不快。子ども達が将来あんな仕切りを会議でしたら・・・・なんて考えてしまう。
うーん。アナウンサーってそんなに偉かったのか。
思えば、ニュースキャスターの地位は久米さんあたりからイメージが随分変わった。時折見せるキツイ一言が、殺伐としたニュースや、悲しいニュースに打ちひしがれる視聴者の心の支えになったり、ふっと肩を軽くしてくれたりもしていたし、それが受けていたのだと思う。
ところが今の報道ステーションキャスターあたりの登場から、何だか彼らが一番世の中を良く知っていて、庶民の事も、政治の事も何もかも知り尽くしています感が出るようになった。同じくしてコメンテーターもレベルが下がったなぁって思う。
出てくれる人が余りいないのか、人気取りなのか、必ず芸能人も入るし、この間なんて農業ギャルがどこかの番組に出ていてびっくりした。
中にはまじめなコメンテーターを揃える番組もあり、日曜の朝の~~モーニングなんて結構キャスターとコメンテーターの良い関係が伺える。(但し、あの番組は食品の専門化が居ないので、農業系や、食品系のコメントはいただけない事が多いけれど)
もう、いい加減コメンテーターも見直したらどうかと思う。庶民派の意見が聞きたいなら、貧乏くさい芸能人を座らせるのでは無く、公募で一般人を入れれば良いし。
番組の質を上げていかないと、報道そのものがバラエティー化してしまうのでは無いだろうか。最近の例だとセブンイレブンの値引き問題のニュースなんて、ただ淡々と読めば視聴者が理解できないと言うのであれば、もっとちゃんと背景から解説すべきで、事実が少し一方的な視点で報道されている気がしてならない。
廃棄はもったいないと思うし、価格を強制するのは良くないと思う。でも長い会見の都合の良い場面だけ見せて、セブン側が100%悪いというような見せ方をすれば・・・・
公正取引委員会から是正を受けたという時点で、本部が悪いというのは判るが・・・
テレビ局に踊らされるのは非常に危険な事だと思うのだが・・・
特に、『地上波TV』報道番組の自民党叩き、民主党万歳報道による世論の誘導には恐怖さえ感じました。
自民党の擁護意見を言うコメンテーターをスルーする○舘アナウンサー・・・。
ノリピー報道に過熱するワイドショー・・・。
個人的には、押尾事件の方が重大な気がします・・。
最近では民主党の、関税は撤廃をして、輸入は自由化して、そして食料自給率は100%にする。
なんていう意味不明な政策に対してもっと取り上げてほしい・・・。
人は食べなきゃ生きていけないのだから・・・。
ご無沙汰致しております。
食品自給率はカラクリだらけですよね。国民に対してはは永遠に100%とは言わないでしょうね。カウントの仕方や仕組みをもっとちゃんと説明すれば、ちょっとかじった人ならすぐ判ると思うのですが。
テレビ、怖いですよね。