父親的生活

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聞き上手のススメ

2004-08-04 15:34:18 | 出産・育児
話を聞けない人が増えたというコラムを読んだ。
私も会社の若い子や、取引先の人で、上手く話を聞いてくれずにがっかりすることがある。
携帯やPCの様な便利なコミュニケーションツールが出来たからだと言えるだろうし、他にも理由はあると思う。
かくいう私も父の話は全然聞かない。途中で腰を折り、反論をする。
私の場合は”甘え”、”わがまま”だ。

最近の日本人は随分わがままになったという事なのだろうか。
確かに近所付き合いも上手く出来ない人が増えたのも事実だし、みんな好き勝手生きているイメージがある。
そのあたり、そうたのパパさんも不満らしい。

話は一成に変わるが、一成は本当に良く喋る。20分くらいなら平気で喋る。「あっぷ~」「うだぁ」「うきゃ」と。
私は向かい合って相槌を打つ。「ウン、ウン」「楽しいな、良かったな」と。
この間、いつもの様に一成が喋っているときに、私は相槌をやめてみた。
すると様子を感じ取ったのか、一成もおしゃべりをやめてしまった。

そうなのだ、こんな子どもでも、相手の反応をみて喋ったり、感情を表現したりしているのだ。

「スキスキ光線を出しなさい」 前の会社で営業コンサルタントの先生が仰った。「飛び込み営業では、相手との会話の中からきっかけを見つけ、相手に喋らせる事、笑顔を少しでも引き出せればこっちのモンです」
確かにそういう技術を身につけるためには、訓練も必要だろう。でも、我々の世代は、子どもの頃はまだまだ大勢で遊んだはずだし、便利なコミュニケーションツールも無かったから、体全部で相手と接していたはずだ。ケンカしたら握手して仲直りもした、向かい合ってゴメンネを言い合ったはずだ。経験しているはずだから、きっと今でも自然に出来るはず。
最近の子はメールで絵文字なんかつけて謝るのかな??明朝体やゴシック体に心を通わせる事が出来るほど、今のコミュニケーションツールは進歩していない。

「こちらの心が仏頂面では相手の心に水を差す」親会社のスローガンの一文だ。

私は相手に心を開けているのか?私も胸に手を当てて考えて見た。
相手に笑顔は送れているか?心はこちらが先に開いているか?

だから今夜も一成と話をしよう。
一成との会話はある意味よい訓練だ。
何を喋っているか判らない人と、笑顔と相槌で会話をする。


中国でサッカーの試合が行なわれてりるが、日本はすごいブーイングに会っているそうだ。
政府は遺憾を表明したらしい。私も正直良い気がしない。
でも、スタジアムは特殊な環境だ。街角や道端とは少し違う。
もし街角で中国の人に出会っても、殻に閉じこもってしまってはなんの進歩も無いと思う。
私たちも悪いのだ、だから私はぐっとこらえて笑顔でいたい。
”個人”に罪は無いのだから。


保険よりもムツカシイ話

2004-08-04 10:40:00 | 出産・育児
恋愛!
なんと素晴らしい響き。そして懐かしいコトバ。

私のblogに遊びに来てくださる方の多くは育児真っ最中の方々だから、多分「レンアイ」なんて言葉は引き出しの奥のほうに、大切に、そしてひっそりと仕舞っていませんか?
私も勿論その一人。一成が生れてからのあまりの時間の早さ、毎日の素晴らしい生活の中で、いつしか隅っこに追いやられていました。
どうしてこんな不似合いな言葉をお題にしているのか、それはのんのんさんの所に遊びに来ているユウ君に誘われたから

恋愛・・・多分これがなければこのblogは存在しなかったでしょうね。一成は生れて来ないから。恋愛と結婚、妊娠は決してイコールではないけれど、すべての始まりは恋愛だと思う。
しかし私に恋愛を語るほどの言葉はない。そして人によって様々だと思う。「私には恋愛がない!!」と言っている人でも、ある日突然それはやってきたり、今その真っ最中である人でも、それが必ずしも良い結果を生まない事もある。

でも、恋愛は大きなエネルギーであることは確かだ。私なんて10代後半からの10年間はそれが思考の中心であったし、行動の原点でもあったと思う。服も、私生活も、収入も、全ては恋愛に繋がっていた。
どんなに受身の人でも、恋愛をすれば動きます。動きに個人差はあると思うが、全く受身の恋愛なんて存在しないと思う。動かない人間を動かすだけの大きな力。それは仕事でも、スポーツでも、自己啓発でもない、特別な力だと思う。

子どもと対峙する日々の生活から抜け出して、ちょっと相手をゆっくりと見てみません?
私は今でも妻をゆっくり見るとドキッとしますヨ。
きっと思い出しますよ。ね、綿婚式のゆたぽんママさん。
考えたでしょ?、少しへこんだどんママさん。(え、お二人ともいつもラブラブ?それはご馳走様)

そして自分もそう思われるように、父親としても、夫としても魅力ある人間でいたい。


ちなみに、結婚当初は私が怒るとポロポロ涙を流して可愛かった妻も、最近は「お父さん怒りんぼだよね~」って、まだ「あっぷー」としか言わない一成を味方につけて反撃してきます。
いかんよ、息子を洗脳しちゃ