父親的生活

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どうしても納得できなくて

2004-12-29 18:31:20 | 出産・育児
朝から夜まで「体育会系労働者」のseuratです。
メッサ〇ークワの野菜売り場あたりで見かけるかも知れませんよ。
一成はロタのためにとうとう発熱。38度出たとのことで、妻が病院に連れて行ったらしいです。

さて、年末は仕事に専念の為、31日の年内最後のトラックを出発させるまでblogは書かないつもりでいたのですが、書いています。

乳児死亡:車中に半日、両親はパチンコに熱中 三重

悲しいニュースです。
何故、わずか6ヶ月の子どもをチャイルドシートに半日も座らせておけるのか。
夫婦で、たった一度のミルクも与えずにいられるのか。
どうして一度でも車から降ろして抱っこしてやらなかったのか。

朝9時半にパチンコに行って、病院に子どもを連れて行ったのが午後9時過ぎです。
なんと情けない話でしょう。
12時間も窮屈なチャイルドシートに座っていたら、大人でもきっとエコノミー症候群になりますよね。
情けない親だと思います。

寒い車の中で、辛かっただろうに。
誰も相手をしてくれなくって本当に寂しかっただろうに。
きっと沢山泣いてパパやママを呼んだのでしょう。
お腹もすいたでしょうね。

本当に寂しい、情けない、悲しい事件ですよね。

パチンコはそんなに人をひきつけるのでしょうか。
子どものことを忘れられるくらい楽しいのでしょうか。
我慢できないくらい楽しいのでしょうか。

私は納得が出来ません。

5月に子どもが生まれて7ヶ月
息子の誕生は、本当に私の人生を変えるほどの出来事でした。
誰かが「神様の授かりもの」といいましたが、本当にそうだと思いました。
子どもの存在そのものが私たち夫婦の存在の全てだと言い切れます。
子どものためなら私の命くらいどうってことないと思える存在です。
息子は、それだけ沢山の幸せや、笑顔や安らぎを私たち夫婦、そして周りの全ての人々に与えてくれていると思います。
皆さんのお子さんだって一緒ですよね。

私は子どもが生まれたこの年の事を、あの日の喜びを、絶対に忘れないと思います。
将来、つらい事もあると思います。
子どもが憎いこともあるかも知れません。
でも、穏やかな日々を与えてくれた事さえ忘れなければ、きっと大丈夫だと思うのです。

そんな大切な存在です。

だから、こんな不幸な事件が信じられないのです。
どうして母親は、母親になれなかったのか、
父親が父親になれなかったのか。
いつもblogで拝見する皆さんもきっと理解出来ないと思っていらっしゃるでしょうね。

我が子をじっと見つめて、「もしもこの子が寒い車の中で、お腹をすかせて泣いていたら」なんて考えるだけで私は涙が出てきます。ぎゅ~っと我が子を抱きしめてしまいます。
普通は皆さんそう思われると思うのです。

でも、やっぱり年に何件か、こういった不幸な事件が起こります。
起こってしまった事はどうしようもないでしょうし、きっとご両親の後悔は想像を絶する物でしょう。
そして、私のblogを見てくださっている方は、本当に微々たる数かもしれません。
でも、伝えたいのです。
子どもの素晴らしさ、愛おしさ、その存在を、その気持ちを。
だから私は来年も書き続けます。

最後に、歳の瀬の寒い日に、一人寂しく亡くなっていった、たった6ヶ月の赤ちゃんのご冥福をお祈りいたします。